ごきげんよう
惠子です。
突然ですが、
「あなたはご自身のからだに感謝していますか?」
先日の大嘗宮を見に行った時に見た太陽です。
上記の質問は、きっと「えっ⁈」と思いましたよね。
この質問は、東大教授であり医師であり、
「人は死なない」の著作である矢作直樹先生が、
病院に診察に来た患者さんにこの質問をしているそうです。
この質問をすると、ほとんどの人が「えっ⁈」と驚かれるそうです。
自分のからだに感謝⁈って思いますよね。
そして、矢作先生は、さらに、
「今朝、目が覚めて、ちゃんと息ができたことに感謝しましたか?」
と、尋ねられるそうです。
先生いわく、
からだへの感謝は、日々のコンディションを良好に保つ上でとても重要との事。
それは、夜寝て、朝、目が覚めて、ちゃんと呼吸が出来る事は、決して当たり前な事では無く、
昨今、お年寄りに限らず若い人でも、
眠っている間に心臓が止まって、そのまま息を引き取る人も少なくないそうです。
自分のからだをいたわる事でもありますが、
自分のからだが、今、どういう状態なのか知る事にも繋がるからだそうです。
それは、自分のからだを感じているかです。
自分のからだに感謝し、
今日も朝、ちゃんと目覚めたな、
心臓動いているな、
呼吸してるな、
お腹空いてるな、
トイレに行った方がいいかな、
とか、自分のからだが、どのような状態なのか知る事で、
健康状態を知る事にもなり、
どこが痛いもありますが、
何を欲しているかにも繋がります。
喉が乾いて水が欲しいのか、
目覚めたから目覚めの一杯のコーヒーが欲しいのか。
からだに感謝するとは、
からだの声を聞く事で、
からだが求めている事が分かるそうです。
そして、からだに感謝する事は、
自分自身への愛に繋がるのです。
そしてさらに、からだに感謝し、
からだ以外にも目を向けると、
感謝する事がたくさんあり、
色々な事やモノに感謝するから、
また、感謝する事が増えるようです。
「笑う門には福来たる」ですね。
福が来たから笑っているのではなく、
笑っているから福が来たのです。
これは、引き寄せの法則
昔の人は、知っていたんですよね。
感謝していると、
病気にまで感謝出来るようになるようです。
なぜなら、
病気になった事で、からだからのお知らせ、サインが分かったからです。
どこが悲鳴を上げたかによって、
どこを酷使し、負担をかけていたかが分かるから。
そして、病気になった事で、
どれだけの人(家族や友人、仲間達)に支えられているかが分かるそうです。
分かると、さらに感謝したくなりますよね。
でも、病気になる前に分かり感謝出来ると良いですよね。
行きたい所へ自分で動いて行ける事に感謝、
逢いたい人に逢える事に感謝、
食べたい物を食べられる事に感謝、
温かい布団で寝られる事に感謝、
雨風がしのげる家がある事に感謝、
太陽の陽射しが暖かいと感じられる事に感謝、
蛇口をひねれば水が出てくる事に感謝、
電車やバスが動いている事に感謝、
お店に行って、買いたい物を買える、
売ってもらえる事に感謝、
などなど。
きっと、まだまだ上げればキリが無いと思います。
そして何より、自分の心臓や臓器が動いている事に感謝。
今の私というからだは、借り物だとも言われています。
今の自分は、今世だけのモノ。
寿命が長くなったとはいえ、
私もあなたも含め、人はいつかは死ぬのです。
私は、身近な存在の母が亡くなってから、
死は必ず起こるのだと思いました。
健康で仕事に追われていたりすると、死から遠ざかってしまうものです。
魂はからだが動かなくなっても、
生き続けるといいますが、
からだは、今世だけなのです。
そして、今の自分の名前も今世だけのモノなのです。
すでに、仕事納めをして年末年始のお休みに入っているかもしれませんが、
ぜひ、この年末年始は、日頃頑張っている自分に、
自分の名前を呼びながら自分のからだに感謝してみてくださいね。
きっと何か感じる事があると思いますよ。
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