伊豆半島ドライブ旅行 | マッシーのブログ

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8月の末に2泊3日で伊豆半島をドライブしました。関西からの長距離ドライブで、新名神・新東名経由で行き、途中パーキングで食事や休憩をとりながら行きました。新東名高速道路は、トンネルや山間地域を主に走り、工事中の区間も結構あり、予定より時間を費やしました。長泉沼津ICを下り、伊豆縦貫道を利用して下田に向かいました。途中、二十数年前に訪れた修善寺を通り、浄蓮の滝によりました。学生時代に十数日かけてサイクリングツアーしたときにここを訪れて以来で、懐かしく思っていて、ぜひもう一度行きたいなと思っていました。上り下りするのは大変ですが、水量も豊かで改めて来てよかったと思いました。

また、この地域をなぜ訪れたかったというと、昔、天城越えしたときに泊まった宿がその後どうなったか確認したかったからです。その宿は、「いろり荘ユースホステル」です。1970年頃は、学生運動が盛んで多くの若者がリュックを担ぎ旅をしていました、そんな若者たちとサイクリングの途中に交流できた思い出の場所で忘れられませんでした。ペアレントの方を中心に、自己紹介をしたりゲームをしました。そして、大きな切り株でできたお風呂に入り、自転車でやってきた疲れも吹っ飛んだ思い出があります。しかし、「いろり荘ユースホステル」もなくなっていました。「いろり荘ユースホステル」がどのあたりにあったのだろうと、横目に見ながら、車で通り過ぎ、天城越えをしました。(本当は、小説や歌でおなじみの天城トンネルを訪れたかったのですが) 

 そして河津桜で有名な河津町を経由して海岸沿いを進み、下田に向かいました。下田白浜は平日なのに、海水浴客でにぎわっていました。目的の宿に着き、近くにある玉泉寺に行きました。ハリス総領事として、ここで日本初のアメリカ総領事館を開設したことで有名です。その後、黒船を模した遊覧船を見て宿に戻りました。

宿からは、下田港が一望でき、海上保安庁、の巡視船も2隻見えましたが、現代も改めて下田港は重要な港なんだと感じました。

翌日は、快晴で早速、日米和親条約が締結されたことで知られる了仙寺や唐人お吉記念館を訪れました。幕末の開国時の人々の思いを知ったり、竜馬やお吉について、詳しく学ぶことができました。この後は西伊豆に向かって海岸沿いを進みました。弓ヶ浜海水浴場は白い砂とエメラルドグリーンの海がすてきでした。

石廊崎灯台にはいきませんでしたが、あいあい岬から見る景色は、美しく雄大でした。堂ヶ島にも行きましたが、お目当ての遊覧船は波が高く欠航で残念でした。

そして二日目は、土肥温泉に泊まりました。旅館のすぐ近くに、足湯があったり世界最大の花時計がありました。一番期待していたのは海に沈む夕日です。じっとそのときを待っていましたが、雲が太陽をさえぎって夕日は見られませんでした。海に沈む夕日を見るなら、秋の方がよいとのここですが、それでも雲に反射する夕焼けがきれいでした。

 三日目は、土肥の金山跡に立ち寄り昔の採掘坑道を見学した後、資料館を見たり、砂金採り体験をしました。時価十数億の金塊には圧倒されました。

その後、駿河湾フェリーを利用して清水港に向かいました。途中富士山を望むことができとてもラッキーでした。

清水に上陸してから三保の松原に行きました。この日は、気温は35度以上あり汗びっしょりで、砂浜を歩いた後、車の中に入るとやれやれという感じでした。その後、海岸沿いを進み、久能山を右手に見て、焼津港に行きました。ちょうどカツオの水揚げをしているところでした。日本の漁業を支える港でもありここは、過去何回か訪れていますが、私は大好きな港でもあります。

 昔は、自転車で巡り、今は楽をして車でその足跡をたどりながらの旅も、何十年という経過する時間を増すにつれ、ますます印象に残るものとなりました。(本当は、もう一度自転車で巡りたいのですが)