そういえば。
多感な10代の頃に観て印象に残っている映画…があります。
DVDを今の内に集めておかなければ…と思い立ち。
特に大好きだったのがサリーポッターの
「Orlando」。
映画館に何度も通った作品です。
言わずと知れたウルフの小説の映画化。
よくあれだけ膨大な文章をまとめたな…と思い…。
これは映像が本当に美しいんですよね。
イギリスを舞台にした硝子細工のような繊細な雰囲気で。
青や緑など色彩の出し方もとても上手。
サリーポッターは振付家なので、
役者の動きやカットのポーズも綺麗です。
アカデミー賞の衣装部門にもノミネートされておりました。
主演は、ティルダスウィントン。
「ナルニア国物語 Ⅰ」で魔女を演じた、
すらっとした雰囲気の、
英国の女優さんでございます。
ケンブリッジで社会学などを学んでいた知性派かつ、
ローヤルシェークスピアカンパニーで演技を磨いた実力派。
デレクジャーマンのヒロインでもあり…。
最近、ようやくメジャーになってきたかしら。
この方。
デレクジャーマンの「エドワードⅡ」のイザベル王妃では、
ほんと男前でございました。
見事、のヒトコトです。
「オルランド」のDVDを日本で買おうと思ったらもう廃盤らしく…。
というわけでアメリカからお取り寄せすることに致しました![]()
一緒に、スタンリー キューブリック監督の、
「Barry Lindon」もオーダーしましたん![]()
この映画は日本では余りメジャーではないけれど、
キューブリックらしい完璧な構図で、
18世紀のバロックの世界が再現されてます。
バロック大好き![]()
蝋燭の光までこだわって作られていて美しいですね。
映像を見るとキューブリックだなぁ…と思います。
黒澤は黒澤だと一目でわかり、
キューブリックはキューブリックだと一目でわかる、
独特の完成された世界がありますね。
後、ポーランドの巨匠、キシェロフスキの「二人のベロニカ」、
チェンカイコーの「さらば我が愛」。
こちらは日本でお取り寄せしました。
どちらも映像が美しいです![]()
「さらば我が愛」はとにかく赤の色が鮮明に残ってます。
色の出し方が鮮やかでカメラワークが上手です。
レスリーチャンは亡くなってしまったけれど。
物語はただひたすら切ない…。ですね。
赤といえば、チャンイーモウの「紅夢」も綺麗だったなぁ…。
どちらもアジアを代表する女優、コンリーが出ています。
キシェロフスキは翳のあるセピア色の情景が美しいです。
ボヘミアらしい、独特の懐かしさの宿る世界。
劇中に出てくる人形劇がとても素敵で神秘的ですね。
パリを舞台にしたおとぎ話のような、素敵なラブストーリーです。
ヒロインの透明感が、映画の世界と上手く融合している気がします。
届くのが楽しみですね![]()