今日は、簿記の2級と1級の内容確認をしました。
■ 簿記2級
2級は、5年前とはだいぶ様子が変わっていました。
(回想)
5年前の受験は、娘が2歳のころ。
仕事も派遣を再開した14年から2級の受験を開始し、15年になると夫は中国に赴任して行ってしまったばかりで、いろいろと手に負えないことが増えていく時期に数回受験をしたので、連続で不合格。
勉強はといえば、仕事の昼休み、お昼ご飯をさっさと食べて歯磨きをして、早々に席でテキストを開いて勉強をしていました。
仕事が終わったら、娘を保育園に迎えに行く途中のコンビニで車を止めて電卓出して、30分弱ほど勉強。
娘を寝かしつけた後に、30分ほど勉強。
体力が限界で、トータルで一日2時間もできなかったです。
そしたら体調を崩して、かかりつけの先生から「それ、体壊すよ」とストップがかかりました。
というのが、過去の話です。
それが今や、連結が出るというし。
クレジットや役務収益という仕訳は知りませんでした。
でもこの辺の仕訳は一読したら、どうしてこうなるのかも推測できるので、スッと頭に入ってきました。
あとは、逆に2級だと、計算が簡略なやり方でOKだったりするケースがあって、ここは要注意。
慣れない精算表などは、何回か解けば大丈夫そう。
仕訳を見直すことと、精算表の練習と、あとは…本支店会計と帳簿はちゃんとやろう。
工業簿記は5年前と変わるところなしで、問題なし。
■ 簿記1級
やっぱり圧倒されるのは、1級の方。
こちらは先に工業簿記に言及すると。
短答対策をするのと同時に、工業簿記も仕上がるんじゃないかなというのが感想です。
短答と大きなズレがないのが、工業簿記。
一方で、短答と方向性が全然違うのが、商業簿記。
与えられる資料が多い。
まさに「集計の世界」だなと。
資料の中身を見ればそれほど難しいデータはないけれど(時々ぎょっとするのがあったけど)、短答慣れしている私にとってみれば、1級の商業簿記は、数字がこれだけ並ぶだけで萎縮しがちです。
会計士の短答財務の計算は、すごく数字も資料もあっさり。
ただし。
ちゃんと論点を正確に頭に入れないと計算を間違う。
あるいは、逆算させるとか、論点がわかっていないと、どこの数字を出せばいいのかわからないなど。
時間は、1問5分〜7分。
だから、1級の問題を見ると、資料もたくさんだし時間もかかる、決算整理前残高試算表とか見ると、ひえっとなる。
歯ごたえガチガチにあります。
それに、135回までは、特殊商品会計の割賦や委託、未着商品がどんどん出ているから、この辺は、短答とは指向が違うので辛い。
ただよく見ると、137回からは短答でも見かける論点が増えているから、その辺は傾向が変わってきているのかな。
何にせよ、1級合格したら、税理士試験の方がより近い感覚で勉強を進めていけると思う。
1級も税理士試験も、「集計」の世界だから。
簿財を合格しているまたは勉強中の方からしたら、1級は易しい方なのだろうな。
最後は1級の会計学。
これは、短答の総合問題の練習をすれば、自ずとクリアできるレベルだと見ました。
やっぱり、1級は、短答の勉強と並行するのは難しいように思います。
特に商業簿記の分野の勉強は、並行が難しい。
一番勉強時間が必要な商業簿記が、短答の財務とのギャップが大きいのだから、慎重に勉強計画をする必要がありそう。
あ、でも私の手元にあるのが、16年受験向けのテキスト。
(実は短答を受けながら1級受けようと無謀に走った時期があった笑)
これは改めて、直近のテキストを確認してから、もう一度冷静に考えようと思います。