秘書アシスタント 岡田知子です。

本日は成人式でしたね。

成人式を迎えた皆さま、
そしてご家族の皆さま、

誠におめでとうございます。

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20歳と書いて、
ハタチと読む。

何故でしょうね。
…て、調べないけど(笑)



私が成人式を迎えたのは、かれこれ21年前。
今日成人式を迎えたハタチの皆さんが産まれるよりも前。

そう、
まだ成人式が「1月15日」だった時代。
(若い子は知らないかもしれないなあ)


バブルが弾けて、父の事業が傾き、
家の中でも両親の「お金がない」という話が聞こえ始めた頃でした。

ハタチになる1年ほど前、
振袖をどうするか?という話題になり、
「レンタルでいいよ〜。どうせ二度と着ないだろうし!」
と子供ながら気を遣い(笑)

セールス電話をして来た、隣の市の呉服屋さんに母と行きました。


すると、レンタルは呼び込み材料だったのか、ロクなものを置いてなくて、話を聞いたら最後、買わないと帰れない雰囲気に。。

結果、帯から鞄から草履から襟巻きから、全部セットになっているものが値段別に分けられていたので、
(10万円コース、30万円コース、50万円コースみたいな。)

その中で一番安いコースの中から選びました。

真っ赤な下地に花柄。

そんなキャラではなかったけど、着れそうなものがそれしかなかったから(笑)

悟られないように、
「折角の成人式だから派手に行こうかと思ってさ!良くない?!」とか言って誤魔化したりして。

それでも、レンタルより全然高くなってしまって、親にすごく申し訳ない気持ちになった事を覚えています。

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結局その振袖は、成人式の前撮りで1回、成人式で1回、友人の結婚式で1回。
全部で3回着ることが出来ました。
まだ良かったよね。

それでも未だに「成人式」と聞くと、
あの時の呉服屋さんでの焦りと切なさとを思い出します。


お金があれば、しなくて良い不安や心配。
私の20代30代は、ずっとそれに苦しめられて来ました。
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自分の住む家がなくなるかもしれない恐怖。
家族がバラバラになるかもしれない不安。

いつもそれが頭の片隅にあって、お金がある子が羨ましくて羨ましくて、仕方ありませんでした。


だから、いま。
起業を始めて時折遭遇する状況。

「それはお金のブロックだね!」とか言われると、

あるに決まってるだろうがっ( *`ω´)!

と腹の中で怒りが爆発します(短気!笑)

20年近く、お金という存在に苦しんだんだから。
あって当たり前だよなぁって。
あってもいいかなぁって。

そんな事を思う成人式の夜。



にしても。
わざわざ写真館で撮った、真っ赤な振袖着てパンパンの顔した私の写真はどこにあるんだろうか。

ネタになるから載せようと思って探したけど、見つからず。

残念だなー。
って、誰も見たくないか(笑)


秘書アシスタント 岡田知子