誰かからもらう花束は素敵だ。
でも、自分のために自分で買う花束はもっと素敵だ。

夏の話。
天気の子を観るために、映画のチケットを購入。夏休み中だし、話題作だし、混雑を予想して先にスマホで席を選んで、チケットを購入。カード決裁。






実家の祖母は、ヤクルトを購入している。
たまたま配達の場に出くわした。
配達員さんは、「次のリハビリはいつなの?」、「台風気をつけてね」と祖母に話す。
「次の配達は◯日になりますね。」
ヤクルトが女性から祖母に手渡しされる。
もちろん、現金で支払い、おつりを受け取る。





私は、この様子を見て、なんだかハッとしたし、ホッとした。








ヤクルトを飲む。それだけではないのだ。人から人へ商品が、手渡しされること。あの配達員さんの少しの会話。それも全て含めて、価値があるのだ。





映画の日、専用の端末でチケットの登録番号を入力して、映画のチケットは、待ち時間ゼロですぐ発券。その映画館は新しいため、窓口はなく、当日その場でチケットを買うにも、端末で購入する。とても効率はいい。










「この時間の〇〇の映画を大人〇枚で」と店員さんに少し緊張して伝え、どこの席にしようかな。。とウキウキしながらも、あまりに迷いすぎて、店員さんの顔色を伺ってしまったり。。そういう光景は、なくなりはじめているのだ。




ヤクルトの配達員さんと祖母の様子。
映画のチケット。










そうそう。最近似たような事があったなぁ。













BUMP OF CHICKENのアルバム 「aurora arc」を聴きたくて、でも、なんだかアマゾンでポチっとしたくなくて、CDショップ2件目で購入。







友人と日帰り旅行の途中。
電車の中、「aurora arc」がすごく良かった!と伝えたら、友人はスマホからすぐアルバムをまるごとダウンロードした。
友人は、月額制の音楽サイトを利用している。
私は、BUMPの曲を聴いてもらえて、嬉しいはずなのに、なんだか、ざわざわした気持ちになった。








CDショップで、CDを買って、
ウキウキしながら、歌詞カードを眺めながら、、
1曲ずつ聴いていく。私の定番の音楽の味わい方。(最近はアマゾンで買うこともある。)







私は、好きなアーティストのCDは、データではなく、CDを買ってから聴きたい。こだわりという、かっこいいものでもなくて、それが好きなのだ。
私にとってCDケースの材質、デザイン、歌詞カード、CDのデザイン、CDの帯に書いてある言葉。それも、たのしみのひとつなのだ。













気軽に音楽をダウンロードできて、
色々聴くことができる。さまざまな音楽との出会いの可能性。




     






CDショップとアマゾン
CDとダウンロード











どっちがいい。わるい。の話ではなくて。












    いま、私たちのほんとに気づかない間に、気づかない隙に、すごいスピードでいろんなモノがとても便利になってきていて、そして、いろんな人、モノ、時間がショートカットされ、色々な当たり前が当たり前じゃなくなってきている。


どれだけ、お得に、安く、早く、、、。
私は少し疲れている。















    そんな今だからこそ、大切にしたいこと。






















面倒くさいけど、合理的ではないけど、損するかもしれないけど

「私はあえてこれを選びたい。」

周りに要領わるいとか、下手くそとか言われても、
 「私はこのスタイルが好き。」




「何を選ぶか」より「なんだか、こっちが好きだから」という心の動きに素直に動くことを、大切にしていきたい。








そして、周りの人にも、「そんなくだらないことを。」「まだそんなめんどくさいことを。」「それ意味あるの?」とか気軽に言い放つようなことをせず、
「なんで、それを選んだの?」
「なにがあったの?」と聞ける、


もしくは、(この人はなぜそれを選んだんだろう)  (この人はなにがあったのだろうか)と
想像してみる



そんな、やんわりした大人になりたい。





 最終アルバム  aurora arc

を通勤途中の車内で聴いてきて、

浮かんだ言葉。



なんだか、なつかしい楽曲。




         あの人は元気かな?



きづいたときには、そばにいて、

歳を重ねる過程で生まれるさまざま悩みに寄り添ってくれる。



安心感とすこし、前を向く力をくれる。




たまに引っ張りだしては、その香りに、

安心する。






あなたにとって、あの人は、あのアーティストは、あのメロディは、

コーヒーかもしれないし、毛布かもしれない。いちごかもしれない。





私にとって、BUMP OF CHICKENは、

心のオロナイン。