◆台風や低気圧で起こる、「むくみ、頭痛、鼻炎」
アロマサロン ヒーリングスペース・リファイン代表、
英国IFA・IFPA認定アロマセラピスト堀尾嘉秀です。
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またまた台風が近づいてきました。
今週末は広い範囲で大雨が予想されているとの情報もありますね。
前回の26号のときのように、被害が大きくならないことを祈ります。
サロンのお客様も、今月に入り、、
体調が悪くなったり、精神面で落ち込むことが多い。
というお話をたくさん伺っています。
私堀尾も、先週末、結構な雨量があった日曜日に、
ひどい花粉症のような症状で、
鼻水、くしゃみ、目からは大量の涙が出て本当につらい思いをしました。
花粉症とそっくりな症状で、
現に私はキク科のブタクサにアレルギーが多少あるので、
それのひどいのかな？
とも思ったのですが、
ものすごい雨が降っているし花粉が飛んでいるとは考えづらい・・・
じゃあ、何で？
何でだと思いますか？
答えは
低気圧
です。
詳しく言うと、気圧が徐々に下がってくることによって、
鼻水が大量に出て、涙もでやすくなります。
これは僕自身の症状ですが、
同じように気圧が低くなることによって怒りやすい症状としては、
頭痛や、むくみがひどくなることが多いです。
喘息の発作も起きやすくなります。
気圧が低くなってくる。
と言うことは、私たちの身体の外側から内側への圧力が弱まります。
それまで、鼻の粘膜や気道、気管支などの内腔は、
圧が弱まることで、粘膜が肥厚し道が狭くなります。
それにより鼻がつまりやすくなったり、
気道が狭くなることで息苦しく感じやすくなります。
また、鼻粘膜などは、浸透圧に負け、
水分が外にもれ出やすくなる。
と言うわけです。
気圧はこのような気道などの一部分だけではなくて、
身体全体にも変化を及ぼします。
気圧が下がることで、リンパから水分がにじみ出て、
身体がむくみやすくなりますし、
血流のバランスが変わったり、副鼻腔周辺の圧力が変化することで、
頭痛も起きやすくなる。
と、言うわけです。
今回、私は仕事に支障が出るとまずかったので、
かなり久々に鼻炎薬を飲んだのですが、
これがすごく効き過ぎてしまって、
鼻だけではなく、のどや口腔内の水分も持っていかれて、
やたらとのどが渇いてしまいました。
たった１錠だけでこうなったので、
薬は便利だけどやっぱり怖いなあと感じました。
アロマセラピーでは、
私のような、鼻炎などのカタル症状には、
まずはユーカリなどの１．８シネオール系精油が浮かびますが、
今回使用してみましたところ、最初はいい感じでしたが、
長時間はちょっと難しかったです。
トップノートが多いと言うのもあると思うのですが、
私はそれよりも、
「低気圧で身体の色々な組織がゆるんでいる」
と感じたので、
「収斂」をテーマに、
ジュニパーベリー
サイプレス
グレープフルーツ
など、
ちょっとダイエットにもよさそうなものをセレクトして、
芳香浴や蒸気吸入で使用したところ、
だいぶ楽になりました。
このほか、シダーウッドなどもオススメです。
これを見ても、今回の症状の原因は
「気圧が低くなってきた」
ことなのだなと、実感しました。
トリートメントでも、同じような症状の方に、
「収斂」をテーマにブレンドし、
リラクセーションと言うより、
ちょっとテンポなどを速めたり、
求心性を意識したトリートメントを行うことで、
かなり心身がスッキリするとご好評をいただいております。
気候や気圧の変化で心身のコンディションが落ち込み気味の方は、
アロマトリートメントですっきりリフレッシュ。
いかがですか？
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