どんな人生を送るのか
何を体験したいのか
そこから 遡って
考えても
わからなくて
自分で 選んだことが
正しいのかどうかと悩み
これでいいのかと
いつの間にか疑心暗鬼になり
へとへとになって帰り着いた。
家に帰り 自分に声をかける。
今日もがんばったね。
失敗したかどうか
やらかしたかどうか
誰にもなにも、言われていないのに
気にしてしまうほど
がんばったんだね。
緊張してたんだね。
外は急に雨が降り始めた。
バケツをひっくり返したような雨。
ばたばたばた、と
屋根を打ち付ける音が響いている。
私はそっと 部屋の明かりを消して
キャンドルに灯をともしてみた。
お気に入りの曲をかけながら、
ゆらゆらとゆれる明かりを眺めるうちに
私の心はゆっくりと落ち着いていく。
スマホで漫画だって読んじゃう。
(目に悪いからおすすめはしない笑)
ひとしきり、読み終える頃には
瞼が重くなりはじめ、
私は身体の力を抜いていく。
あぁ、やっぱり緊張してたんだね。
ふいに 大きく息を吐いて
身体から
更に力が抜ける。
私は安心感を覚える。
もうその頃にはだいぶ落ち着いたけれど
悪い想像をしてしまうときは
疲れている時。
誰かに責められそうで
身体が強ばるときは、
まず寝てしまう。
がんばりやの、
こわがりやさん。
ひとまずゆっくりとおやすみ。
今日も
お疲れ様でした。
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私が悩むときって
だいたい考えてるだけの時。
疲れてるとき。
寝てないとき。
世界はいつも
私の想像以上に優しい。
miki.