夕食を食べながら、次女が言いました。
次女:「せかいには、こんなにたくさんごはんを食べられないこどもがいるの?」
私:「そうだね。食べるものが木の根っこしかなかったり、お茶碗一杯のお粥が一日分のご飯、っていうこどもが、いるんだよ。」
次女:自分の茶碗を見つめながら「これが1日分かあ・・・・・つらいなあ・・・・・。木の根っこは、洗ってる?泥水じゃないかな?」
私:「そうだね、泥水じゃないといいけど、わからないな。・・・・・そういうことに関心があるんだったら、『お腹一杯食べない日』をたまーに、体験してみるのもいいんじゃない?いつも、お腹一杯食べるでしょう?それを、ちょっと少ないところでやめてみるの。そうすると、空腹がどんな体験か、次女ちゃんにも分かるんじゃない?お腹が空いている子供の気持ちが分かる人が増えれば、色々が変わってくるんじゃないかと思うんだよ。」
次女:「そっかー。満腹まで食べない、ね。うん」
こんな話をしながら、今日は沢山食べた次女。
食後にメモ書きをしながら、「ママ、これあとで、見てね」と言っていました。
そのメモが上の写真です。
せかいのこどもをたすけたい・・・。できなかったらじぶんもおなじになりたいな。
全部ひらがななのに2か所も間違えてる(笑)、と思いながらも、私は泣きそうになってしまいました。
できなかったらじぶんもおなじになりたいな
次女はまだ3年生。本当に厳しい状況に置かれている世界の子供たちの事を、全部知っているわけではありません。
だから書ける、とも言えるますが、私は、人はほんとうはこのくらい純粋に困っている人、弱っている人を助けようとする本能があるんだ、と感じました。
今の自分の持っているものがなくなっても。
たすけたい。
今日も子供に、大切な事を教えてもらいました。