昨日のブログでは、12月短答を再度チャレンジすることを書きました。
今日は、そこに至るまでの気持ちを自分なりに整理します。
■ 夫の変化
この一年間は特に、主人の変化をすごく感じました。
結婚した当時の主人は、どちらかというと保守的で、まず県外に単身赴任することすら嫌がっていました。
それが蓋を開けてみると、結婚を決めて即、能登に単身赴任。
すぐにまた湘南地域に異動。
変化を好まない人に、襲った最大級の波が中国行きでした。
その夫が、「海外赴任を経験して日本に戻ると、一様に、仕事がつまらなくなると感じる人が多いらしい」と、ため息まじりに話してきました。
自分ももれなくそう思う一人になりそうだと。
今は中国で、ある意味相当の実権を任されている分、国内に戻ってする仕事はどれも自由度が低く感じてしまうそうで。
せめてもの希望として、国内関係の仕事ではなく、海外の仕事をしたいと希望を出すのも手だと思っているとか。
3年前の彼からは、絶対に出ないセリフです。
そういう主人の変化をまざまざと感じて、私も、このままではいけないという危機感を一年間感じてきました。
■ 努力の人
最近、山口真由さんという方を知りました。
といっても、7回読み勉強法で一躍有名になった方なので、お名前と本は一読して知っていました。
その程度でしたが、ある日のテレビで山口さんがコメンテイターとして話をしておりました。
その時、なぜそう思ったのか分かりませんが…
この方は、「努力の人」なんだなと強く感じたんです。
しかも天下一品の努力の人だと思いました。
この「努力の人」というのは、私がずっと自分に対して目標にしていた姿で、自分はその境地に踏み入れられない壁をよく感じていました。
そうやって模索しながら気づいたのは…
努力は気合ではない。
努力はモチベーションで左右されない。
努力は習慣の集積。
努力は技術を要する。
努力するには、実は工夫や仕組みが存在していて、そこに自分をうまくはめ込む必要があるなと思っていました。
ここ一年、いろんなことが空回りした年でしたが、この努力については、なんとなく「こういう感じで続けていけば」というものが見えかけていて、空回りしながらも、実際は、いろいろとチャレンジしていました。
今もまだ、上手くできない部分がたくさんありますが、それでも、いつか必ず「努力の人」になりたいと思っています。
そう思えるものが、山口さん監修の本を読んで、なお思うところが増え、それ以来、だいぶ心が落ち着きました。
■ サステナビリティ
訳すと「持続可能性」 "sustainability" です。
企業のCSRの活動ではよく聞かれるフレーズですが、これは、企業が利益を上げていくうえでも、環境のこともしっかり考慮し、自然環境を保持し続け、社会的責任を果たすことを指しています。
つまり、己の利益だけを追求するなと。
持続可能な発展を、自分とその周囲に働きかけること。
この考え方を、我が家の家庭の中にも反映させようと思うようになったのが、ここ数ヶ月のことです。
この勉強を始めてずっといつも悩んでいたのが、「育児か勉強か」「家事か勉強か」という二択を求められる窮屈さ。
この二択には絶対に「勉強」という答えしか選んではいけないという、そういう脅迫をいつも感じていました。
でもどちらかと言うと、私は「両方」って答えたい。
「両方」っていうのは、アリなのかナシなのか。
自分がやりたいことをやって勉強しているのに、子どもにやりたいことを我慢させるのは、おかしいよね…とか葛藤しまくり。
やっぱり自分は「両方」って答えたい。
だから、それが言える方法ってなんだろうと思っていた時に出会ったのが、このサステナビリティでした。
うん。我が家も持続可能のfamilyでなければ。
それでまず、持続可能な家の仕組みをちゃんと考えないといけないなと思うようになりました。
参考にしたのが、QCです。
製造業のいわゆる品質管理活動なんですが、いろんな手法があって、それらを参考に、自分なりに家の中を断捨離や5Sなどを進めました。
実は主人こそが、品質保証部ばたけの人間で、かつQCも1級を持っているので、相談すればなんでも答えてくれるのですが、敢えてそこは、自分の頭を使って家の仕組みにテコ入れをしました。
そうやって、家の仕組みが「サイクル」で回るようになってきて、自分の気持ちもスッキリするのと同時に、心も片付いていきました。
娘も、今年の5月から、小学校のサッカークラブに年長組として参加。
なでしこですよ~。
「サッカーが好きなの」って言って、ボールもウエアも買い、月に2回だけですが、同じ保育園の子たちも何人か参加している中に混じって、一生懸命にサッカーボールを蹴っています。
勉強は楽しいものだし、
努力は気持ちのいいものだし、
そういうことを自分が実践していきたい。
2017-18は止まっちゃったけれど。
2018-19は動き続けたい。
そう思っていることを、上に書いたことはほんの一部だけど、主人にはあれこれ沢山語って、話して、そして伝えました。
もっともっと、勉強したいです!
自分にチャレンジするチャンスを、ください!
って。
そうしたら、深く頷いてくれました。
で、慌ただしいですが、明日はもう中国に戻ります。
明日の明け方には家を出るので、今夜は夜ご飯なにを作ろうか。
次に主人が一時帰国するのは、今回の中国での清算に向けてのスケジュールで一番の山場を越えてからになるので、本当、気合を込めて送り出したいと思います。
明日そうやって送り出したら、自分も集中に入ります。
あ、お布団とか干して圧縮袋に入れたりしなきゃいけないんだけれど。
でも、そいう家事も含めて、
明日からまた新しいスタートを切ります。