BIGBANGの次はEXO…トラブルだらけの中国公演「こんなはずじゃなかった」

BIGBANGが中国で偽のチケットと闇チケットの販売詐欺に巻き込まれて騒ぎになったことに続き、今回はEXOが中国公演の仲介会社のミスで被害を被った。

EXOは26日に中国・上海で開かれた「K-Friends」コンサートに参加した。この日、EXOは計6曲のステージを披露した。しかし問題が発生した。ファンが思っていた公演時間よりはるかに短かったためだ。主催側が広報した内容とEXO側がもらった内容が異なったためだ。

当初、中国の主催者側は、「K-Friends」コンサートが27日午後7時30分(現地時間)から10時30分までの3時間にわたり開催され、EXOが完全体で10曲のステージと様々な活動を準備したと広報した。

しかし、コンサートは広報とは違う状況で行われた。メンバーのレイは映画撮影のスケジュールで参加しておらず、10曲とされたEXOのステージは半分の5曲だった。さらに、コンサートは午後9時になる前に幕を閉じて、現地のファンから激しい返金要求を受けた。

このようなトラブルはEXOが所属しているSMエンターテインメントと中国の主催会社の間にある中国会社と韓国会社によって起こったことが分かった。現地のマスコミによると両社は事件発生後、連絡が取れていない状態だという。結局公演を主催した中国の会社が観客にチケット払い戻しに対する公告を掲載し、事態は一段落した。

先立ってBIGBANGの公演でも中国と香港でチケット詐欺が起こり、ファンを驚かせた。高価な闇チケットはもちろん、偽のチケットが登場し、公演会場を訪れたファンがきびすを返すこともあった。香港のネット上で闇チケットを販売した人はお金だけを取って逃走し、香港の警察につかまった。

海外アーティストというハンデを持っているため、このような事件は中国人歌手より現地マスコミを通じてはるかに否定的に取り扱われる。BIGBANGとEXO、そして両グループの事務所とファンが被害を被ったが、事態に巻き込まれたグループのイメージ失墜にも繋がりかねない。他国で起こったことであるため誤解を招きやすく、悔しさを訴えるのもはばかりがある状況だ。

韓国を代表するアイドルグループを利用した詐欺事件が繰り返されているため、中国市場を狙った業界レベルの具体的な対策作りが必要だ。

Kstyleより