さくらです
女性活躍推進の
数字のトリックについて、
ハッと気づいたことを書きます。
先日職場で入社10年目位を対象とした
社員研修がありました。
研修の中で、
ワークライフバランス、
働き方改革、
女性活躍推進、
男性の育休取得などなど
説明があったのです。
この分野に興味深々の私は、
一言一句聞き逃すまいと
聞いていたのですが、
何か違和感。。。
それは、
女性管理職比率の
数字のトリック
です。
内閣府「女性の政策・方針決定参画状況調べ」(平成27年1月)
各分野における「指導的地位」に女性が占める割合のグラフが提示されたのですが、
薬剤師が66.5%
国の審議会等委員35.4%
国家公務員採用者(総合職等事務系区分)34.3%
これ以外は、
3%〜21%位で、
政府が定める
2020年30%の目標には、
ほど遠い分野も多々ありました。
国や都道府県の政策決定をするような場での
比率が低いのですから、
女性が
そうそう、これを待ってたのよ!
って膝を打つような
超共感政策がなかなかない。。。
て感じるのも無理はないなぁと
感じました。
私の会社でも、
女性の管理職比率30%
ということは以前から言われていて
増えつつあるけど、
男性上司がよーくぼやいていました。
上に行きたがる女性が少ないんだよなぁ。って。
確かに制度を整えるとか、
風土作りでできることも
あると思うんだけど、
この研修でハタと気づいたことをがあります。
超ざっくりですが、
日本の生産年齢人口における労働力率
男性 84.8%
女性 66.0%
雇用者の雇用形態別構成割合
正規の割合
男性 78.2%
女性 44.3%
そもそも正規の割合が
7:3
だから、
そのままストレートに行けば、
管理職比率も
7:3
行けるはずなのに。。。
(もちろんその辺りを加味して、政府目標値が設定されてるのでしょうが。。)
そう考えると、
そもそも正規の割合が
7:3じゃない分野は、
そこから女性比率を増やさないと同じ土俵にも乗ってない
わけなんですね
じっくり考えたことなかったですけど、
やみくもに女性管理職率を上げることが良いのか、
女性に合った働きやすいワークスタイルを選ぶことが良いのかはさておき、
正規率アップが先か、
管理職率アップが先か。。。
格差が解消される時は、
あらゆる数字が芋づる式に
変わるのでしょうねぇ。
タマゴが先か
ニワトリが先か⁈
まるっと上手くいく
楽しいアイディア
出したいものですね
とはいえ、
まずは一歩一歩
楽しく働き、
楽しく暮らす大人になることから
それから周りの人にも伝えて
いきたいなって思います
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました