東北三大祭りへ行ってきました | マッシーのブログ

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 8月6日から2泊3日の団体ツアーで東北三大祭に行きました。京都駅から新幹線「のぞみ号」で東京駅へ行き、東京駅からは、「やまびこ号」を利用しました。仙台駅に到着して、バスで秋田市に向かいました。バスの窓から途中の景色をしっかりビデオに収めながら、秋田市に向かいました。東北地方とはいえ、この日も暑い日差しが照り付け、バスも満員でとてもリラックスできる状態ではありません。到着してからすぐに、昼食をとり、竿燈祭り会場へ向かいました。ツアーの参加者の平均年齢は70歳以上ではないかと思えるほどお年寄りが多いのですが、みなさん歩く速さはとても早く、私もグループからはぐれない様についていくのがやっとでした。

 竿燈祭りの会場に着き、しばらくして、たくさんの提燈をともした竿燈の妙技が始まりました。「どっこいしょ、どっこいしょ」の掛け声に合わせて、手や肩・額へ載せたり、腰にも載せるなど、みなさん真剣で、すばらしい妙技を見ることができました。私が小さい頃からテレビや本で何度も見てきた竿燈を目の前で見ることができ、とても圧巻で満足しました。祭りが終わってから、バスに戻り、さらに2時間以上かけて、ようやく鶯宿温泉につきました。着いた時刻は午前0時を過ぎ、その後旅館で、おにぎりを食べ、温泉に入りました。

 翌朝は、バスが午前9時出発で、青森市に向かいました。東北地方も面積が広く、移動には結構時間を要します。この日は、ねぶた祭りの最終日で、昼の祭を見た後、海上運行と花火大会があります。太陽がじりじり照り付け、到着後すぐに観覧席に行かず、コンビ二や日陰で涼んで、パレードが始まる直前に観覧席につきました。やがて大きなねぶたが目の前にやってきました。そして跳人が元気よく跳ね、囃子方が勇ましく太鼓をたたき、会場も大盛り上がりです。「ラッセーラ、ラッセーラ」のみんなの掛け声が響き渡り、家内も私も自ずと「ラッセーラ、ラッセーラ」と威勢よく掛け声を出していました。

 この後、青森県観光物産館「アスパム」に行き、展望台から市内や陸奥湾を眺めました。眼下には、花火見物に来た「ダイヤモンドプリンセス号」や「飛鳥Ⅱ」とともに、青函連絡船の姿が見られました。思い起こせば、40年程前、寝台列車を利用し、京都駅からこの青森駅まで乗り、青函連絡船で北海道に行ったことが忘れられません。時のたつのも、本当に早いものだなとつくづく思います。

 土産物を買う機会が少ないので、アスパムで土産物を買った後、ツアーの人たちと観覧席に移動しました。やがて、日も暮れ、飛鳥Ⅱの係留してある方から船に乗せた、ねぶたが花火会場の方にやってきました。目の前を通過するねぶたの姿を見て、思わず「すごい」と思いました。光輝く色彩豊かな時代絵巻を表したねぶたは、真に芸術作品です。私も一生懸命にビデオカメラで撮り続けました。やがて花火が上がり、会場もとても盛り上がりました。

 

 祭りが終わり、また2時間以上かけてバス異動で、この日は安比高原のホテルに宿泊しました。ちょうど日の変わる頃にホテルに到着し、おにぎりを食べた後温泉に入りました。

 最終日は、仙台の七夕祭りです。バスで2時間以上かけ再び仙台に戻ってきました。途中、今話題の花巻東高校を横目にバスは、東北道を南下しました。私自身も20数年前自家用車で花巻温泉や、宮沢賢治記念館等東北に家族旅行をしたので、とても懐かしく思えました。今では新幹線で数時間で来られますが、当時はいろんな観光名所に寄りながらも、二日がかりで花巻まで来たことをよく覚えています。

 やがて仙台に到着し、七夕会場へ行きました。祭りといっても、竹につながれた大きな吹き流しが飾ってあるだけです。仙台の町は、予想以上に発展し、緑が多く町並木も続き、さすが杜の都だなと思いました。

 

 この旅行で東北地方の自然や歴史、東北の人たちの温かい心に触れ、本当に素晴らしい体験をすることができました。また、桜の季節、紅葉の季節、花火見物等、機会があれば、何度でも東北の旅をしてみたいなと思いました。