製造業らぶ | 子育てしながら◆公認会計士試験◆

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いきなりですが、私は「製造業」が好きです。

 

一番というわけではないですが、好きです。

 

 

一般的な製造業のイメージは、どんな感じなんでしょう。

 

半沢直樹のお父さんの工場のように、個人オーナーの工場とか、金型や旋盤の加工とか。

 

あるいは、食品工場のように、レーンを流れてお菓子が出来上がっていくとか。

 

 

私のイメージしている製造業は、どちらかというと規模がお大きくて、上場企業の工場。

 

大泉洋さんが主演していた「ノーサイドゲーム」の工場が、それに近いかな。

 

 

その昔は、工場勤務というと、「ブルーカラー」と「ホワイトカラー」に分けられ揶揄されるような、単純作業の現場で、代わりはいくらでもいる労働者…というように考える人も多かったかと思うんです。

 

 

でも、上場企業の工場はそのイメージとは異なります。

 

非鉄金属、機械、電気機器、自動車、精密機器、鉄鋼、化学、医薬品などは特にそうなのかなと思うのですが、現場の人というのは、「技術屋」と「職人」の両方の技量を持っていて、彼らがいないとものづくりは始まらない、日本の製造業は現場が支えていると言っても過言ではないと思います。

 

私たち消費者は、当たり前のように製造された商品を手に取っていますが、同じ物を同じ品質で作り続けることは、実際には高度な技術とシステムがあってこそなのです。

 

工場の現場はすごい!

 

さらには、「カイゼン」という言葉が世界に広まったのですが、トヨタが開発した「カイゼン」が、世界中の製造業の成長と高い品質を担保してくれています。

 

トヨタのカイゼンは、「トヨタイムズ」のサイトを見れば、小規模の製造現場でもすごい威力を発揮しています。

 

製造業を、ブルーカラーなんて揶揄している場合ではありません。

 

日本の製造業の品質管理、品質保証の分野は、世界も驚くほどの底力を持っている、ここが私の製造業に惚れこむ所以なのです。

 

「PDCAサイクルを回す」という言葉は、最近は勉強法の手法にもなっていますが、もともとは品質保証から生まれた考え方です。

 

QC活動、5S、なぜなぜ分析

こういった手法も、品質管理や品質保証のカイゼンの一つです。

 

しかも、今は製造業だけではなく、医療、販売やサービスの業界でも導入が見られるようになりました。

 

きっと会計士になって、棚卸の立会に行けば、整然とした工場を見ることになると思うのですが。

 

 

 

少し話はズレますが、私は製造業の「指差し呼称」も気に入っています。

 

車の運転などでも、危険な交差点では取り入れています。

 

大きな事業所に行けば、ほぼ確実に励行されているのが「指差し呼称」です。

 

右よし、左よし、前方よし、よし!よし!よし!

 

LINEで人気の「仕事猫」の、あれです。

 

 

工場勤務の女の子は、この指差し呼称が苦手な人は多いと思うのですが、安全上はとても大切なことです。

 

まあ、私もそんなにバッチリ指差すわけではありませんが、バスの運転手さんみたいな小さな声で、よしよしよしと呟いて工場の敷地内を歩いていました。

 

 

あとは、ラジオ体操。

 

ほとんどの現場や工場では、毎朝ラジオ体操が流れます。

 

会社によっては、間接部門もラジオ体操してくださいとありますが、「間接の管理部門はしなくていいですよ」という事業所も少なくないです。

 

あ、でも私は毎朝やっていました。

 

最初の頃、「(派遣だからと)気を遣ってやっているなら気にしないでやらなくていいよ」と言われましたが、「私がやりたくてやっているので大丈夫です!」と言い、毎朝やり続けていました。

 

できれば第2の方がいいんですが、ラジオ体操って、肩こりにすごく効くんですよ。

 

これも、自衛隊体操ほどにはビシッ!なんてしてはいませんでしたが、気持ちよーく伸ばしてやっていました。

 

 

製造現場の実地棚卸、立会。

 

行ってみたいなぁ。いろんな工場。