強迫性障害(確認強迫)克服20の知恵
大阪堺カウンセリングルームのどか。心理カウンセラーの武田秀隆です。
確認行為をやめられなくて、何回も繰り返してしまうと、心も体もヘトヘトに疲れてしまいますよね。
私も以前はそうだったのです。
確認地獄の悪循環から抜け出せなくて、たまらなく苦しい経験をしました。
そんな私が薬を使わずに確認強迫を改善した際に心がけていたを20の知恵を今回紹介します。
【確認方法について】
1.確認はしっかり1回がベスト。
焦って何回も確認するより、ゆっくり一回のほうが確認した記憶が残りやすいのです。
2.最大2回までにすべし。
3.3回以上の確認は逆効果。
3回、4回、5回と確認すればするほど記憶が曖昧になるのです。そして確認に自信がなくなってさらに確認したくなるという悪循環にはまりやすくなるのです。
4.家族に確認を求めない。
家族に確認してもらうと安心できますが、家族に頼ることが儀式化すると自立から遠ざかってしまうことがあります。絶対にしてはいけないとは言えませんが、できるだけ頼らずに頑張ってほしいと思っています。
【強迫観念を迎え撃て】
5.強迫観念の正体は、脳から送られてくる間違った命令だ。嘘の命令だ。ニセモノの警報だ。間違ったメッセージだ。
6.三回以上の確認衝動は脳からの「間違った命令」と断定せよ。
7.「もう一回確認したらスッキリするぞ」「もう一回しないと大変なことになるぞ」という命令や脅しは、脳の誤作動のしわざと知るべし。
一時的に脳の眼窩皮質や帯状回が誤作動して「間違った命令」を送っているにすぎないのです。
8.確認したいのは私ではない。「間違った命令」のしわざで、そう思わせられているだけだ!
9.強迫観念は「間違った命令」、「偽物の警報」だから無視せよ。
10.強迫観念は徹底的に無視して弱らせよ。(無視こそが最大の武器である)
11.「間違った命令にだまされてたまるか」「こいつは私を騙そうとしてるだけだ」「従ってたまるか!」という気迫を持て
12.「強迫観念が必ず脅してくるだろう」と心の準備をしておき、「かかってこい!無視してやる!」という気迫を高めておく。
13.少なくとも15分は反応せず強迫観念を弱らせよう。弱らせてから無視すればいい。
14.強迫観念に従うと、間違った命令を出す脳の神経回路が強化されてしまう。だから無視しなければいけない。
強迫観念を無視することで脳機能が正常化する。
15.回想(思い出し確認)は禁止。
「ああやって確認した」「こうやったから大丈夫」 と記憶をたどって回想をしたくなりますが、 これも繰り返すほど細部まで 思い出せなくなってかえって 強迫観念に火をつけてしまうのです。
【不安への対策】
16.かすかでも確認した記憶があれば絶対大丈夫!と信じよ。
17.不安を完全に消そうとするな。雲のように心に浮かべたままでよい。
【気持ちの持ちよう】
18.強迫観念に負けても次勝てばいい。勝率を上げていこう。
19.強迫性障害の自分に劣等感を感じなくていいんだよ。自分を責めないでね。
20.克服するためには「絶対に克服するぞ」という強い覚悟が不可欠だよ。
確認行為を減らし、強迫性障害を治すコツはまだまだたくさんありますのでつらい症状でお悩みの方はいつでもご相談してくださいね。
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