広島に行ってきました | マッシーのブログ

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8月25日、26日と広島県にドライブに出かけました。行き先は、平和公園や安芸の宮島、呉の大和ミュージアムです。ドライブの行程距離は約1000kmあります。新名神から名神に入り、山陽自動車道を西にひたすら走ります。トンネルの多さに驚きますが、何回か通ったのでゆったりとした気分で、時間にとらわれずに走りました。広島ジャンクションから広島高速に入り宇品インターで下り、予定していたホテルに着いたのは、出発から約5時間後でした。おなかがすいていたのでホテル内にある広島焼の店で昼食をとりました。




ホテルからの眺めです。久しぶりに

遠くまで見渡せました。

 腹ごしらえをしてから、平和記念公園へ行きました。この時は、ホテルから出ているバスを利用しました。公園近くで下りると、多くの外国人観光客も平和記念公園を目指して歩いていました。到着してすぐに広島平和記念資料館に入りました。この資料館に入るのは3回目ですが、過去に引率や職員旅行で訪れているので、じっくりとみることができず、今回をグッドチャンスととらえ、しっかり目に焼き付けようという思いで入館しました。写真や遺品などインパクトの強いものばかりです。オバマ大統領も先日訪れましたが、世界中の指導者はもっともっと訪れてほしいなと感じました。その後、公園内の戦没者慰霊碑を拝礼し、原爆の子の像で鐘を鳴らしたりして、原爆ドーム前に行きました。この日も原爆が投下された日と同様に暑く空が青く澄み渡っていました。年々外国人(特に欧米)の姿が多く見られますが、英語、フランス語やドイツ語スペイン語などあちらこちらから聞こえてきました。世界中の人々が本当の原爆の恐ろしさを知らないからこそここを訪れるのであり、ここを訪れることにより平和の大切さを身にしみて感じるのだなと痛感しました。

 

被爆者慰霊碑を拝礼しました。




原爆ドームです。世界中の人々がここを

訪れるべきだと思いました。



翌日は、ホテルから直行の船で宮島に行きました。この日も広島湾は波が穏やかで、船も揺れずに20分余りで到着しました。港から歩いて行くと、右手に厳島神社の鳥居が見えました。さらに近づくとその下にはたくさんの人がいました。ちょうど干潮で鳥居のそばまで行くことができたのです。そして、記念撮影して、厳島神社を参拝しました。ここも国際色豊かで、日本を訪れる外国人の人気スポットで、伏見稲荷に続いてランキング2位だけのことはあります。廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、とても色鮮やかでした。




ちょうど干潮で、鳥居のそばまで

行きました。


厳島神社を参拝した後、今回こそは登ろうと決めていた弥山(みせん)に行くことにしました。厳島神社の西側出口からてくてく上り、ロープウェー乗り場まで「もうすぐ」という安心感を抱く看板に誘われ、ようやくもみじ谷公園に着きました。けれど、「もうすぐ」いう看板は続きます。汗だくになりながらようやくロープウェー乗り場に着きました。しかし、このロープウェーが、小さなゴンドラで頭を屈めて入り、窮屈な姿勢での空中散歩です。途中の山麓で少し大きなロープウェーに乗り換えて、ロープウェーの山頂駅に着きました。ここから歩いていったん下ってからまた上り、霊火堂を目指しました。霊火堂では、弘法大師が灯した霊火が1200年以上たった現在も「消えずの火」として燃え続けています。そして、この霊火で沸かされたお湯は万病に効くと言われています。到着してすぐにこのお湯をいただきました。とてもありがたい気持ちになりました。



弥山にのロープウェーの駅から広島湾が

見渡せます。


帰りの高速船の出発時刻の都合で、これ以上頂上を目指すことをあきらめ、下山することにしました。ここでも外国人の姿が目立ち、日本の歴史や文化にとても関心があるのだなと思いました。時計を気にしながら船に向かいました。途中、表参道商店街を通り、もみじ饅頭、焼き牡蠣のにおいを感じ、大きなしゃもじを横目に見ながら「ああ、もっと時間があれば。」と少し心残りな気分でした。

 ホテルに戻って、汗びっしょりの服を着替えて、最終目的地の呉市を目指しました。呉市を訪れるのは初めてで、戦艦大和が建造された所で第2次大戦中は、帝国海軍を支えてきた港です。今は、自衛隊の基地があり造船業も盛んです。時間も押し迫っていたので「てつのくじら館」と「大和ミュージアム」に入りました。「てつのくじら館」では、潜水艦がそのまま展示してあり、せまい艦内での乗組員の苦労を伺うことができました。「大和ミュージアム」では、実物の10分の1の戦艦大和の模型があり、「もし今実物が存在すれば。」と思ったりしました。また人間魚雷「回天」で、出立前に書かれ録音された青年将校の遺書は、”じん”とくるものでした。やはりここを訪れてよかったと思いました。

 



大和ミュージアムにある縮尺が実物の

10分の1の「戦艦大和」の模型です。


時刻は、夕方5時を過ぎ、岐路に着きました。広島呉道路から広島高速に入り、往路同様に広島東ジャンクションから山陽自動車道で帰りました。平日なのに、この日も宝塚付近の渋滞は夜遅くまで続いていました。無事に我が家に着いたのは、午後11時頃でした。