今回で、「闘病の支え」シリーズは最後です(^O^)v







「バガボンド」

by 井上雄彦先生キラキラ



剣豪・宮本武蔵を主人公とし、
戦国末期から江戸時代の転換期、剣の終わりがけを舞台にその青春期を描いた、

かの有名なスラムダンクの著者である、
井上先生の作品のひとつです。 
(Wikipediaより)



兄が買っていてずっと実家に置いてあったのですが、
ちびまる子ちゃんとかクレヨンしんちゃんとかゆるーいほのぼのギャグ漫画ばかり読んでいたわたしにはちょっと違うかなーと思い、読んでいませんでした。


ですが闘病中になんとなく手を伸ばし読んでみたところ、
とんでもなくどハマリしたわけです。笑

夜中まで読む手が止まらず、
「誰かわたしを止めてくれー笑い泣き」と言ったことも。笑



武蔵が剣における天下無双を目指していくのですが、
剣術とともに、自分自身の在り方も模索していくのです。

その武蔵の姿が、どうも病気と闘う自分と重なってしまって。
武蔵も、度々自分の心の弱さと闘うんですよね。

武蔵が強くなる度、
わたしも強くなった気分でした。笑



登場人物もまた、良いこと言うんですよ。


ぐっときた言葉は書ききれないほど沢山あるのですが、
その中で特にわたしが支えられた言葉を3つあげます。


「闇を知らぬ者に光もまた無い」

「強い人は皆優しい」

どちらも沢庵のことばです。


「試練は何のために与えられると思う。
もっと強く大きくなるためだろう。」

植田良平のことばです。


治療中、つらくて心が折れそうになったとき、
バガボンドの言葉にはすごく励まされました。井上先生には心から感謝しています。

バガボンドはまだ完結していないので、
続きが楽しみすぎです!!




また闘病の支えとして、
好きな芸能人を応援したり、会いに行くのもとても良いと思いますよ!


この間行った個室美容室の美容師さんも抗がん剤経験者の方だったのですが、

その方も某ジャニーズさんの大ファンでその方を応援することを治療の支えにしていたとのことでした。


私の場合は、椎名林檎の大大大ファンで
ちょうど行く予定であったライブが治療終盤の時期だったので、
「治療頑張ったら林檎に会うんだ、
生歌を聴くんだ!!」
と自分で自分を励ましていました。
(ファンでありながら椎名林檎のライブは初でした。)


そして、ブログには書いていませんでしたが無事ライブに行くことができ、
治療中とても力を貰い、支えられた椎名林檎のうたの数々を生で聞き、
「本当に生きてて良かった」と涙がでました。

実は「闘病の支え」シリーズとして、椎名林檎のことも途中までブログに書いていたのですが、
愛の深さ故ただの自己満ブログになってしまったので、あげるのを辞めました。笑



このブログを読んで下さってる闘病中の方も、
ご自身の支えを見つけて、どうか乗り越えてください!

うた、映画、ゲーム、本。
まわりには、強く生きようとする人を応援するものであふれてます☆






おてもokame