はーい
お馴染みの方にはお馴染みのご挨拶で始まりました。
先日の三上博史の舞台観劇に続いて
私の長らくの夢が叶う日が
また!なんとまた!
こんな短期間にまたしても!
やってきたのでございまつ!
すげぇな!
なんだこの運の良さ!
もうすぐしぬのかな?
(O_O)←(笑)
さて、ことの始まりはTwitter。
フォローしております魔夜峰央先生(言わずと知れたパタリロ!の作者の先生です)の美人のお嬢様・まりえさんが、
魔夜峰央トークショーの告知をリツイートしてくださったのを運良くキャッチ!
ふと見ると締め切りまであと数時間!
抽選だって言うしダメ元で!
(>_<)
と申し込んだのが運命の分かれ道!
なんと当選いたしまして…
( ̄▽ ̄)
ご案内のあったライブハウスにお出かけしたのでございます。
まずは入場順を決めるために到着した人からトランプを引きます。
♢の1~13
♡の1~7
の順でーす、と案内される。
これ、あとで聞いたのですが、
やはりここは世界有数のダイヤ産出国のマリネラにちなんで♢マークからと!
こんなところから凝ってくださっていたのですてかちょっと待って!
13+7=20じゃね?(O_O)
す、すみません、今日ってお客さん何名…?
『20人です』
ひょえー!!(◎_◎;)
あの!
かの!
天下の!
魔夜峰央先生と20対1の距離でお会いできるとか!
_(꒪ཀ꒪」∠)_ぐはっ!
と、吐血!
鼻血通り越して吐血する勢いです!
思い起こせば35年前…←数字にビックリ
小学校2年生で初めて『霧のロンドンエアポート』を読んだ時の衝撃!
なぜそれを読むに至ったのか経緯が全く思い出せないのですけれども、
きっとそれは運命だったのよ☆
初めて買ったのは『パタリロ!』単行本の12巻。
そこから前後に買い広げてゆき、
間も無く全巻制覇。
それからはもう
新巻が出たら買う。
新巻→買う。
パブロフの犬のように新巻→買う。
何も考えず思考停止で新巻見たら→買う。
大学進学のための上京もパタリロ!と一緒。
引っ越す時もパタリロ!と一緒。
旦那さんと住むようになってもパタリロ!と一緒。
留学中は新巻を買って送ってくれた両親に感謝☆
息子が生まれてもパタリロ!と一緒。
いまや家族でパタリロ!の新巻を心待ちにする立派なパタリロ!一家になりました!
。・゜・(ノД`)・゜・。
(ちなみに今、最新巻は94巻)
もちろん、途中で発売されたほかの魔夜峰央作品も全部読んでます…
ラシャーヌ! 、横須賀ロビン、美少年的大狂言(チェリーボーイスクランブル)、トラウマ!、ルル=ベル!、おらが丸、マザリシャリフ、ゼロスター、毒師プワゾン、やおい君の日常的でない生活、パタリロ西遊記、パタリロ源氏物語、家政夫パタリロ!、そして…
今でも語り継がれる問題作(笑)
『翔んで埼玉』!(≧∇≦)
今回のトークショーを企画してくださった
セカイさん(お名前出しちゃって良かったのかな?)は、そりわそりわなかなかのマニアさんで、お宝をたくさん提供してくださいました。
さて、本題参りましょ♪
( ̄▽ ̄)←前置き長ぇよ! w
あ、そうそう!
会場のライブハウスに入ると、
私たち世代にはなんだか懐かしい感じのアイドルの曲が流れていまして…
お店の壁には…
実は、このお店のマスターが、
あの!
かの!
『バレンタイン・キッス』(by 国生さゆり)
を作曲した方(瀬井広明さん)だというからビックリおったまげ!
!(◎_◎;)
わたくし、そんな印税キングから
(注 ミカジューとは、パタリロ!に出てくるエピソードで、トマトジュースを若者らしくオサレに言うとトマジュー、じゃあミカンジュースを同じように言ってみたらお店のマスターが何を勘違いしたかバイトのミカちゃんをお店の裏に呼び出してミカジューを作って持ってきました、とゆー…何をどう絞ったのかとゆー…( ̄ー ̄;)
美味しかったです♪
そんなことをしている間に(?)
本日のカミサマ登場☆
61歳になられるという魔夜峰央先生は、
バレエ教室を開いていらっしゃる奥様の影響で40代でバレエを始められ、
今も続けておられるのでスリムでダンディ☆
ただ、トークショーの間じゅうずっとタバコを吸っておられたヘビースモーカー。
なんだかバンコランみたいでしたけど、お身体を心配してしまいます。
ずっとお元気でパタリロ!を永遠に書き続けて頂きたいので!
つい数ヶ月前に話題になった
ANNA SUIが少女漫画とコラボして出したバッグシリーズ。
パタリロ!からは、殿下の制服バッグが出たのです。
これはANNA SUIの職人さんが、本物のスーツの型紙を起こすところから作ったので、襟の部分なんて実にリアルにできています。
おひとついかがですか?
お値段 108,000円だそうです( ̄▽ ̄)
第1部では、これまでの魔夜先生の経験をお話くださいました。
駆け出しの頃、某漫画家先生が〆切前までに終わらなかった原稿を、5~6人の臨時雇われアシスタントとしてホテルに缶詰めになって一晩で書き上げたとか。
描いては送り、描いては送り、の生活なので、1度描き上げた作品の内容は覚えていないとか。
魔夜先生『きっと今日ここにお集まりの中で、僕が一番、パタリロ!のこと知りませんよ』
なんておっしゃいました。
そんな中でも、魔夜先生がよく覚えてる作品はどれでしょう?
(°∀°)b
答えは、コミックスの22~24巻。
パタリロ!が眠ってしまって、夢の中でご先祖になって地獄の悪魔・アスタロトと行動を共にする長編です。
と、言いますのは、
この頃もまだ魔夜先生はアシスタントを使っておられなくて、すべてご自分で描かれていたのでとにかく時間がかかり…
(アスタロト本人も装飾品が多くて美しい上に、背景の地獄にもたくさんの不気味な魔物なんかがいたりして、とにかく凝った作画なのです)
最後には40時間ぶっ続けで仕事をしてしにそうになりながら仕上げたとか!
!(◎_◎;)
それは思い出深いですねぇ!
魔夜先生によると、アスタロトはあまり動いてくれないキャラクターなのだそうです。
『魔法でなんでもできちやうから。
なんでもできるっていうのは、なんにもできないのと同じなんですよ。
だから、ベールゼブブという敵を配置することによって、ようやく動き出した』と。
動かないキャラクターといえば、
ラシャーヌ!もそうなのだとか。
なぜか分からないけど動かし辛い。
なぜだろうと思っていたところ、どなたかが文庫本のあとがきに書いてくださったところ
『ラシャーヌ!は、ボケとツッコミを一人でやっている。
だから難しいのか、と、先生納得!
(毎回失恋させるのも大変なのですって)
パタリロとバンコランは、そのボケとツッコミを2人に分けたことで動かしやすくなったらしい、と。
今や100巻目前のパタリロ!の中で、魔夜先生ご自身が1番お好きなエピソードは何でしょう?
(σ・∀・)σ
答えは、パタリロが旅費を節約しようと船に潜り込んで密航しようとするお話。
(何巻だったか見つけられないけど)
たまたま乗り合わせたニューハーフのおねいさまがた3人と、なんとか密航を成功させようとするんだけど酷い目に遭ってしまうお話。
剥き出しの、おねいさまがたの股間(手術前)に顔をうずめることになってしまったり、砂糖まみれになった体をおねいさまがたに舐めてきれいきれいして頂いたり…
その出来事が、パタリロが後々ニューハーフのおねいさまが苦手になる原因となり、ニューハーフカフェー・東カリマンタンの話につながってゆくのよね。
あれは描いていて楽しかった、とおっしゃってました(^ω^)
連載1回分はどれくらいで描きあげるんですか?
という質問に『1回18ページなんだけど、それを…1週間くらいかな』と。
1週間でできちゃうんだ!
そういえば以前どこかで、魔夜先生は下書きをせずにいきなり描き始めると聞いたことが…
すごい!!(◎_◎;)←逆画伯
最近の単行本の表紙のカラーは娘さんが塗っていらっしゃるのですって!
おお!まりえちゃんとの共作だったのか!
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
『ペン入れまでして置いておくと娘が塗っといてくれる』と!
便利なシステム(^ω^)
皆さんプロでもやっていけそうなレベル!
魔夜先生がご家族のことを描いたエッセイ漫画集『親バカ』シリーズにいくつか載っています。
…でも先生以外の皆さんはバレエダンサーで漫画をお仕事にはしていないのよね~。
もったいない(´・_・`)←逆画伯
ほかにも色々聞いた気がするのに思い出せない!
書いちゃいけない話は覚えているけど書けない(笑)
その場にいる事だけで幸せ過ぎて舞い上がっておりましたヽ(;▽;)ノ
ひとまず、第1部だけでいったんアップしまーす
( ´ ▽ ` )ノ
つづくー♪