捨てる経験をしたから、考えることが出来ました | 家と自分と家族が変わる選ぶ片づけ

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整理収納アドバイザーの藤原友子です。


私が普段アドバイスさせていただいている
お宅のSちゃんが先日誕生日でした


誕生日といえば、プレゼント。ママがリクエストを聞いたら
なんと「お菓子」


その理由は、
「おもちゃはあとでいらなくなって捨てるからもったいない
 自分の欲しいお菓子を買ってもらい、全部自分で消費する!」


まあ、なんとびっくり
Sちゃんも色々とプレゼントを考えたのだけど、今は欲しいモノがなかったのでしょう。


ここ数週間、ママが
「たくさん考えてお買い物をしよう!そうすれば本当に欲しいものとであえるからね」と
丁寧に話し、
幼稚園や小学校の作品を整理した時に、モノを手放す(捨てる)経験をさせたから、
モノは、最後には捨てることになるということを肌で感じていたのでしょう。


「捨てる」という行為は、もったいないという人もいるでしょうけど、
「捨てる」という現実を子どもに教えるのも大事なことです。
「捨てる苦しさ」を知らないと、どんどん増やし続けることにもなります
「捨てる」ことで学ぶことはたくさんあるのです


Sちゃんは一人っ子ではないため、おもちゃを手にしたら、
独り占めできないという思いもあったのかもしれません。


今まで、誕生日だから何かプレゼントをもらわなくては、という感じでリクエストしていたのだけど、Sちゃん、ちょっと立ち止まって考えて、

答えを出すことが出来ました。
誕生日でモノのプレゼントはなかったのに、
ママとSちゃんは嬉しい一日になったそうです


いつかSちゃんが、本当に欲しいものに出会った時には、張り切って買ってもらいたいなと思います
頑張っているSちゃん、そしてママありがとう


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