9月6日 金曜日


夏季休暇を頂いて仕事をお休みし
FUKUとお出掛けです

高速道路は万が一
FUKUの発作が起きたら対応できないので
高速は使わないと決めている
なので下道でFUKUと向かいました

山越えするので台風10号が猛威を払っていたら
通行止め続出で行かなかったかも知れない
そう思うと残暑厳しい暑さもなんのそのです

半分くらい進んだ所で休憩タイム
峠のてっぺん辺り
登ったり降ったり気圧変動で疲れたよね





新鮮な空気で気持ちいいね


透き通る綺麗な山水







階段があったので








気持ちよさそうだから
FUKUと入水しようと思ったけど






おー寒い


ここの気温 17度

Tシャツ一枚ではマジ寒い


FUKU行こっか



\ 川?車?どっち?/




残り半分ノンストップ

他車が少ないから高速並に走れる

山の緑. 川のせせらぎ. ダムの横. 街並みを見ての

下道は実は楽しい道のりです


楽しいね!3時間半

無事到着


着いた先は主人のお仏壇がある富山県のお家

今日は主人の祥月命日

丸3年経ちました


主人の親はすでに他界してるので

義叔母が代々のお仏壇とお墓を守って下さり

そこに主人のお位牌があり納骨してる

この日はお寺さんを呼んで下さるとのことで

FUKUとお参りです


お経をあげて頂き法要は終わりました

毎年祥月命日にお経をあげて下さるよう義叔母が依頼し毎年法要することになりました

昨年この住職のお寺で三回忌法要をした時に

「ぜんぜん問題ありませんよ家族ですからね」とFUKUも参列したあったかい心のお寺さんです


住職が帰られ少しゆっくり過ごし

義叔母が手料理を振る舞って下さいました

色々気遣われるので申し訳なく思う反面

独居高齢者なのであれこれ考え過ごすこともいいことなのかなって思ったりしてる


80歳半ばの義叔母のお料理は美味しいだけじゃなく

盛り付けセンスも素敵

おばあちゃんが用意した食事とは思えない






漬物小鉢にお盆

枝豆は籐の籠





手拭きのおしぼりも可愛く置かれ

いつも勉強になります





昔 主人に料理の出し方が叔母に似てるって言われたのを思い出します


ノンアルコールを2人で飲みながらお喋り

義叔父は主人の1年前に旅立ち義叔母も独り暮らし

年齢は違えど思いは一緒なので話がつきません

この後〆に栗ご飯と豆乳味噌汁が出てきました

とっても美味しい栗ご飯なのに

なんだか全然おいしくないわ失敗だわと

一口食べては失敗だわと言い何だか可愛かった


まだまだ話したい義叔母だけど

お墓参りをして日の暮れ前に出発したいので

お開きにしました

デザートも用意してたのに話に花が咲いて食べれなかったわと言い

プリンにフルーツゼリー

納得いかない栗ご飯だけどお夕飯に食べてと持たせて下さった

優しい気遣いにいつも感謝してます

こういう風に歳を重ねたいなって思う

私の老後はないから思うだけです



富山の家から7〜8分で霊園に到着

お供えしなさいと手渡された主人の好きな甘酒饅頭をお供えしてFUKUとお参りしました






食べ物など置いていくのは禁止なので

わが家の主人の居場所に持ち帰ります


帰る前の一服





お墓はこの世にいた証が保管されてる大切な場所であって主人がいるわけじゃあない

また来るね


帰りの道中 FUKUはよく寝てました

変わらないと思ってても歳相当な体になってることを実感します

何より発作なく行けてよかった





「僕もお参り行きたいよ」FUKUの言葉忘れない

これからもどんな時も一緒に行くからね!



FUKUはいつも教えてくれるんです



\ お母さん /





\ あのね  /




\ お父さん 今いるよ /



耳打ちしてもらう幸せ時間


FUKUがいなかったらお母さん気づけないよ

FUKUのおかげだよ ありがとう



もう3年なのかまだ3年なのかわからない

そんな勘定はどうでもよくて

ただただ逢いたい

一緒にいたい

逢えるその日までこの思いは永遠なんだろうな