幼い頃の傷を乗り越えて | ヒーリングセラピスト デイジー

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元ホテルスパセラピスト。出産を経て、Healing Salon Morning Dew主催ヒーリングセラピストとして活動中。
横浜駅周辺レンタルサロンとオンラインで「ボディワーク×エネルギーワーク」で体と心に響くヒーリングセッションを提供しています。

おはようございます!
山口市のヒーリングセラピスト
ヒーリングママ☆デイジーです。

今日は毎週楽しみに見ているドラマから

「幼い頃に体験した傷を乗り越える」

をテーマに語りたいと思います。



そのドラマとは

THIS IS US 2

(お借りした画像です)

アメリカのある家庭の物語。

三つ子の出産する際
一人を死産という形で失った母レベッカは
夫の説得で養子を迎え3人の子ども達を
平等に育てようと努力する。

死産で子どもを失った日
偶然保護された黒人の赤ちゃんに絆を感じ
養子にすることを決意した父ジャックは
アルコール中毒だった父の記憶を背負い
自身も父と同じ問題を抱えることになる。

3人の子ども達の中で長男ケヴィンは
スポーツができ学校では人気者だけど
養子のランダルとの関係が微妙な上
父や母ともぶつかることが多い。

3人の子ども達の中で唯一女子なケイトは
父のお気に入りだけど
母とはぶつかりやすく
年頃の子よりも太りやすい体質に悩みつつ育つ。

養子となったランダルは
両親にたくさん愛されながらも
自分だけが黒人という複雑な感覚と
本当の両親はどこにいるのだろうという
思いを抱きながら成長する。

そんなピアソン家の人々を
子ども達が36歳に成長した現在と
子ども達が幼い時代を行き来しながら
ストーリーが展開します。

私がこのドラマに魅力を感じるのは

身近にいそうな等身大の登場人物達
誰もが抱えていそうな家族間の悩みや
問題を抱えつつも
しっかりと絆が感じられる家族のお話だから。

特に3人の子どもを育て
子ども達を平等に愛そうと努力するけど
実際には相性の良いがランダルを贔屓していると家族に見られがちだったり
思春期のケイトに母としてアドバイスしたいけど噛み合わず素っ気なくされてり
両親にあまり気にかけてもらってないと感じている幼い日のケヴィンには「ママなんか嫌い!」と
言われてしまうレベッカには

「こういうの、わかるなぁ」

と感情移入して、ほぼ毎回見ながら、
涙がツーっ(笑)

子どもの立場からすると
一人っ子でない限り、いつでも
「平等に扱われている、愛されている」
と100%満足できることはないでしょう。

両親と仲良く話していたり、遊んだり、
買い物したり
ギューッとハグされたりしても
次の瞬間、その視線が別の兄弟に向くと
寂しさを感じたり
自分への視線とは違うように感じたり

お兄ちゃんやお姉ちゃんだけ
いろいろ買ってもらえるのに
僕は、私は、お下がりばかり!

とか

弟や妹はいつも両親に甘えてばかり
僕ばかり、私ばかり、年上だから我慢してる!

とか

年齢、兄弟構成、環境によって
子どもが抱えている思いは様々でしょう。

兄弟感で両親からの関心が
本当に異なることもあれば
実際には子ども達の感じ方による場合もあります。

または
平等にどの子も愛しているけれど
意識できるか、できないかの根本的な部分で
フィーリングとも言えるような
相性の良さ、悪さもあるでしょう。

子どもの立場からすると
そうした全てを敏感に感じ取って
自分は兄弟に比べて
両親に愛されてないのではないか…
という疑問や不安を持つことも
多々あると思います。

親の立場からすれば
日々必死に子どもを育て、仕事をして
どの子も平等に愛する努力をしてるつもり。
自分のことが後回しになって
これでいいのか?と自分の将来を考えたり
子育てを巡ってパートナーとぶつかることも
子ども達とぶつかることも
社会とぶつかることもあります。

どちらの立場も
どちらの想いも
客観的に見たら
「よく頑張ってるね」
なんだけど

人生とは学びの連続で
気持ちがすれ違うことが多いものです。

だから、子どもが育つ中で
家族の間で何かしらの悩みや傷を負うことは
その度合いは様々ですが
避けられないことなのだと私は感じます。

その傷は多かれ少なかれ
その後の成長においてその人に影響を与え
ある種のトラウマになったり
反面教師ともいえる手本になったりします。

幼い頃の傷が影響して
社会に出た時にトラブルを抱えたり
人間関係において問題が出たりもします。

その原因が幼い頃に受けた傷だと
気づく人もいれば
気づかない人もいます。

また、幼い頃の傷が原因と知っていて
もうそこから充分学んだのに
今なら違う思考の選択をできるのに
頑なに手放さない・手放さない人もいます。

けれども、人の記憶というのは曖昧で
また、人の捉え方はそれぞれで
幼い頃に受けた傷も
客観的に見たら
少し印象の違う出来事と思える場合もあります。

ドラマの中でも

大人になって、ある大きな問題に直面し
カウンセリングプログラムを受けるケヴィンが
その問題には幼い頃から

「兄弟の中で後回しにされてる気がしてた。
自分はダメな奴だ」

と感じていたことが影響していると語ります。

その一言に母も他の兄弟達も猛反発。

ランダルには

「母さんがおまえにしてくれた数々のことを僕は実際に見てきた!おまえのフィルターだけで母さんを責めるな!」

的なことを言われるし

母にも

「私はいつも子ども達を平等に愛してきたわ」

と言葉を遮られます。

いや、みんな、気持ちはわかるんだけど…
ケヴィンが感じてきた、そのままの気持ちを
今は聞いてあげてよ〜

とツッコミたくなりましたが。

ただ、この

「自分のフィルター」で見ている人間関係

というのは的を得ていて…

「じゃあ、母のフィルターは?父のフィルターは?兄弟のフィルターは?」

と客観的に過去を振り返ることができるなら
きっと幼い頃の傷から学び
その傷を手放せる瞬間が訪れると信じています。

そして、例え傷を負っていても
その傷を自分は癒すことができる
その傷を乗り越えることができる
そして、新しいフィルターをつけて
新しい道を進むことができる

そう信じています。

ケヴィンの告白で散々ぶつかり合った
ドラマのピアソン家の人々ですが
深い絆で結ばれた兄弟達は
互いに尊重し合って仲直りしますし

母にも正直な気持ちをぶつけて
母との関係を再構築しようと思うケヴィン。

母と仲直りするのに

「別に俺は不幸せじゃなかったよ」

と語るケヴィンに

「でも、もっと幸せと感じていて欲しかった(自分がそう感じさせてあげられなかったことへの後悔)でも、あなたが知らない、あなたと私だけの思い出もちゃんとあるのよ」

というポイントを語る母レベッカが印象的でした。

そうなの。
きっと誰もがそうなの。

家族間で受けた傷はきっと誰もが抱えてるけど
いつでも100%幸せと感じれなかったとしたも
いつでも100%不幸せと感じ続けたわけで
きっとはなくて
100%愛された瞬間もきっと必ずあって
ぶつかりながらも絆を作っていく。

それが家族なんだと。

だから
いろんな傷を抱えながらも

そこから何が学べたのか
いま、その学びをどう生かせるのか
自分に問うて

自分のフィルターと家族のフィルター
自分の立場と自分の気持ち
家族の立場と家族の気持ち

その全てを学び切ったら
その傷を手放すことで
新しい自分の道を軽やかに進めるのですね。

書いてたら、なんだか泣けてきました💦
見ることが私的にセラピーとも感じられる

THIS IS US

まだの方は是非チェックしてみてくださいね。

私もシーズン1は実は見てないので
振り返って見てみたいです。

今日もお付き合いくださり
ありがとうございます。


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