『こっちに帰ってきて』


『言いたいことがあれば言って。お願い直すから』





私はいつも決まって「NO」と答えている。

帰れない訳では無い。

独り身だし、帰ろうと思えばいつだってそれが叶う。



私は実家に帰りたくない

もう二度と



あなたとまた

暮らしたいと思わないから



その為に貴方の反対を押し切ってまで出たんだから。台無しにしないでよ




あの頃、子供なりに

‘正当性’を伝えたつもりでも

二言目には「屁理屈はいいの」「親になんてこと言うの」と。



心底お前が

子供の気持ちに沿って話し合ったことがあったんでしょうか。


どんな事も牽制してたお前が

何を


ふざけた事を言っているのか。





もういいんだ。



あの時にされた想いはもう消えない

貴方は変わらない。

私は諦めた。

それでいい。



父と弟は家を出た。



私も実家を出ましたけど、

長女として今もこれからも、君とは普通に話すし、休暇の度に帰っているから文句はないだろう。



貴方の相談にもちゃんと乗っているだろう

良い子でしょう?