この前東京に行ったとき、とっても夜景がきれいなお部屋でした。

 

一緒に行った母が先に広島に帰ってから

 

夜、ホテルの部屋で心ゆくまで外の景色をぼーっと眺める。

 

(やっぱり誰かと一緒だと落ち着かないので。笑)

 

 

 

 

 

 

このとき、これまで何度か感じたことをまた思う。

 

東京の夜景って、どうして苦しくならないんだろう??

 

 

 

 

 

 

昔から、自然に触れられない空間が苦手でした。

 

簡単に言うと「人間が作ったものしかない場所」が苦手。

 

大きなモールやデパートの中に長くいると

 

息苦しく感じたり、蛍光灯の光がまぶしくなって早く外に出たくなった。

 

 

 

 

 

 

だけど、東京の夜景は本当に大好き。

 

ずーーーっと見ていられる。

 

 

 

 

 

 

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無数にあるビルのひとつひとつも

 

たくさんの車が行き交う道路も

 

遠くに見える東京タワーも

 

「人間が作ったもの」なはずなのに

 

なぜかそれらを上から見ていると、自然を見ているのと同じ感覚になる。

 

 

 

 

 

 

これって、なんでだろう??

 

これまで何度か感じたことがあるけど、目の前の美しい景色を見ることに夢中で

 

答えを出したことがなかったな。

 

 

 

 

 

 

なんでだろう?

なんでだろう?

なんでだろう?

 

なぜ、東京の夜景を見ると「自然」に触れている感覚になるんだろう?

 

自然を見ていると「永遠」を感じるけれど、

 

東京の夜景にもまったく同じようなものがある気がする。

 

 


 

 

 

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寝る前に外を見ながらそう考えていると、

 

それぞれのビルの頂上で点滅している赤い光が、心臓の鼓動みたいに見えてきた。

 

「生命」という言葉が浮かんでくる。

 

 

 

 

 

 

そうしたら、

 

なぜ、東京の夜景を見ると「自然」に触れている感覚になるんだろう?

 

この疑問の答えが分かった気がした。

 

 

 

 

 

 

東京の夜景からは「生命」を感じるんだ。

 

近くで見ると確かに「人工物」なのだけど、高い場所から全体を見たときに

 

その全体がひとつの命に思えてくる。

 

 

 

 

 

 

自然の風景に永遠を感じるのは、

 

生まれては死んでいき永遠に続いていく命の流れをそこに見るからだと思ったのだけど

 

東京の夜景から永遠を感じるのも、そこに生命を感じるからなんだ。

 

生まれて、死んで、また生まれる。

 

そんな生命の循環を想うとき、永遠に存在している魂の存在を見ることができる。


 

 

 

 

 

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朝はピンクの空に富士山がきれいだった。

 

 

 

 

 


そんなことを感じるのもきっと、高い場所から「全体」を見ているからなんだろうな。

 

「もし神様になったら、こんな気持ちなのかな。」

 

と、思う。

 

 

 

 

 

 

人間の目線からは「個」がよく見える。

 

それぞれがバラけて見える。

 

「限りある生」が見える。

 

 

 

 

 

 

神様の目線からは「全体」がよく見える。

 

全てが繋がってひとつに見える。

 

「永遠の魂」が見える。

 

 

 

 

 

 

東京の夜景は「神様の視点」を思い出させてくれる風景。

 

それは「本当の私の視点」とまったく同じこと。

 

だからきっと、こんなにも大好きで

 

ずーーーっと見ていられるんだと思った。

 

 

 

 

 

 

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