「公認会計士の試験に向けての勉強」というのは、私にとって「自己改革」だと思って取り組んできたところがあります。
資格や試験というのは、「できる人はできる」ものです。
デキルのは、能力よりも「習慣化できる」だったり、「継続できる」だったりします。
たぶん、ほとんどの人は「できる」っていうのは自分の想いの力次第で、やろうと思えばできると思うものでしょうが、私は「できる人」はわずかで、たいていは「できない人」だと考えています。
習慣化、継続化するのは、たいへん難しいことです。
で、私は「できない人」の部類の人間だと思います。
毎日何かを習慣化させ、継続してきた物事や経験はありませんし、何かをなし得たという達成経験もありません。
仕事でそれなりの成果や数字を残しましたが…でも、それは「うまくできた」のであって、本質的には習慣化や継続的事象ではなかったので、経験値には数えられません。
そんな私が、公認会計士という勉強に取り組むことは、たいへんなチャレンジです。
根底には、自分を変える…というよりも、そういう自分を作らなければならないからです。
ハッと気づけば、勉強しない日が続いたり、勉強していた日が続いていたのに、ある日パタッと止まってしまったり。
継続していても、突発的なことが起きると気持ちがそっちに取られてしまって、勉強する時間やモチベーションが維持できなくなります。
そういう時は、パタッと止まります。
徐々に減るというより、パタッと。
だから、「どうしたら自分をコントロールできるだろう」「モチベーションを維持できるだろう」「やるべきことを朝起きた時から意識にあげることができるだろう」と考えます。
そしてその中で、「いかにリラックスして」「集中して」「効率よく」勉強できるのか。
さらには、家族や家事との距離感をどう作っていくのか。
仕事をする中で、何かできることはないのか。
様々な、全体のバランスを考えて、「試験勉強」の取り組んでいます。
一つ続けられていることは…
「公認会計士の勉強をやめていない」ということ。
これは、大きな意味での達成。
ただずるずると「やめられない」「やめる選択ができない」というのではなく、「続けることを選択し続けている」自分には、納得がいっています。
その他にも、5年前の自分と違ってきていることもあります。
パタッと止まった日があっても、再開することに勇気が持てるようになったこと。
学んだことが積み重なって、解けるようになった・理解できるようになったことを、客観的に把握しつつあること。
ということで、今日はこの辺で。
テーマは、「自己改革」ではないなと思いました。
改革ではなく、「自己強化」です。
今日もまた、何か自己強化できる小さな積み重ね…または発見ができるように、生活に集中したいと思います。