先日里親募集をした子猫ですが、無事に家族が決まりました。
本日朝ごはんを食べてると、かすかにですが庭から
「みゃ~みゃ~」
って声が聞こえたんです。
まさかっ!!!
と思い、庭に出てみると、なんと前の家の庭の物置にブルーシートがあって、そこから子猫が顔を出してるではありませんか!
なんてこった!
と思った瞬間、ひょこっともう一匹子猫が顔を出してきた。
オーマイガッ!
と思った瞬間、更にひょこっと三匹目、四匹目と次々に子猫が顔を出してきた。
暫く立ちすくんでしまった、コリ、Bさん、そしてもも。
するとちょっと離れた所から母親猫の視線を感じた私たち。
とっさの判断で、保護している子猫を戻してあげることにしたBさんは、結構高い柵を乗り越え、子猫達の元に連れて行って様子を見ることに。
保護した猫は、ずっと鳴いていたのにピタッと鳴き止み、兄弟達が団子状になってる中に潜っていきました。
そこで、全てが終わったと思ったのですが…。
自然の中で生き残れる子猫は一体何匹いるのだろうか。
自然の社会は厳しいもの。人間が手を出すことではない。
しかし、この中の最低一匹は里親が決まりかけていて、この先美味しいご飯を食べることもでき、長生きできることが保証されている。
ここで一匹だけでも、幸せな道を選ばせてあげるべきか。
それとも厳しい自然の環境の中でも、家族と過ごす方が、短い生涯でも幸せなのか。
そんなことをBさんと長い時間話し合いました。
なかなか決断がつかなかったのですが、その話し合いの最中に、母親猫が一匹の子猫を加えて何処かに移動し始めたんです!
これは早く決断せねば!!
そして、保護した一匹だけ里親になってくれる方に差し上げることにした私達。
Bさん、またそぉーっと柵を乗り越え、前の家のお庭に。
「あぁ、子猫が逃げ始めた!」
しかも、似たような柄の子猫達。
Bさん、「この子だと思う!」とまた柵を乗り越え戻ってきました。
じぇじぇじぇ。。。
コリ「その子、顔、微妙に違わない???」
写メと比べても、ちょっと違うと思うけど…。
後ろを振り返りましたが、もうその頃には子猫達は皆、軒の下に…。
Bさん「うーん、違うかなぁ。でも仕方ないから、この子だったって言って、里親さんにあげよう。多分大丈夫」
ということで、また二階に置いてあった段ボールに戻しに行くと、
Bさん「あぁっ!!!!!この子!
雌だ……」
もしかしたら、里親さんは雄だから欲しいって連絡くれたのかもしれない…。
仕方なく、Bさんはまたまた高い柵を超えいったん子猫を戻すことに。
暫く待ったらまた子猫達出てきてくれるかもしれない。
そんな期待を胸に窓から覗いていると、
母親猫がまた現れ、いそいそと全ての猫を
咥えて何処かに行ってしまいました。
全部いなくなっちゃった…。
これできっとよかったんだ…。
猫家族はみんな元に戻り、きっと幸せに違いない。
母親猫はきっと心配していたことでしょう。
私達はベストを尽くし、このような結果になったことには後悔はありません。
猫家族、幸せに暮らせよ~。
あばよ~。
グッドラック!