前回の、収入激減か!から、まずは職探しを始めました。
といっても、今は猛烈に「今年は受からせる」気持ちが高まっている状態なので、正直、気持ちと現状がアンバランスなまま。
もやあっ・・・としてました。
仕事、するしかないのかなぁ。
勉強と両立しないとなぁ。
あとは、今年一年(20年)は受験せずに、その一年後に受験を再開し勉強するという考え。
今年一年間は、たとえ帰任しても、月に一週間ほど中国に出張に行かねばならず、家の生活習慣が不安定になるから、バタバタするし、一年は無理をしないで受験を一年間あけるという考え方もあるのですが…私はそれはあまり賛成できずにいます。
するなら勉強と仕事…それは合格は無理だしなぁ。
うーん。
そうこう悩んでいると、ちょうど生命保険の仕事をしている保育園時代のママ友さん(兼わたしの保険の担当者さん)から、生命保険の仕事をしないかと猛烈なアピールが。
以前から、熱烈にラブコールはいただいていて「○○さんと一緒に仕事ほんとにしたいの」と、勧誘以上にそう思っていると、前から誘われていたのですが…今回はかなり気持ちが揺れました。
さらに、派遣会社さんからは「5月まで試験ということでしたが、6月になりましたが状況いかがですか」と、現況確認が入ります。
迷いつつも、就業可能だとお答えし、私のデータが更新され、ほどなくすると各支社からお仕事の電話がかかってきました。
ある一社は、家にも近く、東証一部の企業さんで、研究所での事務。しかも期間が8月末いっぱいということで、すごく魅力に感じました。
「これなら、9月から勉強再開でいけるんじゃないの?」
「小銭稼ぎになれば、当面は安心じゃないの?」
そう思って、中国に電話して主人と相談しようかと思ったのですが…
ふと、手が止まりました。
これで、本当に合格できるのか?
9月から勉強しようって思って、間に合うのか?
いや、無理だろう。
結局、今までの失敗を学んでないんじゃないかと。
今まで、家のやらなきゃいけないことを短答の受験が終わるまで繰り延べて、短答明けの2ヶ月くらいに片付けたりして、結局、スタート時期にお茶を濁していたのはここ2年の失敗だったんじゃないの?と。
でももっと問題なのは、自分の力不足をまだちゃんと客観的にわかってないということ。
痛感したのが、話は遡って、この5月受験でした。
なんとか勉強態勢が整ってきたのが4月以降でした。
そこから理論の暗記をしようと取り組みはじめたものの、理解してはいる理論がすーっと頭を通り過ぎていくことに気づいたのです。
慌ててテキスト一読してから暗記、テキスト一読して暗記、という繰り返しを始めました。
直前期に暗記で押し込もうとしていたのですが、全然できません。
結局、サラッとでもいいから、2ヶ月以内に学習した「感覚」がないと、全然頭に入らない!という状況でした。
そして、致命的なのが管理会計。
私はずっと「このレベルができれば管理は大丈夫」というイメージがあって、それはLEC時代に聞いた「こことこことここを出来るようにしたら短答は合格できる」という言葉を、そのまま鵜吞みにしてました。
確かにそれで合格できる人もいると思うし、実際に合格している人もいるけれど、でも今振り返って思えば、「私のレベルではそれは達せられない」ことに気づいてなくて…
自分の力不足に気づいたのは、池邉先生の講義を愚直に取り組み始めてすぐのことでした。
たぶん、5回前の「管理会計悩ましい」の記事の頃がまさにそうで、たとえ暗記で理論をカバーできたとしても、管理でコケるのは目に見えてわかるほどの状態でした。
LECは、よかったことも沢山あったけれど、一番大きなミスは、「勉強量不足」と「勉強量への覚悟のなさ」が致命的だったと思います。
最小の勉強量で短答合格を目指すスタイルは、「徹底して勉強しぬく」経験のなかった自分には、ただの甘えしか招かなかったように思います。自分の甘えから抜け出られませんでした。
それじゃだめだとCPAにうつったものの、覚悟が中途半端だったから、なかなか次に移れずに、CPAスタイルに戸惑うばかりで動けなかったというのがありました。
ま、それも言い訳でしかない、自分の弱さです。
やはり「スタート2ヶ月失う」ことで、その時に気づいておくべき勉強不足の論点に気づけて補充をする、愚直に全範囲を網羅的に学習するという時期をすっ飛ばしていることが、今までの失敗をカバーできずにいた原因だと気づきました。
やっぱこの時期に仕事はできない!
と思った私は、夫に「こういう仕事が入ったという相談の電話をしたんだけれど…やっぱり思い直してね、今は勉強しないといけないと思った」と、ダダっと話しました。
いつもの私なら
「いいよ、7月の給与が激減するならこちらでカバーするし、辞めるとなったらいつでもフォローする」
っていうのが、たいていの決まり文句だったんだけど、今回は
「申し訳ないんだけれど、勉強させてほしい。ギリギリまで様子を見て、もしかしたらどっかから借り入れする状況になるかもしれないけれど、今はなんとしてでも20年に合格させることを考えると、勉強時間に充てたい。仕事はできればしたくない」
とはっきり言ってしまいました。
「わかった。とりあえず、もう一度金曜日に話をしよう」ってことで、主人は電話を切りましたが…
どうなるんでしょう。
明日、中国は祝日で休みということなので、夫婦会議をします。
ふう・・・。