この仕事をしていると、
お客様の氏名の漢字を聞くことが、よくあります。
例えば、「拓哉」様というお名前の方、
拓の漢字はいいとして、問題は、『哉』です!
お客様に漢字を聞いた場合、ほぼ100%近い確率で、
『キムタクの【哉】です』
と答えます。
私がこの仕事を始めた5年以上前までは、
『志賀直哉の【哉】です』
と説明してたであろう年配の方々も、
最近では、志賀直哉が通用しなくなり、
1番手っ取り早いキムタク方式で説明する方が多いです。
さすが、キムタク!
老若男女問わず、認知度抜群なのが、こんなことからもわかります!
でも、時々…
『キムタクの【哉】です』なんて、言えない…
とか、公式な場で(?)、そんな風に言ってはいけない…
または、説明がめんどくさいから、とっとと言いたいけど、
恥ずかしくて言えない…
もしくは、キムタクなんて言ったら軽い人間だと思われそうだから、
オトナとしてちゃんと説明しないと…
と、悩んでる感満載な真面目なお客様もいます。
でも実は、そんな時、私も、
『木村拓哉さんの【哉】ですか?』
…と聞きたいのをグッと我慢してます(笑)
それこそ、真面目な私は、(爆)
オペレーターとして、そんな事は言ってはいけない…
と、きっと【哉】という漢字だろうな…と確信しつつも、
ひたすらお客様の説明を待ってます。
この漢字の、いわゆるオペレーターとしての正しい説明方法は、
(実際、正しい漢字の説明集なるモノがあるのかどうか知りませんが…笑)
『培栽の栽の字の木を口に変えた【哉 】です。』
…みたいです。
もちろん、私は、一度も言ったことはありません…(^^;;
なんだか、まどろっこしくて、この先もきっと言う機会はないでしょう…
この漢字を名前に持ってるのは、ほとんどが男性だと思われますが、
やっぱり…
『木村拓哉さんの【哉】ですか?』
って聞いたら、オペレーターとして、ダメですかねぇ…?!
いつか、一度、口に出して、言ってみたいセリフの一つです!
(≧∇≦)