お客様からいただいたお話 | 不妊カウンセラー 新垣智子のブログ

お客様からいただいたお話

不妊治療 何をやってもうまくいかない・・・そんな時は こちら

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今日は、

私のお客様からいただいたお話を

一つご紹介したいと思います。


不妊治療で陥りがちな、

夫婦の危機にまつわるお話です。



~~お話はこちらから~~~~~~~~~~~~~~~~~


新垣先生、こんにちわ!

いつも大変お世話になっております。


今日は先日、

先生からご依頼されました、

私たち夫婦のお話をメールさせていただきますね!



不妊治療は、1人ではできないもの。

そこには他人には言いにくい夫婦の危機

あった人も多いんじゃないかと思います。

不妊治療は夫と2人で立ち向かってこそ叶うものだと思う。
でも、2人で立ち向かうといっても、

男性と女性では温度差があり、

なかなかうまくいかない時もしばしば。


正直、私も夫婦の危機を感じたこともありました。


夫は、特に子供が好きというタイプではなく、

どうしても子供が欲しい!!とは思ってませんでした。


また、まわりに子供がいなかったため、

子供とはどういうのか、

いまいちピンときていなかったような感じもあります。


だから、不妊治療までして子供を作らなくても、

自然に任せて、できたらできたでいいし、で

きなかったら人生、夫婦二人で楽しめばいい。

という考えでした。



一方の、私といえば、

姉に子供がいたこともあって、

やっぱり自分の子供がほしい。


というか自分の子供に会ってみたい。

夫の子供に会ってみたい。

せっかく女に生まれたからには、

子供を産んでみたい。という気持ちが強かったのです。



こんな二人だから、夫が不妊治療を理解するまでは、

夫婦喧嘩することもしばしばありました。

そのうち何回かは、夫婦の危機が訪れました。


特に、仕事が忙しい時期だったので、

ただでさえいっぱいいっぱいだった夫は、

勝手にスケジュールを決められ、

半強制的にタイミングを持たないといけないことに

イラだっていた。


今から考えれば当然のことですし、

私も思い返せば、恥ずかしいです。



治療を始めてから、初めてのタイミングの日なんて、

仕事から帰ってきた夫が、
「なんか熱っぽいから、今日は勘弁して~~。」

と言ってきました。



普段なら、「大丈夫?!」と言える私も、

この時は焦っていたこともあって、

全く気持ちに余裕がなく、


「絶対、今日じゃないとだめ!!こっちは毎日、

仕事が終わってから病院に行って、

今日の日のために頑張ってきているのに、

少しは協力してよ!」


と怒り泣きする始末。。



今思えば、熱があるんだから、

1回くらい、見送ってもしょうがないことなのに、

その時はそんな余裕まるでなし。



なんとか夫も協力してくれたが、

翌朝40度の熱が出てダウン。。。
自分の身勝手さに嫌気がさした。。。



もちろん、夫の気持ちも十分に理解できたのですが、

こっちもこっちで何日も病院に通い、お金もかかり、

今回を逃すと1ヶ月先までまた待たないといけない。
という気持ちが先走り、だんだんとお互いに思いやりを

持てない状態になっていた。



だから、喧嘩するたびに、

不妊治療なんかしなくても子供ができたら、

こんな余計な喧嘩はしなくてもいいのに。。

なんで、子供がほしいと二人で頑張っている

だけなのに、喧嘩しなくちゃならないの。。と思う日々。



でも、不妊治療を続けていく中で、

夫も少しずつ理解をしてくれるようになり、

いつしか、絶対的に協力してくれるようになりました。


また、私が救われたのは、

夫が「子供ができなければ夫婦二人でお金も

自由に使って楽しんでいったらいいよ。」と言ってくれたこと。


頑張って、無理だったとしても夫婦であり続けられる。

夫は私を見捨てない。

という安心感があったことは私にとって、

とても大切な心の逃げ場でした。


雨降って地固まるじゃないけど、夫婦の危機を乗り越えてこそ、

絆が生まれた気がします。

これを読まれている読者の皆様にも、

素晴らしい絆が芽生えますように・・・。