羽生結弦選手 | 青龍のブログ

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今季初戦の羽生結弦が大いに語る オータム・クラシックSP後の一問一答全文(その2)
9/25(火) 12:03配信
スポーツ報知

 フィギュアスケートのオータム・クラシックは20~22日、カナダ・オークビルで行われ、五輪連覇の羽生結弦が263・65点で2月の平昌五輪以来となる右足首故障からの復帰戦を優勝で飾った。以下、97・74点で1位だったショートプログラム(SP)後の一問一答全文(その2)。


 ―今、一番大きな感情は悔しさになる?

 「悔しいです、はい。ふふふ。はい(笑い)」

 ―終わった瞬間の笑顔は?

 「あああ~みたいな感じでしたけれども(笑い)。でもまあ、先ほども言っているように、やっぱりジャンプ跳べてなんぼだとは思うので、ある意味でまとまったのは良かったと思っています」

 ―緊張は久しぶりの実戦だったから?

 「うんとお…ううん…。それはみんなシーズン初戦は、どれだけ世界選手権とか国別対抗戦とか、どれだけ近い試合をやっていたとしても、やっぱりシーズンオフを挟んでからの初戦は誰しも緊張するものだと思いますし、まあいつも感じていた通りに不安感とかもありました。ただ、それは別にけがからということだけじゃなくて、まあ新しいプログラムであったりとか、そういったところに起因していると思うので。明日も同じような緊張感はあると思うんですけど、とにかく今日一日でまた、久しぶりに試合でジャンプを跳ぶこととか、スピンやること、ステップやることっていうのは久しぶりに味わうことができたので、明日につなげられるようにしたいです」

 ―五輪連覇からの最初の試合。ソチ五輪を制した時の4年前のシーズンの始まりとの違いは?

 「ソチオリンピック後はフィンランディアを予定していて出られなくて、中国杯に出てけがをしてしまってっていう感じだったのが、今回は世界選手権も国別も出られていないかもしれないですけど、けがをおしてっていう感じではなく、ちゃんとケアをしながら足首の状態をしっかりといい状態にしながら、こうしてシーズンに臨めたのは良かったのかなと思います」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180925-00000077-sph-spo







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挑戦し続ける五輪王者、羽生結弦。オータム・クラシックでの新境地。
9/25(火) 15:01配信
Number Web

世界のフィギュア史に残る偉業達成後も、さらなる高みを目指し続けている羽生結弦。 photograph by MATSUO.K/AFLO SPORT
 9月20日からトロント郊外、オークビルで開催されたオータム・クラシック・インターナショナルで、羽生結弦は新プログラムを披露した。SPはジェフリー・バトル振付による『秋によせて』。フリーはエドウィン・マートン作曲『Origin/Art On Ice』で、振付はシェイリーン・ボーンが担当した。

 フィギュアファンならすでに周知のように、SPのピアノ曲『秋によせて』は、元全米チャンピオンのジョニー・ウィアーが2006年トリノオリンピックのフリーで使用した音楽。そしてフリーのほうは、エフゲニー・プルシェンコが2003/2004年シーズンのフリーで使用した曲が含まれている。

 羽生はこれまで尊敬するスケーターに、ウィアーとプルシェンコの名前を何度もあげてきた。今シーズンは、影響を受けた2人の先輩に対するトリビュートの意味もこめて、このプログラムに決めたことは8月のメディア公開練習の際に発表されていた。

 その2つのプログラムを、彼にとっての今季初戦、オータム・クラシックで初披露したのである。

予想を裏切らなかったSPの内容。

 SPは、初めて曲名を聞いた瞬間からこれは素晴らしいプログラムになるだろうと予想していたが、その期待は裏切られなかった。

 羽生のよく流れるスケーティングに、きらびやかなピアノのメロディがぴったりはまっている。毎回必ずはっとさせる要素を入れてくるバトルの振付らしいお洒落な作品だ。

 4サルコウ、3アクセル、4+3トウループのジャンプ要素がすべてきまった。2つめのコンビネーションシットスピンのはじめでバランスを崩しかけたが、その後に見せたステップシークエンスは、音楽の盛り上がりにのって華やかに演じきった。

 結局2つめのスピンはシットスピンの条件を満たしていないという理由でノーカウントになったものの、97.74で余裕の1位に立った。

 ジャンプがすべて、ボーナスポイントのない前半に入ったことについて聞かれると、羽生はこう答えた。

 「あれはあれで大大丈夫。特に悔しさもない。ただぼくとしては、あの素晴らしい曲のプログラムに対してきれいな終わり方ができなくて、すごく申し訳ない。これからすごく練習を積んでいきます」

 十分きれいな終わり方だったように見えたが、スピンのミスのことを指しているのだろう。

優勝するも悔しい表情を見せた羽生。

 フリーでは、冒頭の4ループと4トウループはきれいにきまったが、4サルコウで転倒。次に予定していた4トウループから3アクセルへの連続ジャンプが、2トウループの単発になった。演技を終えると、悔しそうな表情を見せた。

 総合263.65で優勝はしたものの、ミックスゾーンには神妙な表情で現われた。

 「本当に初戦毎度で申し訳ないんですけど、また260ぐらいしか取れないんだな、と……」と口元を引き締めた。

 今シーズンから、男子フリーの長さが30秒短縮されて4分になり、どの選手のプログラムも、後半に忙しくぎっしり詰め込んだ印象は拭えなかった。滑った手ごたえを聞かれると、羽生はこう答えた。

 「4分だからきついということではなくて、本当にただ単に自分の実力不足が出ているという感触がありました。これから練習してしっかりとこのプログラムの構成に耐えうる身体を作らないとなと思います」

「本当に滑りたかった曲」

 平昌オリンピックのあった昨シーズン、SPのショパン、フリーの『SEIMEI』の2本とも以前に使用したプログラムを選択したことで、一部から批判の声もあった。

 だが昨年の羽生には、オリンピックを連覇するという優先事項があった。特に怪我で練習時間を大幅に削られるという予想外の事態にもなり、結果的に見ると滑りなれたプログラムを選択したことは勝利の鍵だったと言えるだろう。

 そして2度目のオリンピック金メダルを手にするという大きな目標を達成した今シーズン、羽生は今度は表現面において新たな領域にチャレンジしているように見える。

 「本当に自分自身が滑りたかった曲でプログラムを作っていただき、自分が今できることをプログラムの構成として入れ込んでいただいている。楽しめればいいなという気持ちが強く出ているプログラム」と、新プログラムを形容した。

「表現にはまだ至ってない」と厳しい自己評価。

 だが初披露した感触は「表現とかにはまだ至っていない」と厳しい自己評価を下して、羽生はこう言葉を続けた。

 「ジャンプがきれいにきまってストレスフリーな状態じゃないと、プログラムは表現しきれない。これからもっと練習して、僕自身の感覚でも後ろめたい思いがないような、いい感覚で両方ともプログラムを滑りきりたいと思っています」

 あくまで羽生にとって表現力とは、自分にできる技術をすべて完璧に見せた上でこそ成り立つものなのだ。

 「今回ギリギリの点数で何とか勝つことはできましたけれど、自分が滑りたかったプログラムに対する実力があまりにも足りないので、練習を積んでいかないとダメだなと思います」

 オリンピック連覇をなし遂げ、世界歴代最高スコアを持っている選手の口から出たにしては、謙虚すぎる言葉だった。

「試合で勝ちたいという気持ちが強くなった」

 多くのオリンピックメダリストたちが競技休養、あるいは引退宣言をしている中で、普段のシーズンと同じように淡々と戦い続けているという、そのことだけでも、羽生の存在は特殊である。

 だがそんな彼だからこそ、数々の新記録を出し続け、歴史的な偉業を成し遂げてきたのだろう。

 「(この)試合に出て一番良かったのは、やっぱり試合で勝ちたいという気持ちがすごく強くなったこと。オリンピックが終わってからある意味で抜けていた気持ちが、自分の中に戻った。火をつけられた状態。これからさらに頑張りたい。また一皮むけたなと思っていただけるような演技を目指したいです」

 今シーズン、さらに羽生がどこまでの進化を遂げていくのか、楽しみである。

(「フィギュアスケート、氷上の華」田村明子 = 文)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180925-00831967-number-spo




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