「ふじぬまさん、周りの人は
どんどん先に進んでいるのに、私だけ課題が全然終わらなくて……」
先日、個別セッションで
お話ししたクライアントさんが、
そんなお話をされていました。
ビジネス講座に入ったものの、
講師や同期のスピード感についていけない。
毎日出される課題をこなすだけで精一杯。
気づけば周りはどんどん成果を出しているように見えて、
自分だけが取り残されているような気がする。
私もかつてはそんな気持ちをたくさん味わってきました。
もし今、あなたも同じように
「早く結果を出せない自分」を責めているとしたら、
少しだけ私の話を聞いてみてください。
仕事が嫌になる一番の原因は「数字の追っかけ」
世の中の起業塾やビジネススクールでは、
よくこういう目標が掲げられます。
「3ヶ月で月商100万」
「1ヶ月でフォロワー1,000人」
もちろん、期限を決めて
短期集中で走るのが得意な人もいます。
ゲーム感覚で数字を追うのが好きなら、
そのやり方で何の問題もありません。
けれど、
そうではないタイプが無理やり
そのスピードに合わせようとすると、
確実に息切れを起こします。
一番もったいないのは、
成果が出ないことではありません。
数字に追われるプレッシャーのせいで、
「人の役に立ちたい」
「自分の経験を活かしたい」
と思って始めた仕事そのものが
嫌いになってしまうことです。
「とにかく早く稼げるようになれば、後から楽になるはずだ」
そう信じて無理を重ねた結果、
売上が立つ前に心が折れてしまい、
発信すら怖くなって辞めていった人を、私は何人も見てきました。
嫌悪感や焦りを抱えたまま走っても、
そのやり方は絶対に長続きしません。
置かれている環境が違えば、走るスピードも違って当たり前
そもそも、冷静に考えてみてください。
自分の時間のすべてをビジネスに使える人と、
朝から晩まで家族や子どものために
動き回っている人とでは、持っている条件がまるで違います。
私自身、高校生と小学生の娘がいて、
日々の家事や食事の支度も妻と手分けして担当しています。
娘の学校行事や体調不良、家庭の予定が入れば、
予定していた仕事の時間がごっそり削られるのは日常茶飯事です。
ましてや、
一人でお子さんを育てているお母さんや、
ご自身の体調の波、ご家族の介護などを抱えながら
挑戦している方なら、なおさらです。
背負っている荷物の重さも、生活の形も一人ひとり違う。
それなのに、全員が同じ「1ヶ月」「3ヶ月」で
同じ結果を出さなきゃいけないなんて、どう考えてもおかしな話です。
結果が出るまでに時間がかかっているのは、
あなたの能力や覚悟が足りないからではありません。
あなたが「自分の大切な生活」をきちんと守りながら進んでいる証拠です。
じっくり進む人ほど、足腰の強い仕事になる
私のところに来てくださる方の中にも、
短期間であっという間に大きな成果を出す方がいます。
その一方で、最初の10万円を形にするまでに1年、
あるいは数年かけてじっくり向き合う方もいます。
そして現場を長く見てきて感じるのは、
時間をかけて自分の歩幅を崩さずに進んだ人ほど、
後から崩れにくいということです。
派手に打ち上げ花火を上げるようなやり方ではなく、
一歩一歩、自分の土台を確かめながら進んできた人は、
お客様との信頼関係も深く、何年経っても息の長い活動を続けられています。
誰かの決めたカリキュラムや、
他人の成功スピードに自分を無理やり押し込む必要はありません。
あなたが目指しているのは
「誰かとスピードを競うこと」ではなく、
「目の前の人に喜ばれながら、
無理なく長く続いていく仕事を作ること」のはずです。
今日、もしSNSを見て焦りそうになったら、
ノートの端にこう書いてみてください。
「私は今、誰のスピードで走ろうとしているだろう?」
他人のレースから静かに降りて、
歩幅を自分のサイズに戻すこと。
それが、結果として一番遠くまで、
息切れせずに歩き続けるための近道です。
他人のペースに振り回されず、
あなたの生活や人生経験に合わせたコーチングを育てていきたい方は、
こちらの無料プログラムを覗いてみてください。
noteは、週4回(月・水・金・日)配信しています。

