こんにちは!

50代で国際結婚を果たした恋愛カウンセラーlinoです。

 

先回は、K1ビザ取得までの道程を長々とお伝えしましたが、

今度は渡米~現在までの状況をまた老婆心ながらのポイントも含めお伝えします(^_^;)

 

2019年3月7日

渡米!!♫♥

フィアンセビザ取得から3カ月後に渡米を決めました。

仕事、家族や友人との時間を過ごすため、しばらく離れる日本という国にせめて少しでも長くいたい

という気持ちからでした。春にもなるしね!

 

私は安くて一番時間数が短かったAir Chinaを使いました。

今まで彼のところに行く時は米国のAir Lineを使っていたので

中国、北京での乗り継ぎ大丈夫?と心配になりましたが

事前に調べておけば大丈夫だろう…今回はフィアンセビザ付だし!なんて甘い考えを持っていました・・・

でも要注意です!

いくら乗継ぎだけだとしても北京国際空港は広いことと

特にトランジット時間が2時間以内の場合は、間に合わなくなる可能性があるので

できれば避けた方が良いです。

※検索したところ、日本から海外の乗継の場合、移動時間、検査時間含め1時間10分ほどかかるという情報が出てきたのですが

私の乗り継ぎ時間は1時間15分というかなりぎりぎりの時間だったからです・・・

あわや乗り遅れるかも?とひやひやしながらの最悪なフライトでした。

羽田便だったので羽田空港で事情を説明しましたが

席を少し前にしてくれる以外、特にAir ChinaのCAに取り次いでもらえるわけでもなく

仕方なく飛行機に乗った後CAに再度申し出ましたが、更に前の席に移動させてくれただけで

着いたら早めに乗継審査に行くようにというだけでした。

取り急ぎ、北京空港に着いた途端、

走り、走り~!!

やっと見えてきた乗継という大きな看板に並びましたが、すごい人!

人員誘導しているスタッフに英語で事情を説明しようとしても「ここに並んでろ」と言われるだけ。

時間が過ぎていく中一向に人の動きがスローなままで

かなり焦り始めた頃、私が乗るはずのフライト便の対象者は前に来るよう、別のスタッフが大きな声でアナウンスしてやっと列を無視して前に進むことが出来、パスポート提示と持ち物検査に進めたのですが

理由がそこで分かりました!なんでそんなに渋滞になっているのかが・・・

なんとひとり!たった一人しか検査員がいないんです!

100人は超えていると思うあの列にたった一人??

不思議です。

増してその検査員はひとりひとりの持ち物全てを、バッグを開け検査しているので一人にかかる時間もかなりの時間を費やしています。

私も小型スーツケースの中に入れたPC入りのバッグ、大きめのバッグの中身も全て出してX線検査テーブルに出しました。

やっとの思いで、検査を終えたところ今度はどこに行ったら良いのやら・・・

探している時間がないので、総合案内に行きフライトゲートを確認して走りました。

また走り、走り~!

走ること5~6分。

途中で電気自動車に乗ったスタッフ?っぽい人に

「乗れば?どこのゲート?」と声をかけられましたが

もしかしてお金取られる?もしフリーなら有難いけど、そんなこと確認している場合じゃないしと

「NO Thank You」と言って走りました。

やっとゲートに辿り着きチェックイン!

なんとか間に合いました。

 

しかし、確か34Cという一番前の座席の通路側をお金を出して予約したはずが

羽田空港でちゃんと確認しなかった私も悪いけれど35Cになっている・・・

34Cの席も空いているし交換したい。

35Cは隣が男の人で既にかなり窮屈そうなシート。

そこで私はCAに聞いてみたが「あぁ、あそこはCAの席だからダメなの。」とあっさりと言われてしまいました。

実はAir China チケット購入の際は座席指定ができるのですが

購入後、予約ナンバーを入れサイトにログインし座席確認やシート変更をしようと試みても出来ません。

ちゃんと座席確認、変更のクリックボタンはあるのに、クリックしても画面が切り替わらずできない。

事前に確認し、もし他に良い席があればそちらに変更しようと考えていたのに出来ないので

仕方なく電話で確認したところ

当日チェックインの際、座席確認をしてくれと言われました。

どうやら、一度座席予約をしてしまうと座席変更はできないようです・・・

それをすっかり忘れていた私。

その時は乗継のことで頭がいっぱいで、うっかりしていました。

でも後の祭り・・・

私は14時間という長旅をお金を出したにもかかわらず、

証拠を提示したにもかかわらず、窮屈なシートで過ごすこととなりました。。。

おそるべし!Air China です

 

K1ビザで入国した際の注意!

やっとやっと!彼の元へ・・・

あと少しで会える!

彼の待つ空港へ着いた時には半ばもう疲れも吹き飛び、再会の瞬間のことを考えてウキウキムードだった私(^_^;)

(なんて言おうかな?どんなふうに待ってるのかな?サプライズはあるかな?)なーんて考えながら、大使館からパスポートと一緒に送られてきた書類(これは渡米した際、到着した空港の移民官に手渡ししてくださいと書かれたもの)をバッグから出し入国審査を待っていました。

私の番になり、意気揚々とブースへ・・・

そこで移民官に「Here you are this is my package」と言って手渡したところ

やはり今回もニコリともしない職員で

聞かれたのが

「いつ結婚するの?日程は?」

私はその時、もう90%は日取りを決めていたのですが

まだもしかしたら彼と相談して別日程にする可能性も多少あったので

「Maybe...March 22nd」と答えたところ

「Maybe?what? You dont know your wedding date? 」

そして、信じられない!君は90日以内に結婚をすること知っているよね???

とかなり切れられそうな言い方で怒られました。

このMaybe・・・

私は「おそらく」「きっと」という意味合いで使ったのですが

アメリカ人からすると、確定としては薄く まぁきっとね、とか

多分そのくらい?みたいな不確定な要素が強い意味で使う言葉だそうです。

なので驚かれたのも仕方がないのかも??涙

 

なんとかその場をしのぎ、これで終わりかと思いきや

奥からスタッフを呼び、「彼の後について行って。」とその職員に言われ

にこやかに笑顔を浮かべた男性職員に誘導されるまま歩いていくと

そこでまた「ちょっとここで待ってて」と言われパッケージを渡されました。

(え?何?まだ続きがあるの?)

と思って待つこと5分程

再度、移民官の前でパッケージを渡すと

名前とパスポートを確認され

「席に座って待つように」と案内されました。

そこには既に南米、中国から来た移民と思われる人々が既に30人ほど座っていました。

 

ブースは10個くらい並んでいるのに、移民局スタッフも10人ほどいるのに、おしゃべりしたり行ったり来たりするだけでしごとをしているのは2ブースの職員のみ。

その職員でさえ休憩なのか?たまにいなくなり次のスタッフが数分後に来るというそんなのんびり、ゆったりの状況。

これいったいいつまでかかるんだろう??

ほんとにまた不安が増してきた私。

既にこの時間、彼は空港に着いて私を待っているはず。

なのに、電話も日本から持ってきた電話はフリーワイファイも入らず連絡も取れない状況。

しかし思ったのは・・・

中国系航空で来て、ここでの移民での入国申請は日本人は私ひとり。

南米系、中国系の人々。

彼らは民族大移動のように、最低でも2人、多い人は家族中で入国しようとしている人たちばかり。

中国系家族は2組いたけれどそれぞれ10人を超える家族で

必ず車椅子に乗っている老人連れであること。

その光景に正直びっくりしました。

トランプ政権の今、それでもアメリカに移住するためにビザを取りこうして家族中で移住する人たちがいることが、海外では日常なのだということが日本人としてはちょっと信じ難い光景だったのです。

 

そんな状況なので皆それぞれに審査され、スーツケース、手荷物をまた全て開けてチェックされ、

入国申請の理由や何か通帳や証拠となるような書類を出している人もいました。

 

もう疲れも限界、のども乾いたし、これいつまで続くの??

いつになったら私は解放されるの???

 

と思い、意識もなんだか朦朧としてきた頃

名前を呼ばれました。

やっと、私の名前、私の番が来た!

 

そして呼ばれたブースに行くと

「90日以内で結婚すること知っていますね?」

と聞かれたので、「はい」と答えたら

「じゃあ荷物持って行って。Have a good day!」と言われ

終わりました。

ものの5秒です。

荷物検査もなく、そのまま、です・・・!

これが日本人、日本パスポートの威力?!

 

あんなにみんな検査され、質問され、ぐたぐたやっていたのに

3時間待って、5秒で終わるという・・・

 

だったら、ひとりの人用とか、国別とかに分けてほしいな…とちょっと思いました。

 

やっとやっと解放され、扉を開けると

そこには不安そうに私を探している彼の姿が!

彼の姿を見た時、私は初めて涙が出てしまいました。

安堵と久しぶりに会えた気持ちが感情的になったんですね。

 

こうして無事にアメリカ移住成功となりました★

 

2019年3月12日

銀行口座開設

持ってきた$に換金したなけなしの財産(笑)を早く手元からなくしたかったのと、今後の為に銀行口座開設がSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)なしで出来るか、銀行に確認したところ

スポンサーがいれば大丈夫だということで

彼との共同名義口座としてアカウントを開設しました。

 

Checking 日ごろ使う普通預金

Saving  定期預金

これを開設すると、付帯するDavid Cardを使う度に1回につき$1

Saving Accountに入金されていくということでメリットのある預金口座だなと思いました。

4月11日の時点で既に$30程貯まりました。

 

この頃からGC申請のフォーム入力などを始めました。

フィアンセビザ取得後から、仕事の大詰めを迎えたり

家族や友人との時間に時間を費やしてきたため、正直GC申請についてはこっちに来てからやればいいや!と思っていたのですが

5月27日までに申請し、USCISから申請受領の連絡が来ていることが望ましいと知り、慌ててやり始めた次第です。

 

2019年3月22日

結婚♥

3月17日にまず、住まいの地域にあるCItyHall に行ってMarriage Licenceを取得しないことには

結婚式がそこで出来ないので、取得に行きました。

2人の身分証明ができるもの、彼が離婚をしている場合はとりあえず離婚証明書、私も離婚証明書をとりあえず持参しました。

まず、荷物検査を受け中に。

入ると5人程Tシャツにジーンズ姿のお姉さま達が並んでブース内に座っています。

ガムを噛みながら、おしゃべりをしながらのかなりアバウトな感じの雰囲気(^_^;)

ただ仕事は早かった!!ベテランでした。

お互いの名前、生年月日を伝え身分証明となるパスポート、彼は運転免許証を提示。

特に離婚証明等は必要ありませんでした。

費用は$50ほどで、48時間以上経てば結婚式がそこで出来るという証明書のようなものです。

時間も10分程で終わりました。

 

そして当日。

予約を取る必要もなく、再びCity Hallへ。

彼のお母さま、弟夫婦に証人となってもらいました。

前のカップルが終わるのを待ち、部屋へ。

十字架の周りに赤いお花が飾られたとてもアットホームな感じの作りで

そこの職員の方が読む宣誓の言葉を彼、その次に私が繰り返し指輪の交換をして終わりました。

あっという間ではありましたが、遠い昔に○ン百万も出して挙げた結婚式の時より幸せ感が詰まった

瞬間でした。

費用はMarriage Sartificate 原本 コピー4枚で計$47

※これからGC申請、日本領事館での氏変更、婚姻届、SSN取得の際に必要になるので

4~5枚はコピーを取っておいた方が良いと思います。

 

その日は家族で夕食を食べささやかなお祝いをしました!

私の姓が変わり、この家族の一員になるんだなぁと感慨深く感じた日にもなりました。

 

2019年3月27日

ソーシャルセキュリティカード(SSN)取得にトライ

結婚後やるべきことを調べていたら、SSNを取得しておいた方が良いという記事をいくつか見たので

私も近くのソーシャルセキュリティオフィスに行ってきました。

SSNを取得しておくと、銀行口座開設、運転免許取得、その他夫の会社の保険等にも入れるので

安心だということだったのですが、私は既に口座も開設できているし、保険にも加入しているので

あとは免許証取得には絶対に必要!

日本のマイナンバーカードのようなものですね。

※TJ MAXの会員カード作成にもSSN必要でした

オフィスに必要書類を持って行くと

申請の名前と身分証明の名前が違うからと却下されてしまいました。

申請には結婚後の姓を記載していたからだということですが、

マリッジサティフィケート、K1ビザも持って行っているし、どなたかはそれで受けてもらえたそうなので

当たった担当が悪かったのか?

オフィスや担当によって、見解が違うようです。

もう、すぐGC申請ですので一緒にそこで申請をすることにして諦めました…

※申請は旧姓(パスポートの名前)でするようにしましょう!

 

2019年3月30日

GC申請

渡米後すぐに始めたフォーム入力、書類集めを少しずつやっていたのですが

参考にさせてもらっている何人かの情報からこれだと思う内容を揃え

念のためUSCISに必要書類と申請料金について確認をしたところ

全く違う回答をされ、USCISに納得できるまで連絡をすることにしました。

USCISは必ず30分以上は待たされます。

のに…その時々の担当によって言うことが違うので、本当に何を信じたら良いのか??

という感想になります。

けっきょくは今まで同じ道を通ってきた先輩方のブログを参考にするのが一番信用できるのかな?

で、やっと、4人目で自分が揃えてきた内容、料金と同じ回答をするスタッフに巡り合えました。

その方は、「ちょっとお待ちください」と保留することもなく

私が質問したことに全て即答で答えられたので、かなりのベテランで正確な知識を持った方だと

初めて安心しました!(^^)!

 

でもここまで来るにも、適当でいいじゃん!最初に言われた資料を出せばいいんだよ。

余計に払ったものについては返却されるし!

というアメリカ人の考えの夫と、ちゃんと正確に書類を提出したい私の意見の相違で

喧嘩にもなりだいぶストレスの溜まる仕事でした。

以前のブログにも記載しましたが

資料を送付する際は必ずトラッキングナンバー付の書留で出してくださいね。

 

渡米してから、1ヶ月以内で

結婚、GC申請まで終えました!

また改めて何か進行があればお伝えします。

 

この記事が少しでも多くの方の参考となりますように★

lino