事務スキルで週末起業!
岡田知子です。
今日は、
「時間は無限じゃなくて有限だよ」
っていうお話。
昨年の夏、立山という山に登ったのですが、
今年は、北アルプスにある、
涸沢ヒュッテというところに行く予定だったんです。
今月末。
が。
一緒に行く予定の父が、膝を痛めまして、
中止になりました。
「お前だけでも行ってこい」
と言われましたが、
そもそも、父の付き添いのような感じで、
私にそこまで情熱はなかったので(笑)
ツアーをキャンセルすることになりました。
ちょっと、しょんぼりな父に
「また来年行けばいいじゃないの」
とは言いましたが、
年齢も年齢だから
(72歳です)
果たして膝が治るのか、
そして、肺も悪いので、
来年どうなっているのか・・・
正直、本当に行けるかどうかは分かりません。
(昨年立山山頂での父と私)
それで痛感したんですけどね。
年を取ると「来年」というのは、
簡単なことじゃないんだなと。
当たり前のことじゃないんだなと。
うちの父、
30代前半頃までは、登山にしょっちゅう行ってたらしいんですよ。
でも34歳で脱サラして、町工場を始めてからは、
休みなく働いて、家族旅行もほんの数回。
とはいえ、そんなに寂しい思いはしてなかったですけどね。
土日とか一緒に工場行ったりしてたし(笑)
まあ、そんなこんなで年を取り、
数年前から思い出したように、山に登り始めたのですが、
いかんせん体力がね。
テレビで「百名山」という番組を見ては、
「ああ、ここも行きたかったなあ」
「ここは昔登ったけど、もう一度行きたかったなあ」
と、呟いています。
「登ればいいじゃん」と声はかけていますが、
正直、全部は厳しいだろうなと。
そう思います。
せめて50代後半、60代前半から登っていれば、
もう少しあちこち行けただろうに。
行こうと思えば全然行けたのに。
そう思ったところで、
後悔先に立たず。
なのです。
今の私の年代だとまだ、
「じゃあ来年でいいか」とか
「まあそのうち」とか
来年やその先の未来が、
来るのが当たり前だと思ってるから、
つい先延ばしにしたりとか、
目の前のことに追われて、日々が過ぎて行きがち。
でも、気付けばもうすぐ43歳。
健康で自由に動けるのは、
あと30年あるかないか。
つまり・・・
夏はあと30回楽しめるかどうかだし、
花見だってあと30回行けるかどうかだし、
カウントダウンだってあと30回…(以下略)
「あそこの桜、綺麗らしいね〜。いつか行ってみたいな〜」
「パリでカウントダウンしてみたいな〜。いつかね〜」
「夏の花火、大曲のがすごいって言うよね。いつか行きたいな〜」
と言っている、そこのあなた。
来年の春は、そこの桜を見に行きましょう。
今年のカウントダウンはパリに行きましょう。
来年の夏には、大曲花火を見に行きましょう。
だって「いつか」っていつ?
あと何回、行ける可能性があるの?
あと30回というのだって、
それまで「健康だったら」という話。
それまでに何かあるかもしれないし、
もしかしたらあと1回とか2回かもしれない。
テレビを見ながら呟く父を見て、
いま、おかげさまで
健康な体と動ける時間がある私は、
やりたいことは
全部やろうって、やっておこうって、
改めて思いました。
「ああ、行きたかったなあ」
「やってみたかったなあ」
年を取ってから、
動けなくなってから、
テレビを見ながらそんな風に思うのは嫌だから。
せっかくの人生ですから、やりきりましょう!
自由な時代に生まれたんだから!
…と、なんだか話が壮大になって来たので、この辺で(笑)
今日は新月だからかな〜(言い逃げ笑)
以上、岡田知子でした(笑)