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最初からタイトルとは違うリールの登場ですが、

これはご存知のABUカーディナル33です。

古いオリジナルではなく、最初の復刻版です。

先日の休日にちょっと釣り場に持ち込みました。

開始は朝の6時。

まだこの時間は真っ暗です。


普通に釣ります。

まあ快調です。


さて、今回のタイトルはABU500シリーズです。

私はずっとABU500シリーズやアブマチックを使っています。

今時こんな骨董品を使わなくとも、

もっと高性能なスピニングが世の中にはたくさんあるので、そっちを使えばよいと思う方も大勢いらっしゃる事と思います。

それでも、このABU500シリーズから抜け出せずどっぷりこの沼にはまっています。


今回はこのABU505に代表される500シリーズの私が実に有用だと思っている事について記事にします。利点はたくさんあるのですが今回はその内の一つです。


ABU505です。

よく言われるこのリールのメリットのひとつに手返しの速さがあげられます。もちろんそれもあります。私がこのリールを使って一番楽だと思うのは、スピニングリールのようにキャストの時にベイルを返してラインをピックアップする必要がない事です。

スピニングですと、ルアーを引いてきて、次のキャストに移る時にベイルを返します。ベイルが返しやすくラインを人差し指でピックアップしやすい位置にベイルとラインが常に来てればよいのですが、そうでないとハンドルをちょっと逆転してベイルを返しやすい位置に調節することが私はよくあります。私はこれがわずらわしいのです。

日の出前の真っ暗闇の中ですと手元も見にくく、さらにその思いを増長させます。



一方、ABU505をはじめ500シリーズは、フロントの黒い大きなボタンを押せば、そしてどこを押してもカップ内側のピンが引っ込みそして自動的に人差し指指のところに来ます。後は引っかけてキャストするだけです。これがこのリールの最大メリットのひとつです。

カタログやいろいろなこのリールについて語っている記事では、人差し指で押すように書かれていますが、私は常に左手で押します。どの指でもかまいません。リールを巻いてきて、左手はハンドルのところにあるので、人差し指で腱鞘炎になりそうになりながらボタンを押すより楽ですしこれで十分です。ベイルの位置を調整しながら返す必要はありません。真っ暗な日の出前の時間でも極端な話手元を見なくともキャスト出来ます。この点が楽で、スピニングのようにわずらわしいことが無いと思うのです。

リーリングに移る時もベイルを手で戻したりしません。ハンドルを軽く回せばラインピックアップピンが軽く飛び出してラインを引っかけてくれます。

カーディナルもベイルはハンドルを回して返しますが、勢いよく回す必要もないのがABU500シリーズやアブマチックです。



カーディナルをはじめ、スピニングももちろん使いますが、私はどんな時もABU500シリーズのどれかを予備としてしのばせています。ベイトの時もひとつアブマチックをカバンに入れています。

やはりこのリールの楽さを味わうと私は抜け出せません。

先日カーディナル33を持ち込んだのはいつもの管理釣り場ですので、やはりちょっとだけフライも投げました。上の写真はその時のもので、ロッドはカディスオリジナルのパックロッドです。


さて、今回はここまでにして、またABU500シリーズについて想いを綴る記事を書こうと考えています。私はやはりこのシリーズが好きなのです。

何台あることかしら。まだ増えそうです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。