以前書いた記事の編集です!
なぜ今頃になって書くのかというと、
当時「こっちの治療方針のがいいんじゃない?」
とか、「標準治療とは何か」ってことをよく考えていました。
こっちのが良かったって思いたくなかったのです。
自分でもどちらがより適した治療方針なのかも
わからなかったので、人の意見に左右されやすいし
自分で決めたことに対してやっぱりこっちのが
なんて思いたくなかったのです。
なので、私が受けた治療と、がんセンターでの
治療方針の違いを出来る限り詳しく残しておきますね!
ふと、何の言葉で検索されてここのブログに着く人が多いのかな~
と思って見て見たら、「セカンドオピニオン」とか
「抗がん剤 上咽頭癌」 系のワードでした。
丁度1年ぐらい前の暑い日。10月。日傘差して行きました@がんセンター
一番聞いておいて良かったのは
治療方針の違いや方法。
ガンセンターで聞いた治療方法は、
入院を約2ヶ月半。放射線治療と抗がん剤を初日から。
抗がん剤はシスプラチンだけ。3回。でドキタキセルはなし!
その後1ヶ月に1回抗がん剤(点滴)を予防として
3回(シスプラチン、5FU)。
胃ろうをつけるための手術を入院前に。
(とっても痛くて飲み込めないらしい!)
どうしても胃ろうが嫌なら考えますけどと言われました。
トモセラピー(IMRT)という放射線の機械で。70グレイ。
話した内容には、「冗談抜きできつい治療だから」とも言われました。
生存率の話もされました。
ステージ3で5年生存率70~80ぐらい。4だと60~に下がるって。
上咽頭がんは、3つのタイプの分けられて1、だと放射線が
ちょっと効きにくいとかなんとか、私の場合EBウイルスが陽性
だったので、おそらく2か3で、それだと
抗がん剤とか放射線が良く効くのだとか!
がんセンターでも治療方針がまだ決まっていないそうで
(そもそも他の肺がんとかのようにかかる人の数が少ないから)
まだわからないと。
私が治療した病院での治療方法はNAC療法だとか。
私のした治療
は
導入化学療法という方法らしく、放射線治療の前に
3種類の抗がん剤(ドセタキセル、シスプラチン(CDDP)、5FU)を3週間に1回2クール。
目安として約2週間入院、次のクールまでは自宅療養。
その後、放射線と抗がん剤の併用で、1週間入院、2週間通院を2回。
放射線は全35回70グレイ(およそ7週間!)
ドセタキセルを使うので髪の毛がうぶげのような状態になるって!
どうしても嫌ならこの薬を使うのをやめることも出来るとか。
その後、予防のための薬を1年または2年錠剤の薬を。
副作用のお話しもよくされました。(味覚障害とか!)
放射線の機械はトモセラピーではなく!!
IMRTの導入予定があるけれど、来年5月が最短で、
耳鼻科のは脳が近かったり複雑だからもっと後からだそうで…。
今回の治療には間に合わないと!
機械があるならと思ってこの病院で治療を受ける
つもりで来たのに正直かなり心が揺れました・・・。
最初の2回と、放射線併用の時と、抗がん剤の量が違って、
併用の時には1日20mlだったっかな?を4日、5FU約5日。
導入の時には90mlだったかな??
今でこそ笑えますが本当本当本当辛かった。
一番大きな違いって言うと…ドセタキセルがあるorない(脱毛具合!)
胃ろう!(手術しなくて良い!)
放射線の機械!!そして立地条件。がんセンターは遠い…。
そして個室の差額代(笑)
こんなところかな~?