今日は短答答練なのですが、都内には行かず、後日、問題用紙が届くのを待ちます。
■ 娘のピアノ
昨日、娘の髪を切ってもらいに行きました。
久しぶりの美容院。
といっても、毛先を切るだけ。
いちおう私が付き添ってきました。(さすがに夫が女の子のヘアカットについて行くのは不安だということで。)
その帰り、目の前に楽器店があり、そこで音楽教室の募集の張り紙をしていました。
それを見た娘が、「ピアノ通いたい」と。
今までは、公文と同様に毎日の練習があることを教えていたので、「公文でいっぱいだからピアノまでできないから今はいいや」というのが、娘の考えでした。
その娘が「やりたい」と言ったのだから、これはちゃんと毎日ピアノの練習時間を作る考えがあるということです。
「で、なんでピアノやりたいと思い始めたの?」と聞くと、「ちゃんと指の形をできるようにして、指の順番もできるようになりたい」「ピアノが上手になりたい」と言ってきました。
今までは「楽しく弾けているからピアノ教室はいいかな」だった気持ちが、そこから変化したようです。
そのことを帰宅して夫に伝えると、「いいんじゃない」と二つ返事でしたので、その音楽教室をホームページで調べることにしました。
残念ながら、希望の土曜日には教室がないので、近隣のショッピングモールにある楽器店が開いているピアノ教室を見つけ、そこに目星をつけました。
いつもは確定的な情報がないと決断をしない夫が、いいよ、いいんじゃないで、とんとん拍子で体験まで決まりました。
ちょっと月謝が高いのですが、内容が抜群にいいです。
まず先生がトップレベルの音大出身で、経歴を見るとコンクールなども出ていた方のようです。
逆に「楽しく弾く」一般のキッズピアノに、どれだけ寄り添えるか、相性はどうか、という問題はあるにしても、基礎力をちゃんと身につけたいという娘の希望には合うように思います。
あとは、グランドピアノでレッスンが受けられる。
実は我が家には、電子ピアノしか置いていないのです。
実家には私のアップライトがあるけれど、夫は、賃貸ゆえの置き場所と音量にNOを出しています。
いちおう鉄筋RC構造なので、音漏れがしにくく夫も自分のトランペットはミュートをつけて吹いて、ほとんど音漏れしないことは確認していますが、ピアノは吸音ボードがあると言ってもダメだと言います。
えー・・・ピアノよりトランペットの方が、デシベル(db)が大きいから、トランペッターにダメと言われて私は納得がいかないのですが。
なので、練習環境が十分とは言えないので、レッスンがグランドピアノということに嬉しい私なのです。
アップライトも大好きなんですが、グランドピアノの打感というかタッチ感、圧や強さで音色がグッと変わる良さ、まさにピアノは打楽器だったんだという、響きの素晴らしさ。
グランドピアノには、弾く人を幸せにする力があります。
基礎スタートの娘がそこまで気づくことはないかもしれませんが、「ピアノの良さ」を体感できるのは良い機会なんだと思います。
私は技術力がないので、グランドピアノを思うように響かせられないので、娘が基礎力も技術力もしっかりと土台を身につけて、その世界を開けるようであれば、奏者としてこんなにも幸せなことはないと思うんです。
ちなみに実家のアップライトは、昭和30年代のもの。
ペダルが2つの時代のYAMAHAのピアノです。
このピアノがまた良い音色を出すんです。
今はもう使われなくなった天然木材をふんだんに使った時代のピアノなので、マニアにはかなり好まれているアップライトなんですが、私もそれには納得です。
私が弾かなくなっても定期的に調律してもらっていましたが、ここ15年ほど調律していないので、弦やハンマー部分が大丈夫か心配なのはありますが、補修できるところまで面倒見て、できる限り使いたいピアノです。
私も練習不足で技術力が身についていないので、いろいろ落ち着いたら大人のピアノを開始したいと思っていたのが、なんだか身近になってきました。
ってことで、合格したら買いたいもの・・・
実家のアップライトの運搬、調律、補修。
吸音パネルまたは防音ブースの設置。
防音室のアビテックスなら、夫もトランペットをミュート付けずに吹けるしね。
あと書棚も天井張りでくくりつけたいし。
こんなに重量があると、賃貸なら1階じゃないとダメかな。
うーん、たとえ合格しても、そうそう簡単には叶わない気がしてきました(笑
ここのところストレスを感じていましたが、ピアノのことや音楽のわくわくを思い出して、一気に幸福感に浸れたのは良かったです。
ストレスもふわっと消えました。
さてさて、昨日はピアノ以外でもバタバタしたことがあったので、今日はピシッと集中です。