こんばんは。
岡田知子です。
今日、NHKスペシャルの
「ミッシングワーカー 働くことをあきらめて・・・」
という番組を見た方はいらっしゃいますでしょうか。
「ミッシングワーカー」って何?というところは、
番組のHPから引用させてもらいます。
今、働き盛りのはずの40代・50代に異変が起きている。
長期間、働けずにいる労働者が急増しているのだ。
彼らは求職活動をしていないため、雇用統計の「失業者」に反映されず、労働市場から“消えた”状態だ。
(これを「ミッシング・ワーカー」と呼ぶ)
日本では、40代・50代の「失業者」の数は72万人。
一方、「ミッシング・ワーカー」は103万人に上る。
背景には、非正規労働の急増がある。
(略)
中高年になると病気や親の介護など、様々なことから転職につまずき、その結果、労働市場から排除された状態が長く続き、「ミッシング・ワーカー」となってしまうのだ。
さらに深刻なのは、独身中高年が増えていることだ。
40代・50代の独身中高年は、650万人。
親の年金などに依存していると「消えた労働者」の問題が見えにくく、支援が行き届かないまま事態が深刻化するケースが続出している。
番組HPはこちら
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180602
つまり、
大体は、親の介護のために、仕事を辞めた独身の中高年。
介護中は、親の年金で生活し、その親が亡くなったあとは、長年のブランクなどから再就職ができず、もはや「働くことを諦めてしまった」人たち。
この番組を見ながら、恐怖に震えつつ、
(「独身中高年」という時点で、人ごとではないですからね)
自分で仕事をしていてよかったと痛感しました。
親が自分で動けている間は良い。
でも、もし寝たきりになってしまったら?
認知症になって、目が離せなくなってしまったら?
老人ホームに入れればいいけど、
それだけの資産がなかったら?
そもそも空きがなかったら?
結婚してたら、旦那さんの収入を頼れるかもしれないけれど、
それでもずっと介護ばっかりだとしんどい。
働くのを辞めて、介護一本になった時点で、社会から隔離されてしまうから。
一度そうなると、どんどん孤立するし、孤独感が増すし、追い込まれて行ってしまう。
実はこの番組、たまたま父と見てたんです。
見ながら父が、「ワシは、寝たきりにならないように気をつける」と言っていたのですが、
気を付けたって、なる時はなるじゃないですか(笑)
だから「もし万が一、お父さんが寝たきりになっても、私は今の仕事なら、介護をしながら続けられるから大丈夫だよ」って言ったんです。
私が起業をはじめたのは、親の介護を視野に入れていた部分もあります。
一人っ子だから、親の介護は避けられない問題。
もし突然そうなった時に、
会社を辞めなきゃいけない!と慌てることも、
収入ゼロになるのも、
社会との関わりがなくなるのも、嫌だったから。
結果、今もし親が寝たきりになっても(嫌だけど!!)
何とかやっていけるだろうという自信はあります。
これから、親の介護をして社会から離れざるを得ない女性は、どんどん増えると思います。
そんなとき、
家で仕事ができたなら。
アウトソーシングとして、事務業務を家で請け負えたなら。
この番組を見て、改めてそう思いました。
もっとこの「事務で起業」という、働き方を広めていけるように、頑張ります。
明日からは、来月開講予定の
現役アシスタントが教える“事務で週末起業”超実践講座
の、中身について少しずつご紹介していきますので、お楽しみにです^^
(延び延びになってたけど、やっと始められそう!ワクワク!)
以上、岡田知子でした。