種子島photo♡
学童保育の支援員をしているMEGUMIです。
約５年間で５００名以上の子どもたちと
過ごす中で
毎日、どこかでトラブルが起きています
今日は、トラブル対応の様子を
シェアしたいと思います。
帰りの会での出来事です。
３年の男子３名が
『今日はこのゲームをやりたい（司会をしたい）』
と言ってきました。
するとそこへ
同じく３年男子Ｎ君が『やりたい』と
言ってきましたが
３人中２人が『Ｎ君はだめ！一緒にやりたくない』
と即答。
Ｎ君はふてくされています
（小学３年生の男の子ってギャングエイジと呼ばれる
難しいお年頃で、学童保育の現場でも
なかなか対応が難しいとされています）
※ギャングエイジとは
今までは、親や先生の話なども素直に聞いていたのが
反抗するようになったり
そばにいる仲間などからの影響も強く受けながら、
ハメを外した行動をとりやすくなるお年頃です。
小さなトラブルから大きな
喧嘩などに発展することも少なくないので
私はこういう場面を見つけたら早めに
対応するようにしています。
今回は、Ｎ君と一緒にやりたくないという
３年男子２人に個別に話を聞いてみました。
まず、学校でも、チーム分けなどする時には
そんな風に、先生にもやりたくない人とは
一緒にはやらないと言うのかどうか
確認してから
（学校でやらないことは学童でも
やらないよ！と常々話しています）
でも、心にモヤモヤが残っていたから
一緒にやりたくないと思ったんだよね。
心にもモヤモヤが残ったままだと
また、同じように、やってはいけないことも
やってしまうから
心のモヤモヤは出してしまおうね
と話してから聞き取りを始めました。
１人目の３年男子は
『以前に死ね指をされたことが嫌だった』
というので、
どういう状況でどんな風に言われたのか？
言われたことに対して、どんな気持ちになったのか？
何が一番いやだったのか？
言われた時に、いやだと言ったのか？
言わなかったとしたらなぜ言えなかったのか？
本当はどうして欲しかったのか？
など、深堀して聞いていきました。
そして一通り聞き終わったら
Ｎ君に
そのままの言葉を
伝えてもらいます。
『僕はあの時○○をされて嫌だった。
その時、どんな気持ちだった。
本当は○○してほしかった』
こんな風に伝えると
ほとんどの場合は
『そんなつもりではなかった。』
とか言って理由を話してくれたり
『ごめん』と謝ってくれたりします。
今回は、少し前のことだったので
Ｎ君が忘れていたこともあり、
『そんなことがあったかもしれない』
との返事でしたが
１人目の３年男子に
『Ｎ君こんな風に言っているけど？』
って確認をしたら
『分かった』っていってくれて
ゲームの司会を一緒にしてもいいよと
言ってくれました。
私が
１人目の３年男子に
深堀して聞いていったことで
自分がどうして嫌だったのか？
本当はどうして欲しかったのかと
きちんと言語化できたことで
心のモヤモヤは解消できてたのかも
しれないなと
たくさんの子で試してみても
同じように言ってくれるので
そんな風に感じています。
そして、
その気持ちを伝える時には
気をつけていることがあって
アイメッセージで伝えると
いう事です。
『自分はこんなことをされて嫌だった』
『本当は謝って欲しかった』
など、自分の気持ちを伝えると
不思議と言われた相手も
素直に謝ってくれることが多いです。
今日は
１５分くらいの短い時間の対応だったので
２人目の対応が終わらず
明日に持ち越しになりました。
３人中２人が嫌だと言っているので
Ｎ君は、トラブルを起こしやすい
タイプではあるかもしれません。
こんな子ほど、丁寧に対応して
いかないといけないなあと
改めて、思わされました。
皆さん、今週も半分過ぎましたね。
私も、今日もよく頑張りました。
皆さんもよく頑張っておられたと思います。
頑張っている自分を労わってあげてくださいね。
私も、よく頑張った自分のご褒美に
甘い飲み物を
これから、ヨガをして身体をほぐして
瞑想をしてから
休みたいと思います。
今日も訪れて下さりありがとうございました
感謝しかありません