あけましておめでとうございます。

病院で迎えた2010年です。今年の七赤金星は最高の運気です。それにあやかって病気を根治しますっ!クローバー


元旦早々、血小板を頂きました。かゆいのが出来た。。。

血小板輸血はHLA一致でもかゆいのができるのね。。。

ステロイド点滴ですぐ治りました。

こういうアレルギー体質って、移植すると変わるかなぁ。昔っから割と蕁麻疹とか出易いのよね。ひどくなったりして。。。 はぅ。。


大晦日の昨日も、元旦の今日も主治医の先生はお休み。その代わり、主治医の先生よりも上の、血液内科トップの偉い先生が2日共、病室に顔を出してくださいました。


「今年は根治しちゃいましょうね! もう、全部キレイにね。」

「もうほとんど白血病細胞はいなくなっているはずだけど、全部ね、残さず退治しましょうっ!」


力強く先生が言って下さって、とても力をもらった気がしました。

この先生、とても有名なんですよ。その先生が付いているんだから、ゆうみは怖いもの無しです。


手が抗がん剤の副作用で、色素沈着で黒くなってることを先生に言ったら、

「すぐ治るけど、又、移植のときに黒くなりますよ、一時的にね。放射線浴びるから、日焼けしたみたいに黒くなりますよ。でも移植の後、6ヶ月から1年で消えるから」って。

まぁ、その間は顔はファンデーションでごまかすか。


「吉井怜ちゃん(グラビアアイドルです)、知ってる? 彼女も我々の仲間が担当したんだよ。元気でしょ?彼女に続け、でがんばりましょう。黒くなくてキレイになってるでしょ?大丈夫ですよ、一時的なものだから。もちろん、彼女は自分で移植の後、沢山努力してたけどね。」


「せっせとシナール(処方箋で出るビタミンC)飲んで、ね。」


「はい、そうしますっ。」


シナールは、同病ちゃんの主治医の女医さんに、「シミが増えた~、そばかすが増えた~」と言って処方してもらったの。昔、皮膚科に行ってた時に、色素沈着の予防にはビタミンC、と必ずステロイド軟膏と一緒に出してもらってたから。女医の先生じゃないと、きっと出してくれないだろうな~と思って敢えて彼女に頼んだのは大正解。だって、私の主治医の男の先生(とても処置が上手で優秀な先生だから100%信頼してるんだけど)は、「治療と関係ないビタミン剤はあんまり、、、。」と最初はあまり良い顔をしませんでした。

でも、その時たまたま無菌室も準無菌室も満床で、大部屋病棟での治療となったのに、いつも出る高熱を出さなかったためか、それからは主治医の先生が毎回処方してくれるようになって、主治医の先生も、さっきのエライ先生も、シナールを服用することに肯定的になってくれました。

なんかうれしいよね、こういうの。


さてさて、ごはんは朝はお雑煮(ちゃんとお餅入り!)、そしてお節料理が出ました。数の子、黒豆、かまぼこ、錦玉子。そしてお昼はなんと尾かしら付きの鯛と栗きんとんが出たよ!もうびっくり。夜はなんだ?と期待してたら夜も期待を裏切らず、天ぷらでした。すごいね、この病院。


残念ながら、まだ抗がん剤の副作用で食欲はあまりないので、完食はできなかったけど、病院で御節が食べられるとは思ってなかったから嬉しかった。


夜は実家に電話。親戚で集まって毎年恒例の宴会。楽しそうな会話が聞こえてきて、ちょっと参加してる気持ちになれたよ。来年はうちで、新居に招待して宴会するんだ。