こんにちは！
アクセスバーズ・ファシリテーターの鈴木優子です！
最近、25年ほど前に、始めてニュージーランドに行ったころ
のことを考えていました。
英語を習いだし、
ニュージーランドにワーキングホリデーに行くことになり、
それから、移住、結婚、出産。
私は何を求めていたのか？
ニュージーランドでの私の体験や暮らしを
振り返っていたら、
ある事に気づきました。
私は、何人もの、素敵なニュージーランドの女性たちに出会いました。
私の元夫のおばさんにあたる、アンティーと呼ばれる女性たちでした。
アンティー達は、専業主婦で、60代から70代でしたが、
日本でいうおばあちゃんという印象ではなく、
とても活動的です。
とてもたくましく、
そして、優しく、あたたかく、
家や部屋を素敵にきれいに保ち、
料理やお菓子作りをして、
毎日の生活をとても大事にしていました。
そんなアンティーたちは、私の心の支えでした。
こんな女性になりたい、と思いました。
私は、夫と結婚して、家族の中で、一人よそ者、
という孤立感を抱えてしまっていたのですが、
おばさんたちは、私を一人の人間として、
見てくれていました。
主婦のスペシャリストで、
野菜を育てたり、ガーデニングできれいな花を咲かせたり、
季節の野菜や果物を庭から収穫して、ピクルスや保存食品を作ったり
していました。
そして、何よりも、おばさんたちのあたたかさ、
が私を癒してくれました。
一番、始めにニュージーランドに旅行に行ったときに、
体験したファームステイでおもてなしをしてくれたのも、
素敵なおばあちゃんでした。
私はどれだけ多くの素敵な女性たちに
出会ってきたのだろう、改めて気づきました。
おばあちゃんと別れ際にハグをして、
来てくれてありがとう、と
言われたときに、
生まれて初めて、
人に、ありがとう、といわれたほどの
衝撃と、心があたたまるのを感じました。
私が求めていたのは、
人のあたたかさだったんだな、と
気づきました。
日本で３０年間近く生きてきた私には、人の温かさを実感することは
それまであまりなかったのです。
20年のニュージーランド生活の間に、
ほんとうにたくさんの人たちに支えて、助けてもらってきました。
そして、自然と人を癒したい、
あたたかさを分かち合えるようになりたい、と思うようになり、
アクセスバーズに出会い、
それが実現しました。
普段、過去を振り返ることはあまり好きではなかったのですが、
たまにしてみると、発見がありました。
あなたが本当に求めているものは何ですか？
