こんなにバースデーカードをいただいたのは何年ぶりかしら。


誕生日って、年々存在の薄い日になっていってしまうもので、社会人になってからは、「今日、誕生日なんだ」っていうのもはずかしい、って感じになる。


’親友’というか、腐れ縁というか、、という存在になりつつある、学生時代からの友達は、お互いの誕生日を見事に忘れるし、(数日経った頃にそういえば、、というメールが来るが・・)夫婦間でも、子供の誕生日は盛り上がるが、相方の誕生日はそれほど盛り上がらない。

おかしいな、、結婚する前は盛り上がるイベントだったのに。(ーー;)


というわけで、ここ最近、誕生日はひとつ歳を取る日、というだけのものになっていたのだけど、病院で誕生日を迎えてしまった私は、思いがけず、沢山のカードをいただいた。

看護師のみなさんからのカード。

なんだ、この温かみのあるカードは・・・。学生の時の寄せ書きみたいなカード。女の子らしく、かわいくデコレーションされていて、なんかほっこり嬉しい。柄にもなく涙が出そうになっちゃったよ。

朝からいた看護師さんたちがくれたカード、そして昼からの看護師さんが用意してくれた別のカード、そして、となりの部屋の担当医師が、私の誕生日に気づいて急遽持ってきてくれたカード。


携帯に来るデコメールが主流な中、3枚もカードをいただいて、なんだかとても嬉しかった。

手書きのカードって素敵だわ。これから、私もなるべく手書きのカードを贈ろう。


そうそう、カードと言えば、去年のクリスマスに、友人にクリスマスカードを送った。その友人は遠いのにわざわざお見舞いに来てくれたことのある子で、年賀状でお礼を、、と思っていたら喪中葉書がきてしまったので、慌ててクリスマスカードを出したの。

喪中葉書が来た友人にはクリスマスカードを出す、というのは我が家の習慣なのだけど、その友人はとても驚いて喜んでくれた。


気持ちを伝えたいときにはメールよりもカード。メールは手軽な分、カードほどの思いを伝えきれないのかもしれないな。手で書いて、封をして切手を貼ってポストへ入れる。ひと昔前よりも、カードの存在って大きいかもね。


みんなも大切な人にはカードを贈ろう。