ブスOLの駄メール改善講座 1 件名ブランクの女 | Happy OL編集部オフィシャルブログ「HAPPY LIFE」Powered by Ameba

ブスOLの駄メール改善講座 1 件名ブランクの女




続く限りやってみよう(はぁと)と始まってみたゆるっと連載「Happy OLのオシゴト術」。

しばらくはHappy OLらしい好感度の高いビジネスメール文書ってどんな? について、
考えてみたいと思います。

題して
ブスOLの駄メール改善講座。

です。

さて。

メールは

チーム全員にすばやく一斉に通達ができる
やりとりを履歴として残せる
コストが抑えられる

などの理由から、
メールはビジネスでのコミュニケーションツールとして欠かせないもの。
それゆえ、これでしくじると、

なってねー!

と思われてしまいます。

お送りした相手に、バーカ、バーカ、ブース、ブースと悪態をつかれているかもしれません。
怖いですね。
しくじりたくないものです。


しくじらないために、私たちはどうすればいいのでしょう。

まずは
ビジネス人にとって、メールがいかなるものであるか、
ということを、理解し、肝に銘じることです。

はい、ここで、みなさんに質問です。

あなたは一日に、何件のメールを受け取るでしょうか。

一般的なビジネスマンの1日の受信メール数は、なんと500件にもなるそうです。

出社して朝一番の作業が、受信箱に届いた膨大なメールのチェックと仕分け対応
という働き女子も多いのではないでしょうか。

もちろん、いや、私はそんなにメールを受け取らないです、という人もいるでしょう。

しかし、あなたが何件のメールを受け取るかどうかは、実はどうでもよいのです。

大切なのは、あなたがメールを送った相手は、
1日に500件くらいのメールを捌いているかもしれないということです。

これはとてもとても大変な作業です。
サクサクとやっつけたいと考えるのが人情ですし、
逆に、つまずくとけっこうなストレスになります。

では、想像してみてください。

サクサクとやっつけるために、優秀な人はどのようにメールと対峙しているでしょうか。

ズラリと並んだ「件名」を目視して必要なメールとそうでないメールを仕分け、
読むか削除するか瞬時に判断するのです。判断したいのです。

なのに、唯一の判断基準となる「件名」に何も書いていなかったらどうでしょうか。
「件名」がブランクだと、メール本文に何が書いてあるかわかりません。
わからない、という現象は人を不安にさせます。

そのため、

当然、まず、

あぁ? と思いますね。

そして、送信者の欄に視線を動かし、名前を見ます。ひと手間です。

そのお名前が、取引先のお客様や上司の方であれば、
立場上、イラりとする気持ちを抑えてメールを開きもしますが、
そうでない場合、ストレートに「んだよ!」という感情がわきあがります。

人を無駄にイラつかせてはいけません。

以前、ちょいちょい件名を書かないでメールを送ってくる人に、
どうして件名を書かないの? と聞いたことがあります。

すると
「件名、ってつまりタイトルってことですよね? 
自分が書いたものにタイトルをつけるのっておこがましい感じがして気恥ずかしくて…。
たいしたこと書いているわけじゃないし…」
という返事が返ってきました。

なるほど、なんて奥ゆかしい…。


と感激したわけもなく、

たいしたことじゃないなら、送ってくんな! 

と、
言いませんでしたけど、思いました。

「件名」は受信者がそのメールを読むか読まないかを判断する大切な基準です。
ちゃんと書きましょうね。

次回は「書きゃいいってもんじゃねーよ!」という視点から、
「愛される件名の書き方」について考察していきます。