先日、約半年間抗がん剤治療の際お世話になった皮下埋込型ポート(CVポート)を抜く手術をしてきましたー!


私がポートを入れた理由、手術痕、ポートを入れる手術の様子などなどはこちらのブログからどうぞ⇒


ポートは抗がん剤でなくとも他の点滴をする際に使えますので、
治療後もずっと体に入れておいても大丈夫だそうです。

時々ポートに生理食塩水を流さないといけない様ですが。(フラッシュ)



ですが私は、

・ぽこっとしててビジュアル的になんかやな感じ!

・再発の準備してるみたいでいや!

という想いから、寛解したらすぐ取ろうと決めていました。

また、ポートからウイルスが入って熱がでやすいみたいです。
今月中旬の高熱も、ポートからのウイルスだったかもしれません。


以下、ポート抜去手術についてまとめます!


①手術時間

15~30分といわれましたが、
実際は20分ほど。

②麻酔

局所麻酔にて。

③手術人数

ポートを入れる手術は助手さんも入れて6人くらいいたと思いますが、除去手術はなんと2人の外科医のみでした!

(メスをいれる先生と、サポートの先生。
サポートの先生はポート入れる手術のときもお世話になりましたが(手術中怒鳴ってた先生ではない)、
執刀の方の先生は初めて。)


④手術前に言われた注意事項

・マニキュアはとってくること。
・すっぴんでくること。
・コンタクト不可。メガネでくること。
・朝食は普段の半分くらいの量で。
 水分は朝食以降とらないこと。
 うがいは可。
 (↑13時からの手術でした)

ということで、すっぴん×メガネという最悪のコンディションで行くはめに。


⑤手術の流れ

手術予定時刻の30分前に病院へ。

オペ着に着替えて、ウィッグを取れと言われる。
(注意なので、医療用帽子を忘れずに!念のため持ってきておいて良かった~(^_^;)

血圧、身長、体重測り、問診を経て、
いざオペ室へ。


ディズニーの可愛いオルゴールミュージックが流れてて、
落ち着くよう努めて下さってるのを感じる。ご配慮嬉しい。

が、残念ながら本人ガチ緊張。笑


医療用帽子の上からシャワーキャップみたいなの付けられる。
なので、私の男らしい短髪を見られずにすむ♪


執刀医(先生Aとします)がくるまで、
サポートの外科医(先生Bとします)と軽くお話。

緊張してますか?
治療大変でした?
などなど。

ポート抜くのは入れるときよりもずっと簡単だから安心して♪
と励ましていただく。


先生A登場。
軽く話して、
「○○とってくるわ!」
といってまた去っていく。


先生Bによると、
「先生、一番細い目立たない糸使うみたいだわ!よかったね!」
とのこと。

せんせーーーーい(T-T)ハート



首を左に曲げて、
手術の様子が見られないように布かけられて(ポート入れるときと同じ体制)、
そして、手術スタート。


※ここからは手術の様子を事細かに書きます。
手術前で無駄にビビりたくない!
グロいの無理!!
という方は、戻るボタンを!




続けます。

ポート付近に麻酔の注射を何度か打たれる。
薬が入っていくとき、じわーと鈍い痛み。


麻酔がきいて、電気メスで切られる。
皮膚が焼けるにおい、音(ばちばち音)。

ぎゃー!
めちゃくちゃ怖い!!!!
早く終わってくれ!!と、心の中で叫ぶ。


あ、すみません。
ポート入れる手術に関する記事にも書きましたが、
わたくし大変BIBIRIであります。


続けます。
指でなにやら先生Aがぐにゅぐにゅやってるのを感じる。
そして、むにゅむにゅっと、首したあたりからポートが体から出て行くのを感じる。

麻酔してるので痛くはないですが、
その感覚がめちゃくちゃ気持ち悪くて
「いー!!」ってなる。笑


「いまポート取りましたからねー!」
と先生A。
ちょっとほっとする。
しかしまだまだ変な汗と共に緊張が止まらない。


ここで先生Bが新婚で幸せの絶頂にいるという話題になる。

先生Aが「いいよねーくそー」「おてもさんだってもてるでしょー?」とおっしゃる。


「いやいやいやいやいやわたしは本当に何もないです(切実)」
と答えながら

え、先生A独身???
医者、しかも外科医なのに!
顔もかっこいいのに!!

と、男性2人の前で右乳まるだしの女がここでときめき出す。笑

が、すぐに手術の恐怖で我に返る。
医者と恋バナ続けたいけど、
恐怖で話が入ってこない。泣


急に痛みを感じ出す。
痛かったらすぐ言ってねと言われていたので、
痛みを伝えると、「あ、ごめんね」と先生A。

謝るだけなんですね!!!笑


ちくちく縫ってる感じが続く。
時折ぐっとおされる。


そして
手術は無事終わったのでした。


血圧を計り、帰宅。
先生Aの名前をFacebookで検索すると
既婚であることが判明する。


ちーん。


なんやねん!笑



⑥手術後

3日間抗生物質を飲む。
動くと少しピリッと痛みはあるが、痛み止め飲むほどではない。
ジムはしばらくおあずけ!



…以上がポート抜去手術レポートでした☆



手術痕の写真も載せたいのですが、
術後から一週間はガーゼ貼っておいてといわれているので、
それはまた後日に。



抗がん剤から血管を守ってくれたポート。

胸元に手術痕がついちゃったのは悲しいけど、
(今や服はタートルネックばっかりです)
ポートを入れた事に後悔はありません。
おかげで、血管痛から逃れられたよ。


約半年間ありがとう、
ポート!!!



★結論★
1. 先生の言うとおり、
ポートは入れるよりも出す方が手術は簡単な感じではあったが、
やはり手術は恐怖。

2. すてきな人は既に結婚している。







おてもokame