今日は血小板輸血の日。血小板は4日しかもたないから、年明け早々に献血をしてくださった方に感謝します。

私はHLA抗体ができてしまったため、HLA違いの血小板だとせっかく輸血しても、すぐ壊されてなくなってしまうの。なので、HLA一致の血小板をオーダーしていただいてます。


HLA一致なら、血液型は関係なく、A型だったりB型だったり。私はB型なのですが、A型の血小板を輸血したこともあり、なんか変な感じ。。。

HLA一致でない場合は血液型が一致してなければいけないのに、HLA一致であれば血液型は一致してなくてもいい、うーーーん、なんだかよくわかりません。


研修医の先生に聞いてみたら、血液型は赤血球の型なので、血小板は関係ない、という回答。ん?でもHLA一致じゃない時には血液型を確認させられるのは何故だ?やっぱり関係あるんじゃないのぉ?じゃないと、HLA抗体が出来てしまう前には必ず確認していた意味がないじゃないか。。。


そう突っ込んだら研修医の先生は「そうですよね???」って。まぁ血液内科の先生に聞けばわかるんだろうけど、研修医の先生には難しい質問だったようです。


HLAと言っても、AとBだけ合わせればいいので、骨髄の型ほど合い難いわけではありません。(骨髄の型はAとBとDRっていうのを合わせます。Cっていうのも合わせた方がよりよいそうです。)

私の場合、骨髄バンクに1000人強の適合者を見つけることが出来たので、日本人に多いタイプらしいです。まぁ、バンク登録者数よりも、献血に協力してくださる方の人数はずっと多いので、HLA抗体が出来てしまった人でも、血小板輸血で困ることは今までないらしいですが、花粉症のシーズンになると、薬を服用しているために献血ができない、という人が急増するため、その頃は一般的に少なくなるとのこと。


血液型による性格診断ってあるけど、性格は赤血球に影響されるのかしら。(笑)

血液内科の先生は、「性格と血液型は関係ないですよ。」と断言してらしたけど、私の周りの人を見ても、やっぱり関係ありそうな気がします。。。

だって私はどう考えてもA型ではない。。。ははは。


移植すると血液型もドナーさんの血液型になるので、場合によっては変わります。

でも、できれば血液型も一致していた方が良い、とのことです。A型とB型をぶつけるには、1工程必要で、移植後に一時的に貧血症状などが起きることがあるそうです。


私の場合はドナー適合者の数が多いため、主治医の先生から、同じB型の方、同じ女性の方、遺伝子の型も同じ方、というほぼ兄弟間と同じような方からの移植ができるだろう、と言われました。合わせられるところは可能な限り合わせておく方が移植後のGVHDが出にくいそうです。


数名しかドナー適合者が見つからない、という人もいるのに、細かいところまで合わせられるなんてとても幸せです。発病する前、骨髄バンクに登録しようなんて、微塵も思わなかった私が、頂く側になるのって、なんだか複雑な心境です。ドナー様に苦痛がありませんように。



図解 白血病・悪性リンパ腫がわかる本―ここまで進んだ最新治療/永井 正

¥1,680
Amazon.co.jp


神様、何するの…―白血病と闘ったアイドルの手記/吉井 怜
¥1,470
Amazon.co.jp


神様、何するの…―白血病と闘ったアイドルの手記 (幻冬舎文庫)/吉井 怜
¥520
Amazon.co.jp