【とにかく自分を責めないことです】
南大阪・堺カウンセリングルームのどか
心理カウンセラーの武田秀隆です。
今回お伝えしたいメッセージは
「とにかく自分を責めないこと」
自分をずっと責め続けていませんか？
「私はいつもダメだ・・・」
「私には何もない・・・」
「他のみんなはうまくやってるのに・・・」
と何度も何度も、
頭の中で自分のことを責めていませんか？
自分のことを責め続けていると、
ネガティブな感情に嵐のように襲われて
苦しいですよね。
どんどん悲観的な気分になって
たまらなくなりますよね。
だから、どうか、自分のことを
これ以上責めないであげてくださいね。
自分に対して評価的ではなく
寛容的でいてくださいね。
【あっ、自分を責めているなと思ったら】
過去の自分を思い出して自信を失ったり
することはありませんか？
また、未来の自分には希望がないと
思ってしまうことはないですか？
「こんな人生に意味はない」
「もう消えてしまいたい」
という気持ちが溢れるように
出てくることはありませんか？
そんなとき、あなたはきっと
「私はぜんぜんダメだ」
と自分を責めていると思います。
自分に対して評価的になっているのですね。
自分のことを厳しく裁いているのですね。
「あっ、自分を責めているな」と思ったら、
すぐに責めるのを止めましょう。
自分のことを評価するのを止めましょう。
自分を裁く思考を止めましょう。
【呼吸法も効果があるよ】
「過去の自分」を思い出したり、
「未来の自分」に不安を感じて、
自分を責めてしまうときってありますよね。
そんなときは心が「過去」や「未来」に
とんでしまっているのですね。
「過去」や「未来」にとんでしまった心を
「今」に留めることができると、
心が静かに落ち着いてきます。
そして
そのためには「呼吸法」が有効です。
鼻からゆっくり空気を吸い込みましょう。
五感を澄ませて吸う空気を感じましょう。
・「スー」という音に耳を澄ませましょう。
・空気が鼻を通るときの
冷たさを感じてみましょう。
・お腹がゆっくり膨らんだり
するのを観察しましょう。
思考を止めましょう。
ただただ呼吸を感じましょう。
吸う息の音、冷たさ、匂いなどを
集中して感じ取ってみましょう。
そうすることによって
心が「今」に留まってくれるのです。
そして「吐く息」に合わせて、
「過去と未来の分離～」
と唱えてみてくださいね。
声に出さなくていいですよ。
頭の中で息を吐きながら、
「過去と未来の分離～」と
唱えてみてくださいね。
「過去と未来の分離～」
という言葉は、
心が「過去や未来の自分」に
とんでいくのを防ぎ、
「今・ここ」の自分だけを
感じるのを助けてくれます。
「今・ここの自分」だけを感じると、
ネガティブな感情の嵐が静まって、
気持ちが落ち着いてきますよ。
まずはいっとき
自分を責めるのをやめる。
そのことがとっても大切だと思います。
お一人で悩んで生きづらさが続く場合は
いつでもお話を聴かせてくださいね。
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