✅あらすじなし
✅なのにヘンなネタバレあるかも
✅変人の勝手気ままな感想なので理解不能かもw
✅ながら見しながらなので勘違いあるかも
映画は10年前、
原作に至っては、私が読んだのは35年ほど前の中学の頃の作品「ホットロード」🏍
(ってことは原作が刊行されたのはもっと前)
読んだのは遠い昔の話なので、もぅほぼほぼストーリーを忘れかけていたのですが、
観てみるとなんとなぁ〜く思い出し、原作に結構忠実な気がしました✨
でも原作は線が細くて、和希ちゃんもママももっと弱々しいイメージがあったので、
映画版は全体的に凛々しくて濃いめのビジュアルな印象を受けました(笑)
(特にママの恋人役の小澤征悦とかw)
のん(能年玲奈)も木村佳乃も、普段は結構芯の強い役というか…
のん、眼力強いし、
木村佳乃はエキセントリックな役が多いし😅
のんが演じる和希は14歳
最初は春山にもママにも反抗的で、
キッとガン飛ばすところとか、ふてくされた態度が似合ってましたね〜(笑)
でもめっちゃ可愛すぎる気がするけど😍
のんに「ババァ」は似合わない🤣
原作のママは儚く繊細でメンヘラっぽかったから、それよりは木村佳乃らしく若干強い感じも否めません(笑)
でも本当は、娘への接し方がわからないなりにすごく娘を心配して、終盤はママの本領発揮して泣けました😢
そもそも和希んちは母子家庭で、
ママは和希より恋人が大事💞
だから和希は思春期もあって、ママや家に寄り付かなくなり、
仲間や春山を拠り所にする
でもまだまだ子どもの部分もあるから、
本当はママに愛されたい💓
なのに全然素直になれなくて、口をつくのは悪態ばかり
※ここから盛大にネタバレ※
春山のセリフが良かった
「おばさん、そんなにコイツのこと嫌いなら、俺がもらっちゃうよ」
(今思い返すとめっちゃキザw)
メソメソしていたママはガバッと起き上がり、
「あげない‼️ 自分が産んだ子が嫌いなワケない‼️ 産まなきゃ良かったなんて、思うはずがない‼️」
って
和希良かったね…😢
それで雪解けしたと思ったのも束の間、
終盤は和希にとってつらいこと続き
①本当のパパとの思い出だと思っていた、チューリップいっぱいの遊園地が、実際はママの恋人と行っていた件
和希、心崩壊💔
でも春山に会いに行ったらなんだか心が解れて、
電話でママに「再婚してもイィよ」と伝えるものの…
②春山、和希をちょっと外出させている間に、暴走族同士の抗争を止めに行ってしまう
和希、帰宅して春山がいなくてボーゼン
③挙句熱でフラフラな春山、周りの確認を怠りトラックに5m跳ね飛ばされる😱
意識不明で超危険な状態
和希、完全に心死ぬ
和希は何も食べられなくなり、ママが恋人に泣きついて、小澤征悦再登場
「和希ちゃんが春山くんの命が大切なように、
春山くんも和希ちゃんの命が大切なんだよ」
死んだ魚の目になった和希の心には響かね〜😭
(でものちにちゃんと爪痕を残していたことが判明する)
④もはや和希の体は極限状態に陥り、錯乱状態になり、よくわからないものを吐き出す🤮
自分でも生命の危機だと感じ、やっと「ママ…助けて…」と、素直にママに頼れるようになる
ママのお気に入りのガウン、胃液で悲惨なことに😭
でもガウンより娘が大事✨
娘を担ぐ木村佳乃ママつぉい💪w
病院で和希の目が覚めた時、
ママが開口一番「謝りなさい」
まぁうちの毒母とか前夫なら、
「私に(オレに)謝れ」
って意味で言うだろうね😆
でも和希ママは、
「こんなになってしまった自分の体に謝りなさい」って
ここで先に登場した、小澤征悦の言葉が効いてくる
「ごめんなさい」って、
和希と一緒に私まで泣いたわ😭w
和希はちゃんと色んな人たちに大切にされて、ここまで生きてきたんだよね✨
春山もそうだけど
若気の至りにしちゃ〜、春山は生死を彷徨い後遺症まで残るという大きな代償を背負ってしまったけど、
お互いがお互いを大切にし、相手のために生きていこうと思えるようになったあのふたりなら、なんとかやっていくことでしょう💖
和希を何かと世話してくれた、トオル&ヒロコさんカップルも、普通の幸せな家庭を築いた感じだしね🧑🧑🧒
ママと恋人との和希についての会話も、濃く深く響くものが多かった気がします✨
ママの恋人 鈴木くん、何気に人格者⁉️w
原作に至ってはもぅウン10年も前の作品で、今の時代には暴走族とか合わないし、
複雑な家庭環境とか思春期とか、その中で痛みを感じながらも見つける大切なものとかクサいけど、
なんかイィな〜と思った作品でした😊
そうやってホワホワしたエンディングで流れ始めたのは、
尾崎豊 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
思春期とかバイクとか若気とか、テーマからしてなんだか尾崎っぽいストーリーなので、
尾崎豊が流れた時に、さらに感動しました〜😭
まぁホットロードの若者たちは、きっとこだわりのバイクなんだろうから、バイク盗んでないしw
(春山はCB400ですよ‼️ うちの旦那様も若い頃に乗ってたそうですよ🏍 族ではなかったけどw)
和希と春山のロマンスでもあるので、
「15の夜」ではなく、
「OH MY LITTLE GIRL」がピッタリでした💓
そういえば「ホットロード」の制作が決まったとき、主題歌が尾崎だって話題になってたかもしれない🤔
10年前のことなんて、もはや忘れてるわw
あっ、三代目J Soul Brothers の登坂くんは、ちゃんと春山になってましたよ🏍
歌上手くて演じるのもできるとか、スゴイな✨
あと食中毒のくだり、ちゃんと入ってて良かったw
大事なシーンだもんね💊
もぅナマモノを買った時点で、
「コレは来るな😏」と思いましたよw
「ホットロード」とか尾崎豊とかで熱くなれるの、私同様50歳以上が多い疑惑w
あと「頭文字D」とかもw
今の若者は、ちょっとよくわからない世界かもしれませんね😆
そうそう、全然毛色が違うマンガですが、
矢沢あい先生の「マリンブルーに抱かれて」は、
主人公が工藤静香、その友だちが浅香唯をモデルにしたんじゃないかと有名ですが、
設定的に「ホットロード」も入れたんじゃないかと思う部分もあるのです。
主人公 遥のいとこ一平が、事故でサーフィンができなくなった挙句失恋までしていて、
もぅ自暴自棄になって暴走族とつるみ出すのですが、そこんとこがなんかめっちゃホットロード臭プンプンなのです(良い意味w)
悪意のないいじめっ子だった リカちゃんと、族の元カレさんのくだりとかもね🏍
あとなにより、主人公 遥が好きになる男の子、トオルですw
ホットロードでは、春山に総長を譲ってくれた前総長がトオル
「ホットロード」は湘南だし、
「マリンブルーの風に抱かれて」は場所は忘れたけど、サーフィンを中心としたロマンスだから海近だし🌊🏄♂
どっちも先細い系のタッチだしw
年代的には「ホットロード」の方が先だから、
矢沢あい先生は「ホットロード」をリスペクトしてるのかもしれません✨
(勝手な憶測w)
ちなみに原作の「ホットロード」は所有まではしていませんが、
「マリンブルーの風に抱かれて」の方は、愛蔵版でバッチリ全巻持っています📖😁
絵が綺麗で目の保養になります🤩