私生活の方が落ち着いてきました。
主婦が資格試験にチャレンジする時、家族や実家の問題には必ず振り回される運命にあるわけですが、そこにめげずに、耐えて、止まってもまた再開して勉強していくことが、本当に大切だと、つくづく思います。
今週からやっと落ち着いてきて、勉強の話です。
■ 財務会計論(計算)
ちょっと心が折れかけました。
連結は、資本連結も成果連結も、回せば「はいはい」で、目で解いて押さえどころは大丈夫。
企業結合は、個別8点で基本的な形で出れば解けるレベル。
あとは、通常の論点なんだけど・・・
まぁ、LECで一番最初に取り組んで、一番手応えを感じていたのが簿記、つまりCPAで言うところの財務の計算。
一番に仕上がっているのが、財務の計算(簿記)なんだよねって思っていました。
自分でも、一番安心していた分野。
ただ、思った以上に、ポロポロと落とす。間違える。
原因はアウトプット不足かなと思っていました。
がしかし、違いました。
本当の原因は、論点のおさえ方が、甘々だったから!
気づいたのが、CPAのテキスト開いて、しばらく。
「っっ、ちょっと、やばい気がしてきた」
短答問題集は、CPAに移ってからも真っ先に解いていたのですが、馴染んだテキストは簡単に変えられなくて、CPAのはパラパラと見る程度、今頃になって本格的に読みました。
本格的に読み込んで、はっと気づき、やばいと感じ・・・
冷や汗を感じながら、圧縮講義を視聴しました。
というのも、私は圧縮講義(財務の計算)は、第1回が連結からスタートしているので事業再編まで終わったところで、その先の講義をほとんど聞いていませんでした。
リースとか、そういう一般的な論点は、2コマほど聞いて、「大丈夫、ここはわかっているし」とか思って、「時間ないから他の科目の講義を優先しよう」と考え、そこで圧縮講義は終わりにしていました。
それに国見先生の圧縮講義は、一般的な論点に突入した途端に、3段階ぐらいスピードがアップしますしね。
講義中、「わかっていますよね、この問題は飛ばしますね」がけっこう多い。
でも、飛ばしているのは計算の解き方だけで、細かい厳密な論点の解説は、絶対に飛ばさない。
しまった・・・。
はっきり言います。
私は、解き方は知っているけれど、論点の細かいところまで抑えきれていませんでした。
いや、もうちょっと正確にいうと、細かい論点も、知ってはいるし、問題集の解説で「そうそう」と分かってはいるけれど、その論点は「解き方」で覚えていて、論点の理解として、正確に厳密に頭に入れていなかったんです。
と、どういうことが起きるか。
チョコチョコと、しょうもないところで間違える。
短答本試験でも、分かっているはずで、解けるし解答も選択肢にあるけど、よく間違え、思った以上に点が伸びない。
これは、論点の厳密なおさえ方が甘い、曖昧、不正確なのが原因ということに、やっと気づきました。
思い返すと、LECの頃は、講師の先生レジュメで「これだけおさえればOK」というもので、「解くこと」が中心で、「下書き」がメイン。
論点の解説は、基本的な解説はもちろんあるものの、厳密な細かいところは記載があったりなかったり。
細かい論点まで記載していることもあるけれど、記載内容の厳密さに欠けたりして、今あらためてテキストを開くと、先生のレジュメとテキストに差がありました。
解き方、は必ずしも計算の本質じゃないということか。
理解と論点の正確なインプットがないと、計算は正確に回答を出せないということなのか。
試しに、圧縮講義の受講していない通常の論点のところを1コマ聞き直したら、これは聞かないとまずい。
聞いたあとは、理解と、頭の中の処理と、電卓で、ほとんど以前みたいなガチガチの下書きを書かなくても、スイスイと確信を持って解けちゃう。
整理のための下書きとか、
間違わないためのメモとか、
そういうのは白紙部分に書くけれど、
かなりの部分が電卓で解決していく。
確信を持って、解けるし、答えに自信が持てる。
う〜ん。
圧縮講義を、今から聞くか?
全部ではないけれど、7コマ程度。
短答問題集は、そこそこ解けているから・・・
↑問題集が解けているから、そこに疑問がなかったわけだけど、私のアウトプットって、今まさにハリボテなのね。
ちなみに、本質的な理解はできています。
短答本試験で、時々、逆進計算とか、構造が分かってないと解けない本質を問う計算とか、そこは正解が多いです。
電卓をあまりたたかない本質的な問題は、正答することが多い割に、条件が細い問題でよく間違えます。
つまり、本質はわかっているけど、厳密な細かい論点を拾えていないのが、現状です。
自分でテキストに線を引いて覚えてもいいけれど、講義で国見先生が言うところの「ここまではおさえるべき」という強弱は、自分には全くわからないし、やっぱり受講すべきか。
ぴえん。
あと、LECでイメージしていた「おさえどころ」と、CPAの言う「AB論点」が、微妙に違います。
たぶん、CPAの「AB論点」の方が、オンタイム。
ということも含めて、やっぱり受講しきった方が、良さそうですよね。
はぁ、この時期に講義とは。
はぁ・・・。