羽生結弦!\(^^)/ | 青龍のブログ

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スポーツ観戦大好きです。羽生結弦選手のフィギュアスケートが大好きです!バレーボール男子、卓球、サッカー、野球など。
時々、花の写真も撮ります。


結弦君には、強力なライバルがいるね。

ネイサン・チェンは、どんなプログラムだろう?

宇野選手
ボーヤン選手
ハビエル選手
パトリック選手

みんな、これはという素晴らしい曲で、来るんだろうね!\(^^)/

男たちの勝負だね!\(^^)/

ただ、結弦さんについて行くだけ!!!










~ニュース~

羽生結弦の不滅の名プログラム、『SEIMEI』で再び五輪へ挑む理由。

2017/08/18 08:00
<Number Web> 田村明子
text by
Akiko Tamura

photograph by Asami Enomoto

同じプログラムで完成度の高さを目指す。

 トップ選手が五輪用に制作したプログラムがしっくり来ずに、シーズン半ばで以前のプログラムに戻したというのは珍しいことではない。

 トリノ五輪女王の荒川静香も、五輪本番の直前、2年前に使って世界タイトルを手にした歌劇『トゥーランドット』の音楽『誰も寝てはならぬ』を使用し、振付を再アレンジしたフリープログラムで金メダルを手にした。

 だが最初から、SP、フリー両方とも以前に使用した作品で五輪に挑むというのは、近年ではあまり前例のないことではある。

 羽生本人は、その理由をきわめて明確に、そして率直にこう説明した。

「新しい曲を選んで、これやって、あれやって、とやるのは、結構難しいものがあるんです。毎年毎年。特にこのシーズンだからこそ、そんなことをやっている時間はない。それよりも演技そのものに集中したいんです」

「スタートラインを変えよう、と」

 昨シーズンは羽生はSP、フリーともに新プログラムに挑んだだけでなく、SP、フリーともに4ループを加えるという大きなチャレンジを自分に課した。

 最終的にはGPファイナルのタイトルを守り、世界選手権でも3年ぶりに優勝という結果を残したが、完成作品に仕上げるまでに時間も要し、苦戦したことは事実である。

 その昨シーズンの経験があったからこそ、迷うことなく自分に最も合っていたと感じる過去のプログラムで五輪の勝負に挑むことを決めたのだろう。

「シーズン初戦とか最初のほうって、まだ新しいな、初々しいなという感覚ってあると思う。プログラム見たときに。これから滑り込んでいくんだろうな、という。今シーズンは、そんな状況ではいけないと思う。

(そこで)まずスタートラインを変えよう、と。

 スタートラインがプラスの状態からはじまっているので、しっかりそれをマイナスにしないように、そこから積み上げるものを、もっともっとたくさん積み上げていけたらと思っています」

 今シーズンのエネルギーは、新プログラムを作り、振付を覚え、こなしていくことには使わない。その代わり完成度の高い、レベルの高い演技を見せる。

 潔いばかりの、勝つための戦略である。


4回転を5度組み入れ、究極の難易度を目指す!!

 プログラムこそ以前に使用したものだが、予定しているジャンプ構成はリサイクルではない。2年前から比べて、1レベルも2レベルも進化したものだ。

 冒頭に4ループを入れることはもちろん、合計5度の4回転のうち3本をプログラムの後半に持ってくるという、究極の難易度である。

 公開練習で見せた彼のアップグレード版『SEIMEI』は、圧倒されるような迫力があった。

 なるほど、振付は気持ちが良いほどすっかりこなれているだけに、ステップ、スピン、などどこをとっても2年前の羽生より格段にパワーアップされていることが明白に見て取れる。

 そして4ループ、4サルコウ+3トウループ、4トウループ+1ループ+3サルコウなど、驚くほど軽々ときれいに決まっていった。今からこんなに調子が良くて、逆に大丈夫なのだろうかと思いたくなるほど、ジャンプのきれが良い。

 振付の内容自体にはほとんど手をつけていないというが、このジャンプ構成を最後までスピードを保って演じきったなら、前回とは別次元の新『SEIMEI』になるだろう。

 このプログラムを完璧に滑った2年前の羽生を、多くのライターが「神がかった演技」と表現したが、今シーズンはさらにそれをパワーアップさせた、凄まじいものが見られそうである。

 この4年間、すごいスピードで進化していった男子のフィギュアスケート。

 それを牽引してきた羽生結弦の新たな挑戦が、また始まろうとしている。

 初戦は9月にモントリオールで開催されるオータム・クラシックになる予定だ。


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http://number.bunshun.jp/articles/-/828692