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「実家に帰ると、なぜか疲れる」

「昔は何とも思わなかったのに、最近は家にいると落ち着かない」

そんな経験はありませんか?

 

私にも、そんな時期がありました。

 

今回は、以前、広島の実家に帰省したときに感じた

「何とも言えない重苦しさ」

について、風水の視点から振り返ってみたいと思います。

 


🏠 広い家なのに、なぜか落ち着かない

私の実家は、広島では決して大きな家ではありません。

 

でも、横浜で同じくらいの敷地や家を持とうと思ったら、なかなか難しいだろうな……と思うくらい、田舎ならではのゆとりがあります。

 

かつては、

祖父母、両親、私と弟。

一番多いときには、6人家族で暮らしていました。

それぞれが自分の部屋を持てるくらいの広さ。

家族が集まっても、それなりに余裕があります。

 

ところが、時が流れ、

祖父母が亡くなり、

子どもたちは独立し、

父も亡くなり……

いつの間にか、そこに暮らすのは母ひとりになりました。

 


🌿 「家の広さ」と「住む人」のバランス

父が亡くなった翌年。

法事などで家族が集まる機会も多く、私自身も広島で研修を持っていたため、毎月のように実家へ帰っていました。

 

ところが、ある時期から意識的に帰省する回数を減らしてみたのです。

 

そして、4か月ぶりに実家へ帰ってみると……

「あれ?こんなに広かったっけ?」

と思うほど、家がガランとしていました。

 

家具を処分したわけでもありません。

家そのものの広さは、以前とほとんど変わっていない。

それなのに、

家の中の気配が、まるで違う。

 

6人が暮らしていた家に、今はひとり。

風水の陰陽という考え方で見ると、

これはとても分かりやすい変化です。

 


☯️ 人が減ると「陰」が強くなる?

風水では、ざっくり言えば、

陽=活動・動き・人の気配

陰=静けさ・休息・停滞

という捉え方があります。

 

もちろん、陰が悪くて陽が良い、という単純な話ではありません。

 

陰陽は、どちらも必要。

 

大切なのは、

その場所に適したバランスが取れていること。

 

たくさんの人が暮らしていた家から、次々と人がいなくなる。

すると、

・使わない部屋が増える
・人の出入りが減る
・会話が減る
・生活音が減る
・窓や部屋を開ける機会も減る

そんな変化が積み重なって、

家全体が静かになっていきます。

 

私が実家で感じた「どよ~ん」とした重さは、

家の大きさに対して、そこに暮らす人の数や活動量が少なくなったこと

も、大きく関係していたのだと思います。

 


🏡 「大きな家=幸せ」とは限らない

若い頃は、

「広い家」

「部屋がたくさんある家」

に憧れることもありますよね。

 

でも、人生のステージが変われば、

必要な家の大きさも変わります。

 

子どもが小さい頃は広い家が必要だった。

家族が増えれば、部屋も必要になる。

 

でも、子どもが独立して夫婦二人になったら?

さらに一人になったら?

 

そこで初めて、

「この家は、今の私の暮らしに合っているだろうか?」

という問題が出てきます。

 

これは、単なる「片付け」の問題ではありません。

人生の変化に合わせて、住まいも変化させる。

 

これもまた、

「おうちを整える」

ということなのだと思います。

 


🌱 親の家を「勝手に整える」ことはできない

私は風水を学んでいますから、

「ここをこうしたらいいのに」

と思うこともあります。

 

でも、実家とはいえ、

そこに暮らしている人の家です。

 

自分とは違う価値観を持ち、

自分とは違う人生を歩んできた人の暮らし。

 

そこへ、

「こうしたほうがいい」

「これは捨てたほうがいい」

と、自分の正解を押しつけることはできません。

 

これは、親の家だけではありません。

夫婦でも、家族でも同じです。

 

家を整えるということは、そこに暮らす人の人生を尊重することでもある。

私はそう思っています。


🧭 自分にできる「おうちの整え方」

そのときの私は、自分ができる範囲で対策をしました。

 

たとえば、自分自身の本命卦から見た吉方位を意識して、寝る場所を選ぶ。

そして、五行のアロマなど、自分自身を整える方法を取り入れる。

 

でも、

「家全体を変える」ことはしませんでした。

 

なぜなら、そこは私の家ではないから。

これは、風水を学んできたからこそ分かることでもあります。

 

風水は、

「人の家を自分の思い通りに変える技術」

ではありません。

 

まずは、

自分が暮らす場所を、自分の責任で整える。

 

そして、自分以外の人の暮らしについては、その人の選択を尊重する。

この距離感も、とても大切なのだと思います。


🌸 老後の一人暮らしと「家を整える」ということ

親が一人暮らしになったとき、

「大丈夫かな?」

「この家は広すぎるんじゃない?」

「もっと便利なところへ引っ越したほうがいいのでは?」

子どもとしては、いろいろ考えます。

 

でも、そこには、

住まいの問題だけではなく、その人の人生そのもの

があります。

 

長年暮らしてきた家。

思い出の詰まった家具。

毎日の習慣。

近所とのつながり。

 

そして、

「ここで暮らしたい」

という本人の意思。

 

だからこそ、親の家を考えるときには、

「何が正しいか」ではなく、「その人にとってどうなのか」

を考える必要があるのかもしれません。


🌿 人生が変われば、家も整え直す

家は、ただの「箱」ではありません。

そこには、

その人の暮らし方、

価値観、

家族との歴史、

そして、その時々の人生が映っています。

 

だから人生のステージが変わったら、

家も一度、見直してみる。

 

子どもが独立したとき。

仕事を辞めたとき。

夫婦二人になったとき。

一人暮らしになったとき。

 

そんな節目には、

「今の私に、この家は合っている?」

と問いかけてみる。

それだけでも、「おうちを整える」第一歩になります。

 


💛 あの10日間が教えてくれたこと

実家で過ごした10日間。

私は、

「人は、生きたように死んでいく」

という言葉を、何度もかみしめました。

 

そして、

「私はこれから、どんなふうに生きたいのだろう?」

と、立ち止まって考えました。

 

母には母の人生があり、

私には私の人生があります。

 

大切なのは、

誰かの人生を変えようとすることではなく、

自分の人生に責任と覚悟を持つこと。

 

そして、

今の自分に合わなくなったものがあれば、

少しずつ整えていくこと。

 

それは、家も、暮らしも、そして人生も同じなのかもしれません。

 

人生は、変えるものではなく、整えるもの。

家を整えることから、自分の人生を見つめ直す。

そんな「おうち風水」も、私は大切にしていきたいと思っています。🌿

 

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こちらの記事もぜひ読んでみてください。
👉 「風水とは?まず知っておきたい基本」

風水についてもっと体系的に知りたい方は、こちらもどうぞ。
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