EXOの先行公開曲「Let Me In」のミュージックビデオビハインド映像が解禁された。
映像の最初の主人公は、リーダーのスホだった。彼は「石が落ちる」というディレクションに合わせて演技を披露。ミュージカル、映画、ドラマなど、演技の幅を広げてきたスホは悲しみを湛えているような表情を見せた。
続いて、犬を見ながら「カメラを見ているんだね、君も。めんどくさくないの? 毎日人々が来て」と、優しく声をかけた。そのようなスホの気持ちを察したかのように、犬はおとなしく彼の足元で丸まって寝そべり、キュートな2ショットを完成した。
続いて、シウミンとチェンが向かい合うシーンでは、まるで兄弟のような掛け合いで笑いを誘った。自然にポーズをとっていたシウミンは、ナチュラルなヘアとメイクにより、猫のような魅力的な目がさらに際立ち、デビューした当時のようなあどけない表情を見せた。部屋の中や劇場の中を歩き回る彼は、スホが言ったように「遠く離れた場所でお互いを恋しがるEXOのメンバー」を表現した。
チェンも、久しぶりにシウミンと撮影したことに嬉しい様子を見せた。また、撮影の翌日がシウミンの誕生日だったため、撮影中に誕生日プレゼントを要求されたと暴露する場面も。“キム兄弟”として親しまれる2人の相性が、ファンを和ませた。
カイはインタビューで「ここは済州島(チェジュド)だ。EXOの『Let Me In』のミュージックビデオ撮影現場に来ている。犬と一緒の撮影だけれど、見慣れない環境で犬と出会って、あれこれをする場面だ。個人撮影だ。メンバーと一緒に撮影できず、1人でやっているが、1日も早くメンバーと会って撮影したい」と話した。また「雨が降っているが、みんな雨具を着て苦労している」とスタッフへの配慮も忘れなかった。
チャンヨルは草原で彷徨っているような姿で、時折見せる儚い表情が目を引く。また、カットの声が掛かると笑顔を見せるなど、お茶目な魅力を披露した。
久しぶりにEXOのミュージックビデオ撮影をしたという彼は「済州島で良い空気を吸いながら撮影したから、面白かった」とし、最後に「『Let Me In』ファイト!」と伝え、満足そうな笑顔を見せた。
ディオとセフンは一緒に撮影した。ディオは「久しぶりに撮影をしたら、新鮮で緊張もする」と心境を語った。撮影は驪州(ヨジュ)のカフェで行われ、セフンはディオと楽しそうに会話しながら「初めて会う方と『あ、ご飯は食べたか?』と言わなければならないんだ」と、エピソードを語った。
ディオは「メンバーと一緒に撮影すると大変だ。顔を見るだけでも笑っちゃって」と笑いをこらえる場面も。セフンは「他のメンバーたちは1人ずつ撮影するようだけれど、僕はギョンス兄さん(ディオの本名)と撮影することになった。ドラマタイズ形式なので、お互いに目を見て演技しなければならない、感情のシーンが多かったけれど、僕たちは一度も視線を合わせなかった。お互いに合意の上で『耳を見よう』『遠くの山を見よう』と言って、一度もNGもなしに無難に撮影できた」と感想を語った。
そして最後のリールカット。ベクヒョンは自ら意見を出して、撮影に取り組む熱心な姿を見せ、チェンはスホからアドバイスを受け、感情を込めて切なく歌う姿など、メンバーそれぞれが個性を披露した。撮影を終えたメンバーたちは感想を語り、セフンは「久しぶりにメンバーたちとミュージックビデオの撮影をして、期待が高かった。期待していただけに現場にいる監督やスタッフ、プロモーションなど、しっかり準備していただいて満足できる撮影だった。EXO-L(ファンの名称)の皆さんにも喜んでいただけたら嬉しい」と伝えた。
また、この日、カイの3rdソロアルバムのタイトル曲「ROVER」が音楽番組で初めて1位を獲得した日でもあった。彼は「『Let Me In』の撮影が終わった。実は今日『ミュージックバンク』で『ROVER』で1位を獲ってから、これを撮影しているけれど、泣いちゃって目が腫れているようで不安だったが、無事に撮影が終わって、気分がいい」と話した。
kstyleより


