こんにちは。

さとうりさ です。

 

本日は、皆様に少しだけお話をしなければならないことがあってブログを記します。

 

先日、子育てマイスター協会の(共同)代表理事をしておりました石川氏がメディアを通し多くのお子様をお持ちの方々、またそれに関わる方々に

大変不快な思いをさせてしまうということが生じました。

つきまして、子育てマイスター協会のホームページより正式に謝罪のリリースをさせていただいております。

http://e-kosodate.org/20171027-2/

謹んでお詫び申し上げます。


 

石川氏の個人ブログを見ると、

以前に今回の発言と似たような内容が記載されていたようです。

同じ代表理事という立場にありながら、

私自身が教育評論家である石川氏のブログ掲載内容まで把握しきれていなかったため、

今回出演したテレビ番組での発言に関するFacebook投稿で、この件についてはじめて気がつきました。以前から気がつくきっかけがあったのにも関わらず、このようなことになってしまい、大変申し訳ない思いでいっぱいでございます。

 

子育てマイスター協会の方針とは全く異なる発言により、皆様に誤解を招くようなことになったことの責任ということで、石川氏の申し出により辞任を理事会にて承認受理いたしました。

 

おそらく今回のことで、たくさんの方を困惑させ、また不快な思い、不安な思いをさせてしまったに違いありません。正直、大変複雑な思いでいっぱいです。謝罪をしても済まないことなのかもしれません。

 

私自身、子どもを持つ母です。

今回の発言内容は、受け止め方によっては、

子育てをすることの怖さをあおるような内容だったかもしれません。

何を言いたかったかではなく、何が伝わってしまったか…なんです。

そして、私が聞いていても、状況によっては悲しくなるような内容だったと認識できます。

 

普段よりお子様をお持ちの保護者の方々とお話をさせていただくことが多い私の仕事ですが「お母さんとお子様が共にハッピーになるような子育てや学び」を少しでも伝えられたらとの思いで活動しています。

私の関わるどの事業においても、お子様の接し方に悩んでたどり着いてくださる方がとても多い中、一緒に感じ合いながら「大丈夫、一緒に楽しもう」というメッセージを私なりに送らせていただいているつもりです。

真偽に関わらず、世の中にある多くの「あおりの広告」に疲弊してしまっている方々が多く悩みを打ち明けてくださいます。そういう世の中で、自分を信じることができなくなってしまうのです。はじめて経験する育児で、確固たる自信をもって取り組める方は数多くないのが現実で、だからこそ、そういった世の中のあおりを受けて、不安になっている方が多いのだと思います。そして、私もずっとずっとそうでした。

だからこそ、伝えたいと思ったのが「自己肯定感」。全ての人を支えているものであり、高すぎても低すぎても何らかの影響が出てきてしまうもの…。

 

なので、とても今回のことは、私自身も苦しく思います。

本当に申し訳ない思いでいっぱいなのです。

 

子ども一人一人を見れば、同じ子は一人もいない。子どもだけでなく、全ての人はみな違います。

多様性の持つ力を信じているからこそ、

多くのお母さま方、お子様自身の力に少しでもなれたらと思っています。

 

協会にも、発達障がいのお子様をお持ちのお母さま方が多く学びに来てくださり、

そして講師の資格も取得してくださっています。

私自身もその密なコミュニケーションの中から、私自身がたくさんのことを学ばせていただいており、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。講師の方々の間では、もっと広まることで同じような立場で悩んでいるお母さま方の支えに少しでもなりたい…という話が、いつもされています。

 

多くのお母さま方、お父様方と直接お話をさせていただくことがとても多い仕事です。

また、多くの学校に取材に行きたくさんの生徒たち、先生方からたくさんのお話をうかがっています。そして、私自身も子どもたちと直接関わることを多く経験してきました。

その中で、常々感じているのが、多様性。一人ひとりが違うということ。

 

ひとつの偏った概念の中での強制が「正解」になってしまって、苦しんでいるお母さま方と話をして、少しでも緩やかな時間が増えればいいなと願いながらお話しています。

 

世の中には「こうでなければならない」ということがとても多く、

それにとても苦しみます。悩みます。

私自身も、自分自身の子どもと素直にそういう話をしています。

もちろん、絶対的なダメなことはありますし、なるべくこうなっていなければ不都合がおきやすいという事柄は多々あります。

でもそうではないことも、多くのことが「こうでなければならない」ということに結び付けられ、それが解釈できないとき、とても苦しみます。

 

大人だから、子どもだから、女性だから、男性だから、年齢が違うから…そんなことは何も関係なく、「こうでなければならない」に苦しんでいる場面は多くあるのだと思います。それは、あくまでも、私がたくさんの方々に出会ってきたことから私自身が感じていることにすぎません。でも、その出会いの中で、心がほぐれていってくださる瞬間にたくさん出会っています。

 

私自身は、

やさしくありたい…ただそう願っているだけなのです。

 

もう少し優しくなれたら…そうしたら、もっと楽しいことハッピーなことが増えるな。

 

そういうことから、優しい気持ちを持ちつつワクワクする気持ちが生まれてきたら、未来がもっとハッピーになるのではないかな?

そうして、自らができることを自らができるように必死に自分なりに頑張って、前に一歩ずつ進んでいるだけです。

 

あらたまった言い方では、伝えにくいと感じ、

私なりの言い方で伝えさせていただきました。

 

そして、

私なりにできることの中で、

協会の信頼も回復できるよう精進してまいります。

 

今後もご支援いただけますと嬉しく思います。

 

さとうりさ